ー自己紹介をお願いします。
大学4年生の村本健人です。
慶応大学経済学部に在籍しており、ゼミではサービスデザインを専攻しています。このゼミを選んだきっかけは、「人間って面白いなぁ」と考えるようになったからです。チームラボの体験型アミューズメント施設に行った際、展示室と展示室をつなぐ廊下の材質が徐々に変化していることに気がつきました。「つなぎの部分はつまらない」というイメージが多くの人にあると思います。そこを楽しませる事でユーザー体験を向上させる工夫を実感し、人の体験にアプローチをかけ質を向上させるサービスデザインに興味を持ちました。
趣味は読書と海外サッカーを見ることです!
ーなぜVISIBRUITでインターンをしようと考えたのですか?
12月にコンサルティング企業から内定をもらい、残りの大学生活をどう過ごすか、を考えた時に「長期インターンに挑戦したい」と思いました。
今後のキャリアに生きるために、「コンサルティング」をキーワードにインターン先を探し始め、見つけたのがVISIBRUITでした。面接に進む中でサービスデザインの知見を活かせる新規事業開発のプロジェクトも存在することを知り、ゼミで学んだ事を実ビジネスで昇華させることができると考え、参画することを決めました。
また、もう一つの要因として代表の佐藤さんの存在がありました。佐藤さんと話してみて、「この方すごい」と率直に感じ、一緒に働いてみたいと考えるようになりました。
ーVISIBRUITはどのような雰囲気ですか?
1人1人が自律して働いていると感じます。自分の作業を自分で考えて進め、1人では実現できないこと、解決できないことがあればいつでもメンバーに頼れる環境があります。
個として独立しているからこそ、チーム単位で動く際にもスムーズに進むのだと思います。
また、僕のチームメンバーは皆良い意味で「変な人」です。
個性が確立していて、周囲に埋もれずいつでもその人らしさが光っています。
また、チームメンバー以外の社員やインターン生ともイベントなどで交流する機会が多く、全体としての仲がとても良いです。
ーVISIBRUITではどのような業務に携わっていますか?
インターン生5人と代表の佐藤さんで構成されるサービスデザインチームで、新規事業立ち上げに携わっています。
今後順調に形になっていけば、資金調達を目的とした投資家向けのプレゼンテーションにも参加させてもらう予定で、ピッチ資料の作成や情報収集、新規サービスの特徴や魅力の定義、練り直しなど日々試行錯誤しています。また、サービスを通して実現したい世界とは何か、ユーザーにとってどのような存在と成りたいのか、といったさらに抽象的なテーマについてもメンバーと議論し、言語化することを繰り返しています。
また、並行するサービス開発の過程では、実際にユーザーとなるペルソナにインタビューを実施して、就活や転職活動、採用活動のスケジュールについて全体像から1日単位の細かい部分まで聴き込み、ユーザーの不満や課題を仮定し、どうすれば解決できるかディスカッションをしています。
仕事をする際に意識しているのは、「頭を使うフェーズ」と「手を動かすフェーズ」を使い分けるようにすることです。例えば、何かリサーチを行う時でも、「今必要な情報は何か、どのようなアプローチで情報を取得すべきか、そもそも必要な前提知識はないか」と頭を使って様々な仮説を立て、思考を通してから手を動かすことを重視して進めていきます。事前に思考を整理する時間を確保することで、その後の作業に無駄が無くなりミスも減らすことができるので、より効率的になると実感しています。
ー業務の大変な点とやりがいを感じる点はありますか?
大変な点としては、自分の思考力が全く足りていないと感じることです。
社員の方々、特に代表の佐藤さんは頭の回転が速いだけでなく、その思考の深さも自分とは全く別物です。実際にミーティングをすると毎回自分との差を突きつけられます。
自身の変化を促すため、思考の瞬発力を鍛えるためのトレーニングに日々励んでいます。
また、「新規事業立ち上げ」に関わるのは初めてでまだまだ未熟です。自分が何をするべきか、どうすれば目標に近づくのかを考えながら仕事をすることは、大変な部分でもあり、やりがいを感じる部分でもあります。
ーVISIBRUITでのインターンで得たモノはありますか?
佐藤さんや社員さんとの議論などを通して自分の無力感を感じたとともに、その解決策まで明確になったことが一番の収穫です。
学校生活やアルバイトなどではなかなか自分に無力感を味わう経験はありません。この経験のおかげで自分がひと回り成長できた実感があります。
それに加えて、社会に出ても携われるか分からないような新規事業立ち上げプロジェクトに参加させてもらえており、これからのキャリアを考える上でも良い経験をさせていただいていると感じています。