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【フレックスタイム制度を導入しました!】GROOVEにおける”働きやすさ”とは

こんにちは、GROOVE採用担当です。

今回のテーマは、今年4月に導入された「フレックスタイム制度」について。
仕事選びをする中で、働き方が気になる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、

・なぜフレックスタイム制度を導入したのか?
・導入後、社員の働き方はどのように変わったのか?
・今後の課題は?

などをまとめています。

ぜひ最後までご覧ください!

フレックスタイム制度導入の背景

GROOVEはこの2年間で、創業メンバーを中心とした10名規模の会社から50名規模の会社へと大きく成長しました。社員数の増加に伴い、個人の事情や業務の特性を考慮しながらも、適切なルールを整備しておく必要性を強く感じ、今年、本制度導入に踏み切りました。

背景としては大きく2つです。

1つ目は、個々の事情に柔軟に対応した働きやすい環境の実現です。

採用を強化する中で、結婚や出産といったライフイベントを控える社員や、子育てと仕事を両立させながら働きたいと考える社員が増えてきました。こうした状況に対応するために、柔軟な働き方ができる環境を整える必要がありました。

2つ目は、ECコンサルティング業務の特性を踏まえた働きやすさです。

特にセール前後の時期はクライアントとの接点が増えるため、業務が繁忙期を迎えます。その際、「公式に夜間対応ができたほうがよい」との声が社員から上がってきたことも、今回の制度導入を後押ししました。

しかしながら、今回の制度導入の目的は単に「働きやすさ」を追求するだけではありません。

GROOVEの行動理念である「GROOVE Leadership Principles」(以下、GLP)に掲げる「スマートワーキング」の実現こそが、本制度導入の本質的な目的です。

では、具体的に「スマートワーキング」とはどのような取り組みを指すのでしょうか。

今回の制度導入を推進した管理本部・人事労務の若山さんに詳しく話を伺いました。

GROOVEにおける”働きやすさ”とは

ー「スマートワーキング」とはどのような働き方なのでしょうか

GROOVEには創業当初から、「社員がGROOVEで活躍するだけでなく、個人としても輝き、自分の人生を大切にしてほしい」という考え方があり、今回のフレックスタイム制度の導入には、「自分の働き方は自分で選んでほしい」という会社からのメッセージが込められています。

GLPは全部で14項目あり、「日本のモノづくりをUpdateする」というビジョンを達成するために必要な指針です。会社として成果を残し、クライアント、業界、人々の生活をアップデートすることを目指しており、個人としても、GROOVEに所属していることで自身をアップデートしてほしいと願っています。

「スマートワーキング」はその14項目の中の1つであり、それ単体で実現することが目標ではなく、アップデートを実現するための手段として、この概念が生まれたのがGROOVEの特徴的なところだと感じています。

「働きやすさ」という概念は人それぞれ異なりますが、GROOVEにおける働きやすさの本質は、「不自由や不都合を取り除き、社員自身が望む環境を自ら作り出せるようにすること」にあります。社員一人一人が自分が本当に注力したいことに集中でき、最高のパフォーマンスを発揮できる職場環境を整えたいという想いが、この理念の根底にあります。

例えば、私自身を含めて子育て中の社員にとって、これまで定時としていた10〜19時の勤務時間すら、時には不自由に感じることがあります。特に保育園のお迎えなどを考えると、19時まで働くのが難しいというのはよくある話です。時間の制約で、本来やれる仕事や挑戦したい仕事を諦めてしまうのは、非常にもったいないことだと思います。

実際、フレックスタイム制度の導入後には、在宅勤務時と出勤時で勤務時間を調整し、出勤時の勤務時間を短縮した社員がいました。家を出る時間を30分遅らせることで、小学校に登校する子どもを家で見送れるようになり、その後もお迎えに行く時間を確保できています。

子どもが喜んでくれたことや、家族から仕事を応援してもらえるようになったというエピソードを聞き、これこそが「スマートワーキング」の実現であり、非常に素晴らしい事例だと思いました。

ー社員のリモートワークの活用頻度はどのくらいでしょうか

GROOVEでは、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッド勤務制度を採用していて、社員の平均的な出社頻度は週2〜3回程度です。行動理念として、「状況に適したコミュニケーション」を重視しているため、あえてフルリモート制度にはせず、柔軟性のあるハイブリッド型を選択しました。

特に、ブラックフライデーやプライムデーなどのAmazonのセールイベント時には、出社する社員が多く見られます。こうした繁忙期には、リモートでのやりとりよりも、隣に座りながらリアルタイムで情報を共有する方が効率的である場合が多いです。

「スマートワーキング」の基本は、その時々で最も生産性の高いコミュニケーション方法を選択することにあります。

GROOVEでは未経験で入社する社員も多いですが、出社して先輩社員と直接話をしたり、仕事の進め方を間近で学んだりすることで、早く成長することができます。特に、入社後の3か月間は研修期間としており、基本的にオフィス勤務としています。その後も、業務に慣れるまで毎日出社を続ける社員も少なくありません。

新人が多い現体制においては、一人で悩むことなく仕事を進められる環境を整えることも重要だと考えています。こうした背景からも、出社とリモートの両方を取り入れたハイブリッド型の働き方は、現時点でのGROOVEに非常に適していると実感しています。

相互理解と信頼関係構築がしやすい組織へ

ー導入してみてどのような変化がありましたか

管理本部の視点から見ると、これまでの定時勤務に慣れている社員が多いため、大きな変化を実感するにはもう少し時間がかかりそうですが、多くの社員が今回の制度をポジティブに捉えている印象があります。

実際に実施したアンケートでも、肯定的な意見が数多く寄せられました。

特に、結婚されている方や子育て中の社員からはメリットを実感する声が多く聞かれました。例えば、朝8時頃から仕事を始め、夜は早めに退勤することで、仕事と家庭の両方にしっかり向き合えるという声があります。

また、子どもがいない社員からも、平日の昼間に病院や美容院へ行くなど、これまで休日にしかできなかったことを平日に済ませられるようになり、生活の利便性が向上したという意見が寄せられました。

さらに、セール期間中には、夜間対応に合わせて日中に休憩時間を取ることで、心身共に負担が軽減されたという声もありました。

こうした意見を見ると、制度導入後の変化は、仕事そのものよりもプライベートの充実や家族との過ごし方、健康管理に関する点で大きな影響を与えていることがわかります。

一方で、働き方の自由度が高まったことで、お互いの自由をどのように共存させるかが今後の課題として浮かび上がっています。具体的には、社内コミュニケーションのあり方、稼働時間の把握、業務の進捗管理といった面はまだまだ改善が必要です。

これらの課題を解決するために、社員同士の相互理解を深める場や、業務連絡を超えたコミュニケーション設計の施策を進めています。

GROOVEらしい働き方とは何かを引き続き模索しながら、制度をアップデートし、より良い環境の実現を目指していきたいと考えています。

本日は、フレックスタイム制度導入の背景とGROOVEが大切にしている価値観について紹介しました。

ECコンサルタントも募集していますので、気になった方はぜひ「話を聞いてみたい」のボタンからのエントリーをお待ちしております!

次回もお楽しみに♪





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