Headsのちょこっといいところ Vol.4 〜 スキルアップ編 | Headsのちょこっと良いところ
この記事では株式会社Heads各メンバーが取り組んでいるスキルアップについてのちょこっといいところをご紹介します。『ちょこっと』いいところなので、心揺れ動く感動エピソードはご用意しておりません!...
https://www.wantedly.com/companies/company_7052685/post_articles/932300
こんにちは、株式会社Headsです。
今回のテーマは伝達力、仕事をするには大切な『伝えるスキル』です!
皆さんはこんな経験、ありませんか?
「ちゃんと説明したのに、伝わってなかった……」
「言ったことと違う方向で進んでしまった!」
「良かれと思って動いたのに、相手の反応がイマイチだった」
仕事のやりとりは、「伝えた」だけでは不十分。
「伝わったかどうか」までがセットです。
私たちも日々のプロジェクトで、社内外のやりとりに悩む場面が少なくありません。
でも、そんなときに役立つのが、実際の現場で培われた伝え方の工夫。
今回は、「説明してるのに伝わらない…」を減らすための、実践的なコツを2つご紹介します!
コツ①:「小さなYES」を積み重ねる
コツ②:自分の話したいことではなく、『相手のメリット』を軸に伝える
伝える力は、「空気を読む」ではなく「構造をつくる」ことです!
▼こんな記事も書いています!
▼コーポレートサイトはこちらから
たとえば、クライアントに追加費用を相談したいとき、皆さんだったらどう言いますか?
「このままだとデザインが変わるので、追加費用が発生します」といきなり伝えると、ほぼNOと言われます。
でも、こんなふうに言い方を変えるだけで、反応は大きく変わります。
「費用について、少しご相談したいことがありまして……」→ Yes
→「◯◯という方向で進める場合、追加費用がかかってしまいそうなんです」→ Yes or Let's talk !
ポイントは、まず話を聞いてもらう体勢をつくること。
小さなYES(=同意)を積み重ねながら話すことで、相手との心理的な距離を近づけていきます。
これはプレゼンや報告、チーム内の相談でも応用できます。
「こうしたい」ではなく「こういう課題があるんだけど、相談してもいい?」
「◯◯というフレームワークを取り入れましょうよ!」ではなく「この問題について解決方法考えたんだけど聞いてもらえる?」
いきなり結論を押し付けるのではなく、相手の立場に立って「話を聞く準備」をさせてあげるのが、伝える側の段取りです。
伝わらない理由のひとつは、「自分本位な伝え方」になってしまうこと。
伝えたい気持ちが強すぎると、「こうしたほうがいい」「これが大事」ばかりを話してしまいがちですが、
それでは相手にとってのメリットが見えません。
たとえば社内で新しいフレームワークを導入したいとき
×「こっちの方が効率いいから」
○「これを使えば、毎週の集計にかかってた時間が半分になります」
「自分が何を伝えたいか」ではなく、相手がどう感じるかに軸を置いて話すと格段に伝わりやすくなります。
「報告のルールを変えたい」→「みんなの確認ミスを減らしたい」
「レイアウトを直したい」→「もっと読みやすく、印象に残るデザインにしたい」
内容を変えるのではなく、視点を変えるだけ。
これで、ぐっと伝わりやすくなります。
伝え方を工夫すると聞くと、「気を遣う」「察する」といったイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも本質は、『気遣い』ではなく『話をするときの構造』です。
コツ①の『小さなYESを重ねる』は『話の組み立て方を変える』ということ。
コツ②の『相手視点で伝える』は『切り口を変える』ということ。
伝達力とは、ロジックと工夫で組み立てられる技術です。
だからこそ、誰でもトレーニングできます。
「話が通じない…」と感じたときこそ、
一歩引いて、伝え方の構造を見直すタイミングかもしれません。
あなたの伝えたいこと、もっとちゃんと伝わるように。
今日から、ひとつずつ試してみませんか?