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最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ

題名の言葉はアップルの創業者のひとりでCEOを努めたスティーブ・ジョブスの言葉です。この言葉は経営においても人生においても、大切にしたい考え方だと思います。

例えば経営において、”経常利益、昨対比120%”という目標があったとします。それを達成するための戦略を役員・幹部で議論すると、必ずと言っていいほど、「何をするか?」という議論が始まり、出てくる戦略も「何をするか?」にばかりに触れた戦略になることが多いように思います。

人間の特性なのでしょうか。成果を伸ばすときに、何をするか?という思考から始まります。恐らく「足りない」「不足している」という思いが強いのでしょう。

以前、陸上選手の為末選手も、「0.1秒走るために多くの陸上選手は、ここを鍛えよう、こういう動きをいれようとプラスばかり考えて悩んでいるが、実は、余計な筋肉を削いだり、余計な動きを無くしたり、引くことが大切である」とお話されていたことを記憶しています。

「足りている」「十分だ」という思いを持ち、何をしないか?何を引くか?何を削るか?という決断をすることが大切です。

「しないという決断」は何かをするよりも勇気が必要ですが、することを絞ることにより無駄・余計を省いていくと、その物事の本質(最重要なこと)が見えてきます。

パレートの法則にもあるように、人生・仕事の成果は2割の行動で8割の成果を作っています。
その2割こそが本質であり、最重要なことです。

スティーブ・ジョブスの言葉の通り、何をしないか”を決めて、あなたの仕事・人生の最重要を見つけていきましょう!

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