実は私、金融機関から出向でアイ・グリッドに期限付き移籍をしておりました。
学びが多く刺激的で、あっという間の1年でした。4月からは金融機関に戻って働くことになりますので、最後にアイ・グリッドでの1年間を振り返らせていただきたいと思います。
失敗を恐れるな!挑戦大歓迎の雰囲気
働いていく上でとても重要なポイントの一つが、会社の文化や雰囲気、一緒に働く人の人となりだと思います。
私の場合、新卒で入った1社目は業務内容と言うよりも、職場の雰囲気や文化が合わずに転職した、という経緯があります。金融機関ということもあり、チャレンジに対する評価よりもミスをしないことへの評価が大きく、常にピリピリしていました。良し悪しというよりも合わなかったほうが強いです。
アイ・グリッドで働いて感じたのは、私がこれまで働いていた環境とは真逆の雰囲気でした。挑戦を好み、ミスや失敗にはかなり寛容です。むしろ失敗から学ぶことが多い。だから失敗を恐れず挑戦するんだ!という文化です。会長の本多さんや社長の秋田さんもご自身の失敗を公言されており、社員の挑戦を促す文化が醸成されています。
会社として進む方向が決まると、それに向けて社員全員が協力しながらアイデアを出しながら前に進めます。良い意味で自分自身の役割がカッチリと決まっているわけではなく、プロジェクト単位で幅広にいろいろなことをカバーしていきます。そのため、何年経っても自分がやったことのない経験をすることができ、非常に成長機会の多い会社だと感じました。会社も個人も挑戦し続ける好循環が生まれています。
今述べた通り、積極性が歓迎されるため、意見も言いやすく風通しの良い環境です。このWantedlyでインタビューさせていただいた多くの方々も、アイ・グリッドの良いところとして風通しの良さを挙げています(是非他のストーリーもみてください!)。
親切な人が多い
アイ・グリッドのみなさんは本当に親切で優しいです。
挑戦できる環境があるだけでなく、それを支えてくれる仲間が周りにはいます。無関係の業務でも、相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれたりします。誰も答えが分からないことが多いからこそ、役職問わずお互いに相談し、議論をしながら進めるようなことが多かったように思います。転職者が多い環境で、経験されていることも様々なので、いろいろな知見をいただくことができ、自分のスキルや世界が広がるチャンスが多く転がっていると感じました。
バックキャスティングで物事を考える
アイ・グリッドはあるべき姿を描き、バックキャスティング的に技術やサービスを進化させていくことが多いです。描いた姿を達成するために、前例のないことにチャレンジします。そうすると、必然的に0⇒1で物事を考える機会が増えていきます。1を2にすることも大変ですが、0を1にしていくことのほうがもっと大変だと思います。そんな環境に身を置くことで、他とは全然違う密度の濃い学びや成長を得ることができます。
描いている世界がすばらしい。そして文化の浸透
アイ・グリッドは環境問題を解決するだけでなく、企業・地域をも活性化させる非常に魅力的なビジョンを持った会社です。単に再生可能エネルギーを増やすのではなく、自然を傷つけない屋根上での発電にこだわり、自然と人が安心して共存できるような街づくりをしています。
今は太陽光発電が中心となっていますが、これからもっと広い分野で、環境に優しい街づくりを推進していく会社になるのではないかと感じています。
そして、アイ・グリッドには、これまでお話した企業ビジョンや文化が根付いています。
全員が同じ方向を向いているので、部分最適ではなく全体最適を追求する組織になっています。そのため非常に力強く前に進むことができ、多少の困難はチームワークで乗り切ることができます。
ビジョンや文化が浸透している企業は新しい発想も生まれますし、スピード感や推進力も段違いだとこの1年強く感じました。
今、まさに拡大期!!
アイ・グリッドは今まさに拡大期に来ています。
私が戻る金融機関もそうですが、組織が大きくなるとどうしても文化が薄れ、横のつながりが失われ、部分最適が進む傾向があると思っています。拡大期にある今だからこそ、文化をより大切にし、業界、日本、世界を牽引すべき会社だと私は思います。
最後に・・・私のミッション
私は非常に密度の濃い1年を過ごすことができました。個の力がいくら強くてもチーム力がなければ、良い会社にはならないと感じました。
残念ながら私が所属している会社はまだまだこのチーム力が足りません。そしてチーム力向上に必要なのが、文化です。この1年間の経験を活かし、アイ・グリッドのような個人としても会社としても成長し続けられるような強い組織を作るべく、会社に還元していきたいと考えています。
1年間本当にお世話になりました。