こんにちは。株式会社知恵豆の川井です。知恵豆の社員旅行、略して「マメタビ」。今回は2泊3日マレーシア編!
ホテルはツインタワーと夜景を眺める立地
マメタビの企画担当から、ちょっと豪華なホテルにしました、と伝えられていました。
「社長の部屋は、かな〜り眺めの良いお部屋になっています!」
それは、ひと目見てみなくては!夜にはみんなでビールやお菓子を買い込み、社長の部屋へ...
クアラルンプールの象徴とも言えるツインタワーを間近に、下には広がる都市の街並み。夜にはライトアップされたツインタワーと夜景がキレイ。ぼんやり夜景を眺めつつ、いつも以上に話が弾んで、みんな寝不足になりました。
マーケットが楽しい!
大きな通りに所狭しと夜だけの屋台が立ち並ぶナイトマーケットは、まるでおもちゃ箱のよう。食べ物、洋服、小物、何だかよく分からないもの...ごちゃごちゃ感が面白いです。昼間に同じ通りを通ってみると、夜の賑わいは魔法か何かだったんじゃないかと思えるほど静かで何もない...。日中は、室内で涼しく過ごせる「セントラルマーケット」でのお買い物がオススメです。
危機一髪タクシー
クアラルンプール市内の移動はバスが便利。私たちも基本的にはバスであちこち行っていたのですが、途中、行きたい場所の近くにバス停が無かったため、タクシーを使うことにしました。基本的には、ちょっと割高にはなるけれど、ホテルやデパートにあるタクシー乗り場でコンシェルジュに手配してもらうのが安心、と言われていたのですが、近くのデパートではかなりの行列。行くのには時間がギリギリだったので、そこらへんのタクシーを呼び止めて行くことに。
「怪しそうだったら、乗らない」そう決めておけば大丈夫だよね、と。
呼び止めたタクシーの運転手は、満面の笑顔のお兄さん。行き先を告げると、ニコニコ「OK!OK !」とふたつ返事。金額も事前に交渉。...よし、これなら問題なさそう。安心して乗り込むことに。
「ニホン?」運転の最中、突然、ニコニコと日本語でお兄さんに問いかけられました。「はい」と答えると急にテンションが上がり、カタコトの英語で日本が大好きなこと、友人が居るとか、良いところだとか、そんなことをずっとまくしたてるように話すお兄さん。
ニホン大好き、って言われたら嬉しい。ウンウンと相槌を打って聞いていたのですが、マレーシアで是非行ってみてほしい観光地の話になり、おもむろにファイルを手渡されました。
「こことかオススメだよ、行ってみる?」
山...?
「どうする?ここ行ってみない?」
私たちが今走っているのは、首都・クアラルンプール。建物がひしめきあっていて、近くに山なんて見当たらない。
「あとは、これとか、こっちもオススメだよ!どれにする?」
ん? 行き先は伝えたはず...?
これはまずい、とファイルを返しました。このままだと、首都を離れ、どこか遠いお寺に連れていかれちゃう。相槌をうつのを止めて「行かない」と伝えてみるけど、日本大好きなんだ、良いところだから是非行ってみて欲しいんだ、となかなか諦めてもらえない。
「時間がありません。目的地に行ってください」
このお寺オススメなんだよ、ノー、時間ない、そんなやりとりを何度か繰り返すと、ちょっと寂しそうに「OK...」と諦めてくれました。
そして到着したのが、チョコレート工場。
「じゃあ、待っているから」中に促される...目的地ジャナイ...。ふと周りを見回すと、同じように戸惑った顔をした観光客がちらほら。
結局、チョコレート工場をぐるりとして、ようやく目的地に届けてもらうことができました。最初に交渉したはずの金額よりずいぶん高めの金額になっていたりと(ここでも揉めましたが、もう時間ももったいなくて折れました)、ドキドキのタクシーでした。
ホテルやデパートの手配してくれるタクシーが正解、割高だろうが待とうが、正解...良い学びでした。
ペナン島・プラナカンマンション
最終日、ツアーで訪れたペナン島は、首都クアラルンプールとは異なる街並み。こちらの方がカラフルです。色々な民族の歴史が詰まっているマレーシア。そんな多民族な雰囲気を味わうべく、この島へ来たらプラナカン様式の建築をぜひ見学を♪ 中でも「プラナカンマンション」は豪華絢爛でした。
トラブルも楽しむ
前述したタクシー以外にも、電車とホームの隙間に落ちたり、男性社員がクセ強めな男性のナンパに逢ったりと、それぞれに個人的な事件も起こった旅でしたが、これもまた良い思い出...。何より、私の印象に残っているのは、これまでのマメタビの中で一番夜景がキレイだったこと。マレーシアはモスクのイメージばかりだったので、とても驚いたのを今でも覚えています。視点を変えて国を知る楽しさもまた、マメタビの良いところ♪
過去のマメタビはこちらからどうぞ!