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「"白水運輸の◯◯なら"と引っ張りだこになるような人材を育てたい」白水運輸の社長が語る展望とメンバーへの想い

こんにちは!白水運輸採用担当です。

この度、Wantedlyを通じて白水運輸の魅力を存分に知ってもらおうという企画をスタートさせることになりました。

記念すべき第一弾としてお届けするのが、白水運輸の顔ともいえる末岡社長のインタビュー。

  • 末岡社長自身が白水運輸に入社するに至った経緯
  • 社長になるまでの道のり
  • 今後の白水運輸について
  • 「こんな人と一緒に働きたい!」という人物像

など、これでもかというくらい語っていただきましたので、白水運輸に興味を持っていただいている方はもちろん、「ドライバーという仕事をしたい(もしくは今している)けど、今後の業界に不安がある...」という方まで、ぜひ最後までご覧ください。


末岡信也 プロフィール

白水運輸株式会社 代表取締役社長

高校を卒業後、独立行政法人ポリテクセンター名古屋港に入校。1年間かけて港湾業務に関係する8種の資格を取得した後、クレーンオペレーターとして白水運輸に入社。管理業務や営業業務などさまざまな業務に従事し、白水運輸の専務兼、子会社社長に抜擢された。

2023年4月、42歳という若さで白水運輸株式会社の代表取締役に就任。

クレーンオペレーターとして入社後、42歳の若さで社長に抜擢

ーまずはじめに、末岡社長ご自身のご経歴を教えてください。

普通科の高校を卒業後、独立行政法人ポリテクセンター名古屋港という、いわゆる若者を対象に港での仕事に従事するための資格支援を行っている機関に入りました。

そこに入ったきっかけは、私が高校3年生の時に父親が他界したことです。当時私の兄と姉は大学に通っていて自分自身も進学するつもりだったんですが、突然状況が変化して、「一家を支えなくては」という想いが芽生えて。

でも、いざ就職先を探してみたら、高卒で応募できる求人の初任給の低さに驚きました。「できるだけ高いお給料をもらえる仕事がいいな」と探している中で辿り着いたのが、クレーンのオペレーターだったんです。

オペレーターとして働くためには資格が必要だったので、1年間アルバイトをしながらポリテクセンターに通って、資格を取ってから白水運輸に入社しました。

ー最初は現場のお仕事をされていたんですね!

はい。19歳でクレーンオペレーターとして白水運輸に入社した後、運送業務や据付工事にも携わりました。段々と業務に慣れていくうちにお客様から「末岡君が来てくれると助かるよ」「末岡君が来てくれるなら(高い費用を払ってでも)明日も依頼するよ」などと言ってもらえることも増えて、嬉しかったのを今でも覚えています。

やっぱり、せっかく働くのであれば気持ちの良い環境で働きたいじゃないですか。なので現場のトイレが汚かったら勝手に掃除したり芳香剤を設置したりしていたんです。当時は「お客様に喜んでもらいたい」という想いでやっていたことですが、今思えば、そういった些細なことがお客様に気に入ってもらえるきっかけだったんだと思います。

それから、26歳の頃に当時の社長(現会長の久野さん)に声をかけていただき、現場業務からは一旦離れて、従業員をまとめる管理業務や営業業務に携わるようになりました。それから白水運輸の役員と子会社の社長を兼任して、2023年の4月に白水運輸の社長に就任したという流れです。

ー42歳という若さでの社長抜擢!ずばりどう感じましたか?

たしかに、白水運輸ほど続いている(創業から約100年)会社において、40代での社長ってあまり聞かないですよね。

私が管理業務責任者になった時のことを後から聞いてみたら、当時の社長に「会社を良くするためにはもっと色々と仕掛けるだと思います」と強く意見したのが評価されたようです。当時は「偉そうなこと言うな!」と言われたくらいなのに・・・(笑)きっと、当時の社長も会社に新しい風を吹かせようと考えていたんだと思います。

私自身、まだまだ未熟ではありますが、任されたからには責任を持ち、必ず白水運輸により良い革命を起こします!


「社長」という肩書を持っているからこそ大事にしたい従業員との距離感

ー実際に社長に就任されて経営を担う中で、「難しいな」と感じることはありますか?

一番は、自分の想いを従業員に正確に伝えることです。

白水運輸の場合、トラックやクレーンを動かすのも、据付工事を行うのも、倉庫作業もすべて「人」なんですよね。相手が人だから受け取り方も様々で、それぞれの表現が違ってくる。

だからこそ、白水運輸が大事にしている理念や価値観を大切にしながらお客様に向き合ってほしいと思うんですが、働くモチベーションが人それぞれである以上、それを従業員全員に理解してもらうのはすごく難しくて。

一方、そこが経営をしている中で面白い部分でもありますね。従業員に自分や会社の想いを分かってもらえたり、その部分にやりがいを感じてもらえたりした時にはすごく嬉しくなります。

ー末岡社長は、従業員とのコミュニケーションもすごく大事にされていますよね。

そうですね。やっぱり直接関わらないと伝わらない部分も多くあると思うので。

「社長」という肩書を持っていると、どうしても近寄りがたいイメージがあるじゃないですか。特に若手社員の場合、私に対して構えていると感じることもあるので、従業員が悩んでいるように見えるときには私のほうから積極的に声をかけるようにしていますね。

距離感が近すぎると感じたりおたがいに言い合ったりすることもありますが、意見が食い違うのが当たり前ですし、会社を良くしていくためには衝突も必要だと思っています。従業員がいてこその会社ですから、従業員の意見も直接しっかり聞きたいです。


「とりあえずやってみる」から生まれた福利厚生、なんと「Netflix観放題」!

