社会福祉士の使命とは?:人々の生活を支える専門家の役割 | ヘルスケア 最前線
こんにちは、ヘルスベイシスの採用担当の小林です。近年、高齢化社会であるためソーシャルワーカーが注目を集めていますが、本記事では、そんな社会福祉士についてご紹介していきます。社会福祉士とは?向いて...
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こんにちは、ヘルスベイシスの採用担当の小林です。
近年、社会の高齢化が進んでいます。そのため、介護福祉士の需要が伸びています。
本記事では、そんな介護福祉士についてご紹介していきます。
介護福祉士は、介護を必要とする人の生活や動作を支えます。身体的な支援だけでなく、コミュニケーションなどによって精神的な支援を行う場合もあります。また介護福祉士は国家資格であり、「社会福祉士及び介護福祉士法」で定義されています。
具体的には第2条第2項において、「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。」と記載されています。
介護士と介護福祉士は似ているので混同されるケースも多いですが、別の職種、資格です。介護福祉士は上でご説明した通り国家資格が用意されていて、資格に合格した人のみが就ける職業です。
一方で、介護士には資格は問われず、介護に従事する介護職員が介護士です。介護士が資格を取得して介護福祉士になる場合が多いでしょう。基本的な業務内容としては介護士も介護福祉士も同じですが、介護福祉士の方が経験が長い分リーダーを担当したり、資格手当もついて給料が高かったりといったことがあります。他には、介護福祉士は一部の医療行為が認められています。
介護福祉士の2022年度の合格率は84.3%です。例年は70%程度なので、2022年度の合格率は比較的高めです。いずれにしても合格率の高い試験なので、難易度は低めと言えるでしょう。
ただし、介護福祉士になるためには以下のいずれかのルートを減る必要があります。
福祉系大学を卒業するなどの養成施設ルート
福祉系高校からのルート
外国人としてのルート
現場で3年以上の経験を積み実務者研修を受けて受験するルート
介護福祉士は上記のようにあらかじめ勉強や現場経験を積んだ人が受験しているため、合格率が高いとはいえ受験者の平均レベルが高いという面はあります。
介護福祉士には一部の医療行為が認められています。具体的には、喀痰吸引による痰の除去、経管栄養による体外からの栄養や水分の投与などが挙げられます。ただし、ほとんどの医療行為は許可されていません。医療行為が必要な場合、看護師や医師が行う必要があります。
専門的な養成施設などを経ていない場合、従業期間3年以上、従事日数540日以上の両方を満たすことで介護福祉士の受験資格を得られます。つまり、3年目で介護福祉士の資格を取れるということです。
介護福祉士は、人の世話をするのが好き、コミュニケーションを取ることが好き、責任感がある、明るく元気がある、介護に興味を持って勉強できる、といった方に向いていると言えるでしょう。
介護福祉士の合格率は60%~80%ですが、社会福祉士は半分の20%~40%程度です。難易度としても社会福祉士の方が高いでしょう。介護福祉士にも受験資格が必要と説明しましたが、社会福祉士はさらに受験資格の条件が厳しめです。受験資格を見ても合格率を見ても社会福祉士の方が難易度が高いと言えます。
介護福祉士になるには介護福祉士資格が必要です。まずは介護福祉士試験の受験に必要な受験資格を得て、その後介護福祉士試験を受けて合格するという流れになります。受験資格を得るには、養成施設、福祉系高校、実務経験、といった選択肢があります。それぞれに期間の条件が定められています。
介護福祉士試験の勉強方法は、その他多くの資格試験と同じです。過去問、テキスト、模擬試験などを繰り返すことが重要です。介護福祉士試験は実技だけでなく座学試験もあるので、実務をこなすだけでなく試験勉強が必要です。独学ではなく通信講座や通学といった選択肢もありますが、独学で勉強して受験するのが一般的でしょう。
介護福祉士試験の合格ラインは、座学が75/125点以上、実技が60/100以上となっています。ただし年度によって難易度に差があるので、ここから数点の補正が入ります。
結果的に、合格ラインが78点になったり、55点になったりといったことがあります。ただし全体の得点だけでなく、科目ごとの基準もあります。11科目のうち1科目でも0点だと、全体の特定が合格ラインを上回っていても不合格になってしまいます。
介護福祉士に誠実義務はあります。誠実義務とは、言葉の意味通り誠実であるということです。つまり介護福祉士はサービスの利用者に対して誠実でなければならないということになります。
社会福祉士及び介護福祉士法第44条第2項には、「社会福祉士もしくは介護福祉士は、その担当する者が個人の尊厳を保持し、自立した日常生活を営むことができるよう、常にその者の立場に立つて、誠実にその業務を行わなければならない」と記載されています。
介護の最上位資格は認定介護福祉士です。介護福祉士の上位資格として2015年に制度化されました。逆に、介護福祉士の下位資格も存在します。下から順に並べると以下のようになります
介護職員初任者研修
介護福祉士実務者研修
介護福祉士
認定介護福祉士
介護福祉士は国家資格です。介護福祉士を取得することで、国に認められた介護職員になれるということです。国家資格なので業界内での評価も高く、資格を保有することで介護職種で転職などもしやすいでしょう。
介護職に向いている人の特徴として、以下のようなものが挙げられます。
人の世話をするのが好き
コミュニケーションが好き
そこまで神経質ではない
逆に向いていない人は向いている人の裏返しです。
人のことよりも自分のことが重要
コミュニケーションを取るのが面倒
神経質や潔癖症
以上のように、介護職には向き不向きがあります。
福祉の三大国家資格は以下です。
社会福祉士
介護福祉士
精神保健福祉士
上記の中で、直接的に介護を行うのは介護福祉士のみです。社会福祉士と精神保健福祉士は相談援助を専門とします。
ケアマネージャーの合格率は10%~20%程度です。介護福祉士の合格率は60%~80%あるので、ケアマネージャーの方が難易度が高いです。また受験資格という観点でも、ケアマネージャーは実務経験が5年以上必要です。
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