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ミイダス流、アウトプットを維持するリモートワークの秘訣とは

ミイダスで技術者の採用や組織開発を担当している堀端です。

ミイダスでは2020年3月からリモートワークを本格的に取り入れています。現在、リモートワークの活用頻度については、従業員の安全を第一に考え、希望者はリモートワークOKという方針を決めています(2021年3月まで)。

昨年までは、「週1回までリモートワーク可能」というルールでしたが、現在では多くのメンバーがリモートワークを活用しながら、リリースの遅延などもなく業務を進めることができています。この記事では、そんなミイダスならではの、リモートワークtipsをご紹介いたします。

いきなり連絡したら迷惑じゃないかな・・・?という不安は持つ必要がない。いつでもSlack通話をして良いという文化を醸成

リモートワークを導入する上での代表的な障害の一つとして、「リアルタイムかつ気軽に質問や連絡、相談がしづらい」ということがあると思います。同じオフィスにいて隣の席に座っていれば、一瞬で聞けてしまうようなことでも、物理的に距離が離れているだけで聞きづらくなる傾向にあります。用事がある度に、相手の予定をカレンダーで確認して、空いている時間を把握し、その時間にまた連絡するというのは結構な時間のロスになります。
また、過去のミイダスだとSlackでいきなり電話をかけるのに抵抗があり、DMで「今通話してもいいですか?」とメッセージを確認してから電話をかけることが多かったです。

現在のミイダスでは、「聞きたいことがある時は、いつでもお互いに通話してOK。」という文化が根付いています。この文化を醸成するために、まずはリーダー陣から「リモートでもオフィスで働いている時と同じように気軽にコミュニケーションがとれる状態」があるべき姿である、と各チームに伝えた上で、人事にて最低限のルールを作りました。具体的にはSlackのステータスを、「リモートで作業中」「オフィスで作業中」「取り込み中」「休憩中」等、各自に無理ない範囲で更新してもらうというルールを作りました。これらの最低限のルールを適応することで、お互いの状況が分かりやすくなり、いつでも気軽にコミュニケーションをとれる文化の醸成に繋がりました。
これらのルールは縛るような内容ではなく、「他予定が入っていたり休憩中だったりした場合は、即時に対応できなくても問題ない。後ほど折り返すことは忘れずに。」という共通認識の上成り立っています。
また、GoogleのMeetを利用したオンラインミーティングも積極的に行っています。

実際に働く人からは、「遠慮せずにいつでも連絡していい、というのが組織内の共通認識になったことで、些細なことでも連絡しやすくなった」という声が多く挙がっています。

経営メンバー・人事との接点を増やすことで、新たに入社するメンバーもいち早く馴染めるように

リモート下でも組織の規模は順調に成長しているので、新しく入社してくれたメンバーがいち早く組織に馴染めるように、経営メンバーや人事との接点を増やしました。全体の共有会を行い、組織のメンバーを全員集めて、新しいメンバーをしっかりと紹介することや、四半期に一度代表自ら、プロダクトの戦略や方向性を伝える機会を設け始めました。また、人事が入社6ヵ月までのメンバーは毎月面談を実施し困っていることをクリアにするなどフォローアップの施策も強化しています。

オフィス環境も残すことで、有意義に活用してもらう

プロダクトのテストや、今後の方向性についての議論などをしっかりしたい時に、密になることなくオフィスに集まってもらえるよう、元々のオフィスを解約せず構え続けるという決断をしています。集まっていっきに進めたい業務があるチームは、集中的にある1週間だけまとめて出社するなど、リモートワークとオフィス出社を上手く使い分けてもらえるようにしています。

コミュニケーション量を増やすことで、離れていてもワンチームを意識

コミュニケーション量を増やす施策を展開することで、心理的安全性を確保しながら働ける施策も意識的に取り組みました。

具体的には以下のような施策を取り入れています。

・チームごとにDiscordの部屋を作成。「今ちょっといいですか?」と気軽な質問ができるように
・各チームの裁量で、朝会と夕会を実施。困っていることがないかなど状況を見える化
・毎週金曜に各チームがリリースした機能の共有会を行うことでチーム間のコミュニケーション機会を創出

これらの施策の導入により、今まで以上にコミュニケーション量が増えたと感じます。

※ミイダスのDicord。これでボイスチャンネルをテーブルに見立ててオンライン飲み会もやっています。

今後の課題

・生産性を開発全体で測れるようにする
PMOがジョインし、開発全体の生産性を計測するため、全担当者のどこに時間がかかっているかコストを計測できるように調整しています。

・対面で行うべき部分は明確化する
新しくジョインしたエンジニアの受け入れについては、一定期間は対面でやった方が良さそう、など生産性や安心感といった観点で検討しています。

・遠方や海外在住者の採用
業務内容によっては働く時間帯に縛られない物もありそうなので、検討していきたいと思っています。

・私用PCの利用
セキュリティの観点で、今は原則会社からPCを貸与しておりますが、自宅の慣れ親しんだ作業環境を活かせるように、セキュリティ強化をした上で私用PCを利用できる仕組みも検討しています。

上記のような課題に対応し、リモートワークの生産性を上げていけるように絶えず工夫していきたいと思います。

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