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【社員インタビュー】入社5年目で本部長へ。社内トップクラスのスピードで昇格した秘訣とは

今回お話を伺ったのは、ソーシャルメディアマーケティング部門で第4本部の本部長を務める庄司さん。

現取締役の三木さんの言葉で入社を決意した庄司さんは、2年目にはマネージャー、3年目に局長、そして入社5年目で本部長へとスピード昇格しました。2024年上半期の総会では「ベストマネジメント賞」も受賞した庄司さん。昇進するために心がけてきたことや、マネジメントのやりがいについて伺いました。

「覚悟を決めてきなよ」取締役の言葉がターニングポイントに

ーープロフィールと入社の経緯を教えてください。

私は現在、ソーシャルメディアマーケティング部門の第4本部の本部長を任されています。この事業部は、サイバー・バズの主要事業であるSNSマーケティングを担っている部署です。2020年に新卒で入社し、今年で5年目になります。

就職活動は大学3年の6月頃、少し早めのタイミングから始めました。軸にしていたのは、インターネット事業を中心に事業を展開していること、そして抜擢文化・成長環境があるところ。大手企業やスタートアップ、ミドルベンチャーなど、幅広く見てきました。

その中でもサイバー・バズは、上司との距離感が近く、自分がしっかり成果にコミットできれば、昇進を狙える環境だと感じたんです。そして最終的な決め手になったのは、現在の取締役である三木の言葉でした。

他の会社だと「ぜひうちに来てよ」みたいな言葉をもらいそうなタイミングで、三木は「どの会社を選んでもいいけど、うちに来るなら覚悟を決めてきなよ」と言ってくれて。

そのとき、自分は成長環境が欲しいとか、スキルを早く身につけたいとか言っている割に、チャレンジングな選択をしてきていないなとハッとしたんです。ここが自分の人生のターニングポイントになるかもしれないと感じたのが、入社の後押しになりました。


ーーこれまでとは一味違う選択をされたんですね。

そうですね。サイバー・バズには割とパッションのある人が多いんですが、私はどちらかというと1歩引いてしまうようなタイプ。社内だとマイノリティになってしまいそうでしたが、それは逆にチャンスだと思ったんです。

タイプが違う人が多いからこそ多くを学ぶことができ、自分らしく振る舞っているだけで、この会社だと特別になれるかもしれない。そういう意味ではチャレンジでもありつつ、正直目立てそうだと思いました。

社内初!5年目で本部長へとスピード昇格

ーーこれまでどんなキャリアステップを経験してきましたか?

サイバー・バズの仕事は、アカウントプランナーと呼ばれる「広告プランナー×営業」を担う部署と、メディアサイドとして媒体やインフルエンサーに向き合う部署の大きく2つに分けられます。

入社時に配属されたのは、営業サイドである今の部署。1年ほどアカウントプランナーとして従事し、1年目の終わりにシニアプランナー、2年目の夏にはマネージャーへと昇格させていただきました。

それから新規部署の立ち上げに携わった後、3年目に今の部署に戻り、局長に昇格。3ヶ月ほど務めてからメディアサイドに異動し、新しく立ち上げたアライアンスを行う部署と、インフィード広告運用の2つの事業を統括する局長に就任しました。

4年目の夏にはまた元の部署の局長へ戻り、今年の10月に本部長に昇格。……というように、私は他の人よりも部署異動の回数がかなり多かったと思います。


ーーマネージャーから本部長へと昇進していく過程では、どのような変化がありましたか?

マネージャーになった当初は、自分の成功体験や考えを押し付けてしまったり、2年目だったので年上のメンバーとどう接するか悩んだり……チームを動かす難しさを感じました。

営業組織が6局体制だったので、局長になると「上場企業の売り上げの約6分の1の責任を背負っている」というプレッシャーとやりがいを感じましたね。数字に対する意識や積み上げで考えない等、視座が一気に跳ね上がりました。

また、外部の企業やメディアとコミュニケーションを取る必要性もひしひしと感じています。SNS広告は移り変わりの激しい領域なので、どれだけ正しい情報を得るかが非常に重要なんです。どうインプットしてどう会社に還元していくのか……この1年で特に意識するようになりました。

本部長になってからの変化はこれから感じていくと思いますが、責任の領域や規模がどんどん大きくなっている実感があり、やりがいにも繋がっています。


ーー昇進するために意識したことはありますか?

