こんにちは、株式会社ISSUE人事部飯田です。
どこに行っても、花粉、花粉、花粉ですね。
さて、今回は3月1日に表向きは解禁された就職活動の流れを見て人事っぽい独り言です。
【ガクチカ】が重要視されていますが、それだけでいいの?ってお話です。
ガクチカ:学生時代に力を入れたこと
そもそも、なぜ企業がガクチカを求めるのか・・・・それは新卒採用をするうえで、企業が大事にしていることが学生のポテンシャルや意識、思考、行動力だからですかね。
仕事は学業と違って、明確な正解というものがあいまいで、また結果が出るのに大変な時間がかかります。三か月勉強したら偏差値10上がったよ!とかじゃないんですよね。
学歴だけだとやはり判断基準として足りなくて、学業以外に力を入れたこと【ガクチカ】なんですよね。
なので、【ガクチカ】の内容が何かというのはあまり興味はなく、『どんな苦労をして、何に気づいて、どう工夫して、どうなったか』ここがすべてなんです。対象は結構、なんでもいいんです。
さらに言うと、このトレンド以降に【パーパス】ってトレンドワードが出てきて、、、先日の日経新聞の就活特集の第二部でも、一番登場した単語が【パーパス】だったんじゃないですかね?
パーパス:存在意義
要は、ガクチカでも、学生の人となりを探って企業で長く活躍してくれる人を採用するのは難しいよねって結論が出て、じゃー、待っててもしょうがないから、自分たちから企業のパーパスを大々的に打ち出して、ここへの共感、ここへのマッチングで採用していこうって流れになったんです。
パーパスに共感して、ガクチカで自分の現在地を明確にして、マッチングをする。これが主流なのかもしれませんね。
ただ、ここで人事担当者の頭の中にもう一つトレンドワードがあって、それが【リスキリング】なんです。
リスキリング:学びなおし(Re-skilling)
終身雇用→ジョブ型雇用の流れになっていくうえで、現在の既存職員の活用法を考えらければいけない、この既存職員というのは、その昔、新入社員だったわけですよね。学歴やガクチカ、共感で採用した社員の数年後にリスキリングを会社が考えているという事実を理解すれば、就職のタイミングでここを理解している重要性がわかると思います。
一歩先行く就職活動でのエントリーシートのストーリーは、
①企業のパーパスへの共感
②共感を証明するためのガクチカ(マッチ) ※現在地
③現在地を踏まえたうえで社会人になってからのリスキリング(フィット) ※未来予想
こんな感じじゃないでしょうか。マッチした後にフィット。我ながら言い表現ですね!
現在地をきちんと把握して、どんな未来予想を立てているか、を話せるようになれば一歩抜きに出るんじゃないかな?と思います。
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