プログラミング学習を始めたばかりの人が、最初に感じる戸惑い。
それは「何が分からないのかすら、分からない」という状態だと思います。
何を調べればいいのかもわからず、誰かに質問しようにもどう聞いたらいいのか言語化できない。
頭の中がもやっとしたまま、手が止まってしまう。
実はこれ、誰にでも訪れる「初学者の壁」なんです。
❓「分からないことが分からない」ってどういう状態?
・調べたいけど、キーワードすら思いつかない
・質問したいけど、そもそも何を聞けばいいか曖昧
・自分でどこまで理解できているのかも分からない
そんなとき、自分は全然ダメだ…と落ち込む気持ち、すごくよくわかります。
でもこの“もやもや”こそ、本当のスタートラインなんです。
🔍「いい質問」よりも「今の思考を整理すること」が大切
いきなりうまく質問しようとしなくて大丈夫。
大事なのは、自分がどこまで分かっていて、どこから分かっていないのかを「見える化」すること。
おすすめなのは、紙に書き出してみることです!
- 今やろうとしていること
- その手順や目的
- わからない単語、つまずいた箇所
- 調べたこと/考えたこと
たったこれだけでも、「あ、私はこの言葉の意味が曖昧なんだ」とか「この処理の“なぜ”が理解できてないんだな」といった“気づき”が生まれます。
✋「こんなこと聞いていいのかな?」は、聞いていい。
もやもやしたまま抱え込むと、焦りや自信喪失につながってしまうこともあります。
だからこそ、完璧じゃなくても、「今ここで止まってます」「こう調べたけど分かりませんでした」と素直に共有することが、とても大切です。
それだけで、周りはあなたが“考えていること”を受け取って、適切なヒントをくれるはず。
💡成長の土台になるのは、考える“プロセス”
わからないことを、ただ“教えてもらう”のではなく、
“どう考えて、どこで止まっているのか”を整理すること。
そのプロセスこそが、後々一人で学ぶ力や実務での自走力につながります。
✔️まとめ:初学者にとって大事なのは…
- 頭の中を紙に書き出してみる
- 質問のうまさではなく、「考えようとしたプロセス」
- 答えを探すより、「今の状態を素直に共有する」こと
- わからないことがあるのは成長の入口。恥ずかしがらずに言葉にすること
「分からないことが分からない」は、“止まっている”のではなく“伸びしろがある”というサイン。
その一歩を、ぜひ焦らず・素直に踏み出してみてください💪