2025年4月1日にdotD noteに投稿された記事です。
Best User-First 賞を受賞された池野さんにインタビューをさせていただきました。
【受賞者のご紹介】
池野 美希 さん
大学卒業後、外資系 IT 企業の IT コンサルタントとして働いていた。
前職でプロトタイプや画面デザインをしたことに面白さを感じ、現在は子育てをしながら、Web デザインを学ぶために専門学校に通う。
1. 受賞の感想について
『Best User-First賞』の受賞おめでとうございます! 受賞の知らせを聞いたときのお気持ちはいかがでしたか?
池野さん:
素直に嬉しかったです!
画面を作る部分を頑張ったので、もしいただけるとしたらこの賞かなと思っていました。
2. 『Family Trip Planner』のアイデアについて
このサービスを考えたきっかけを教えてください。
池野さん:
もともと旅行が好きでしたが、子どもが生まれてからは、旅行の準備や計画が大変だと感じることが多くなりました。そのため、そういったサポートができるサービスを作りたいと思いました。
Family Trip Planner
具体的にどのあたりの準備が大変だと感じましたか?
池野さん:
まず、どこに旅行するのがいいのかなと探すのが大変ですね。宿が子どもを歓迎しているのか、子どもが楽しめる遊び場があるのかなど。
私は1日のスケジュールを立てるタイプなのですが、食事場所をどうしようとか。子どもがいると、お腹が空くと機嫌が悪くなりますから。
普段、旅行の計画を立てる時は、どのように調べていましたか?
池野さん:
気になる旅行サイトで「こども」と検索したり、行った人の体験談を見ることが多いですね。
3. サービスの特徴とこだわり
『Family Trip Planner』には以下のような機能があります。
- 家族構成や子供の年齢に応じたおすすめの旅行先提案
- 移動手段や目的に応じた旅行プラン作成
- 宿泊施設の比較・お気に入り登録
- 旅行プラン内での移動時間表示
- アクティビティの対象年齢や口コミ表示
- 旅行先に応じた持ち物リストの自動生成
- 予約情報の一元管理
特にこだわったポイントは何でしょうか?
池野さん:
ホーム画面の「どんな旅行がしたいですか」というところや、交通機関を選んだら「おすすめスポット」が表示されたりするところです。
私が調べた限り、そういった機能があるサイトはないと思います。
おすすめスポットの提案
4. 開発プロセスについて
作成された中で、苦労した点はありますか?
池野さん:
旅行の計画から実際に旅行に行くまでの流れを丁寧に見て、カスタマージャーニーを作りました。
カスタマージャーニーの中でどのような課題があるのかを探して、それを解決するサービスは何なのかを考えるのが大変でしたね。
競合調査も行われていましたが、どのような点を意識されましたか?
池野さん:
まずは旅行のサービスとしてどのようなものがあるのか。
次に、子連れの人を対象とした旅行のサービスにどのようなものがあるのかを調べました。
5. 参加しての感想
プロトタイピングコンテストに参加して、特に良かったと感じたことは何ですか?
池野さん:
前職でお客様の新規事業の立ち上げを支援したのですが、その際にプロトタイプを作った経験があり、非常にやりがいを感じました。
今回、プロトタイピングのコンテストがあるという事を知って、それに挑戦できたということ自体にやりがいを感じました。
コンテストを知ったきっかけは?
池野さん:
今、デジタルハリウッドという専門学校に通っていて、校内でコンテストのお知らせがありました。
学校の卒業生も活躍されている dotD(弊社) でコンテストが開催されると知って、応募してみようと思いました。
弊社からの作品へのフィードバックについてはどう感じましたか?
池野さん:
正直、マネタイズのところまでは考えられていなかったです。
サービス対象を「家族旅行をする人」に絞ると利用者も利用頻度も少ないので、指摘いただいたように、休日のプランを提案する等、幅を広げて考える必要があると思いました。
6. 今後の活動や展望
今後、このプロジェクトをどのように発展させていきたいですか?
池野さん:
「子どもがいる方」と限定せず、「旅行したいけど計画立てるのが面倒な人」や、「ペットがいる人」に広げて考えられたらいいなと思います。
今後の活動や夢についても教えてください。
池野さん:
仕事と子育てを両立できる方法を模索しながら、デザインに携わっていけたらいいなと思っています。
子育てをされながら勉強に励む池野さん。今後のご活躍を期待しています!
dotD では、一緒に働く仲間を募集しています!
ぜひ一度お話ししませんか?