ー経営者として、末岡社長が大切にしていることはありますか?

会社や従業員にとってプラスになりそうなことについては、「とりあえずやってみる」こと。「どうしようかな」と悩んでいるうちは、一歩も前に進めないですからね。悪い結果が出たらその時に辞めたり改善したりすれば良い!という気持ちで、とにかく動くことを大事にしています。

もちろん社内からは「そんなことやる必要あるんですか?」という意見が出ることもあります。その度に会社の目標を交えながら、そのために必要なんだということを説明するようにしています。

最近では、評価制度や給与形態を変えたり、ちょっと面白い福利厚生をスタートさせたりしました。

ー福利厚生でいうと、Netflix観放題は白水運輸ならではですよね。

そうですね。白水運輸では、費用は会社負担で、Netflixのアカウントを社員一人ひとりに付与しています。

プライベートを充実させてほしいという想いはもちろんありますが、どちらかというと「うちってこんな面白い福利厚生あるんだよ!」と周囲の人に広めてくれたら嬉しいなと思って、「とりあえずやってみる」の実験中です(笑)従業員一人ひとりが会社の広報活動を担うイメージですね。

あとは最近、資格取得に向けたスキルアップ支援制度や自由に使えるトレーニングルームを社内に設置しました。「ダイエット頑張る!」と言って使ってくれている従業員もいるんですよ。

これまで白水運輸では福利厚生に力を入れてこなかったんですが、働き方改革が話題となっている今の時代には合っていないと思い、最近はいろいろ取り入れています。


会社規模は大きくなくていいから、先進的なリーディングカンパニーでありたい

ー末岡社長から見て、運送業界は今後どのように変化していくと思いますか?

日本って、物流の中でもトラックが90%以上を占めているんですよね。宅配需要もどんどん増えているので、トラックの需要は変わらないと思います。

そんな中、2024年の4月からはドライバーの残業規制がいよいよ始まりますよね(2024年問題)。いわゆる法律的に働ける時間がグッと減るので、ドライバーが一定の収入を得るために、運送そのものの単価が高くなっていくはずです。

ただ、これまで運送会社はどちらかというとブラックと言われていて、長時間労働で低賃金という状況が当たり前でした。どうしても「下請け」のイメージが拭えず、そもそも単価が低すぎたんです。これからは、そんな運送会社があらゆる企業と対等にビジネスができるようになると思います。

ただ、2024年問題があるからといって、これまでより高い費用でこれまでと同じサービスを提供すれば良いわけではありません。数ある運送会社の中でも、明確に強みがあり、お客様に選び続けていただける企業がどんどん成長していく気がしています。

ーそんな中、白水運輸として大切にしていきたい「強み」は何ですか?

白水運輸は、運送業界の中でも重量物や精密機械に特化している会社です。例えば車を作るための機械のような何百キロ、何トンという単位の重量物や、少しでも雑に扱うとポキっと折れてしまうような繊細な機械を主に扱っています。そもそもこういった特化型の運送会社はそう多くないので、専門性が高いという強みがあります。

さらに、白水運輸では重量物や精密機械の運送だけでなく、据付工事や倉庫での保管も承っています。本来なら「配送は運送会社、据付は重量屋、保管は倉庫業者に依頼」というところを、一貫してお任せいただくことが可能なんです。もちろん運送だけ、倉庫だけ、というご依頼も問題ないので、お客様のニーズに合わせてカスタマイズできるという強みがあります。

ー白水運輸の展望を教えてください。

「会社が大きいから」ではなく、「白水運輸だから」選ばれる、付加価値を提供できる企業にしていきたいと考えています。

そんな中で、さっき紹介した福利厚生のような、新しいことにどんどんチャレンジしていくリーディングカンパニーでありたいです。


やる気と行動力があれば年齢や社歴に関係なく仕事を任せる白水運輸の社風

ー末岡社長が、一緒に働くメンバーに期待していることは何ですか?

白水運輸の採用では、過去の実績やスキルや能力よりも、会社の理念を素直に受け止め、一緒に頑張ってくれるかどうかを見ています。

私個人としては、今まではできなかったことをできるようになったときに喜びを感じたり、成長することが楽しいと思ってくれるような方と一緒に働きたいです。特に、「これをやってみたいんです!」という強い想いがある方をみると、応援したくなりますね。

ー白水運輸には、年齢や社歴関係なく挑戦できる雰囲気もありますよね。

そうですね。私自身、昔から様々なことにチャレンジしてきましたし、実際に実行してきたからこそ、今「社長」というポジションを任せていただいています。なので、従業員のみんなにも、同じように恐れずチャレンジし続けてほしいですね。

そして、そんなふうにやる気や行動力がある方には、新しい仕事もどんどん任せていきたいと思っています。実際、入社して数年にもかかわらずプロジェクトリーダーを任せている社員もいるんですよ。期待しているからこその抜擢なので、頑張ってほしいです。

ー最後に、未来の仲間に向けて一言メッセージをお願いします。

1日のほとんどの時間を働く以上、楽しく働きたいと思うのは当然だと思います。ただ、その「楽しい」を履き違えてほしくないと思っていて。休み時間に休憩所で同僚と話したり飲み会をしたりして「楽しい」ではなく、仕事での挑戦や成長を通じて「楽しい」を感じてほしいですね。

白水運輸は、会社法人となって約70年経つ企業です。これから100年以上続く会社にしていきたいと思いますが、この世の中、何が起こるか分かりません。今いるメンバー、そしてこれから入社してくれる方には、「白水運輸の◯◯なら」と引っ張りだこになるような人材になってもらいたいと思うし、そんな人材が育つ会社になるよう、私も全力で取り組んでいきたいです。

ー末岡社長、ありがとうございました!


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