基本的に昇格には、上司がいなくても部署が回るような状態を作るか、上司が不得意な領域を極めて、その部分を任せてもらうかの2つのパターンがあると思うんです。マネージャーに昇格する前の上司はどんどん任せてくれる方だったので、いろんな領域を経験しながらも、「上司はここが得意だけど、ここは苦手だから自分が頑張ろう」と考えていました。

また「会社や上司が今どこを向いているのか」は常に気にしていましたね。その方向性にハマるアクションや、加速できるチャレンジをしていくと自然と会社の経営方針に沿って進んでいけるんです。もちろんそれ以外の足元の部分も、死ぬほど努力はしてきました。

もともと「早いうちにマネージメントをやりたい」という意向は入社直後から上長に伝え続けており、毎月の1on1などでも相談していました。だからこそ、昇進するための行動が早いうちからクリアになっていたんだと思います。

常に成長痛を感じながらも、メンバーの成長がやりがいに

ーー順調なキャリアを歩まれているように見えますが、これまで壁にぶつかったことはありますか?

最初の壁は1年目のとき。研修を終えて6月に配属された後、クリスマスの時期まで成果が出せなかったんです。同期がどんどん成果を出していく中、約半年間受注0。そのプロセスにはしんどさを感じていましたね。

また、メディアサイドの局長を任されたときも、なかなか期待に応えられないもどかしさがありました。求められていたのは、新しい事業でホームランを打つこと。ちょっとしたヒットは出せても、大きな当たりは出せなくて……。1を10にするのは多少得意でも、0を1にする難しさを痛感しました。毎週の上司とのミーティングが億劫でしたね。

その他にも、いつも今の自分の能力以上のポジションに引き上げていただいているので、正直常に成長痛は感じています。


ーーそれらの壁はどうやって乗り越えたのでしょうか?

大事にしているのは、ネガティブに考えて、ポジティブに行動すること。「自分ならいける」みたいな根拠のない自信を持てた経験は、人生で一度もないですね。一方で悲観もしていないので、今の状況を冷静に見て、最悪の場合の想定をします。そこから「なんで今これができていないんだっけ」といった疑問を自分なりに突き詰めて、答えが出ないときは上司に相談しつつ解像度を上げていくという意識を常に持っていたことが、乗り越えるきっかけにもなったんだと思います。


ーー働く中でやりがいや楽しさを感じる瞬間は、どんなときですか?

先日、半期の総会で「ベストマネジメント賞」をいただきました。その際のスピーチでも話したんですが、私はマネジメントって本当に楽しいと思っているんです。 

私は自分自身に対して、期待も悲観もあまりしていなくて。もちろんありたい姿や目標はあるんですが、何かを頑張るモチベーションになるのはいつも周りの人なんです。メンバーの成長やお客様からの感謝・評価など、自分の外側に頑張る理由があるので、マネジメントが好きなんだと思います。

そして、サイバー・バズには若い人や業界未経験の人が多いのもあって、メンバーが目に見えて成長していく。その過程には大きな喜びがありますし、メンバーの成長や組織の配置などがカチッとハマると組織は一気に強くなります。

部長や局長、マネージャーが決めたメンバーのミッションや行動プロセスは、成果に繋がり、それが給料に反映され、その給料はその人の人生を変えていく。だから私たちの意思決定は、メンバーの人生を左右する重要なものだと思うんです。責任は大きいですが、メンバーの人生を背負えることは、マネジメントの一番の面白みだと思っています。

活躍のコツは、主体的に責任のサイズを大きくしていくこと

ーー庄司さんのように活躍するためには、どんなことが大事だと思いますか?

私が人生の中で大事にしているのは、当たり前を当たり前以上にやること。そのうえで自分の中の “当たり前” の基準を上げていくこと。そうすれば、お客様の当たり前よりも、自分の当たり前の方が高い状態を保てるので、満足度が上がると思うんです。

また、真っ当であることは意識していますね。何かよくないことが起きたときも、どうにかうまく見せようとするのではなく、あくまで誠実であることが、後の信頼にも繋がるはずです。

その上で活躍するのに必要なのは、どれだけ主体的に物事を取りに行けるか。チャンスを自分で探して飛び込んでみたり、課題にいち早く気づいて取り組んだり、気づいてアクションを取ることが大事です。そうして自ら背負う責任のサイズを大きくしていくことが、昇進に繋がるのではないかと思いますし、それがベンチャーで働く醍醐味だと思います。


ーー最後に、今後の目標について教えてください。

最終ゴールは入社前からずっと変わっていなくて、何かしらの事業や経営に携わりたいと思っています。

中長期的な目標は、今任せてもらっている事業をスケールさせること。そこにコミットしつつ、全社を横断した取り組みにも主体となって取り組みたい。そうして若いメンバーへの新しいチャレンジの機会を作っていきたいです。

私はこの会社に採用してもらい、育ててもらってきました。まだまだ恩返しできていないので、まずはそこをやりきっていきたいです。

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