こんにちは!B-by-C株式会社 取締役の浅野です。
このページを読んでくださっているあなたに、率直に伝えたいことがあります。
B-by-Cは、ただ「美容や健康のサービスを提供している会社」ではありません。
倒産寸前の危機から始まり、社員を守るために命をかけた社長の決断、IPOを断念するほどの大胆な方向転換、そしてコロナ禍での急成長。
そのすべてを乗り越えながら、「挑戦すること」だけを選び続けてきた企業です。
B-by-Cが社員にとってなぜ特別な存在であり、未来にワクワクできる組織なのか、その魅力を少しでも感じていただければ嬉しいです。
▼B-by-C株式会社とは
「恋する100歳、働ける120歳」をミッションに掲げ、美容と健康の分野で新しい価値を生み出している企業です。
21世紀最大の社会課題とも言われる“未病”の解決を目指し、主力ブランド「COREFIT」をはじめ、AIを搭載したスマートミラーなどのプロダクトを開発してきました。
私たちが考える美容は、外見を整えるだけのものではありません。
細胞レベルで人を芯から美しくし、自己肯定感を高める本質的なアプローチです。
国内外から注目が集まる今、美容・健康の領域で新しい市場を切り拓きながら、社会課題の解決にも挑戦を続けています。
▍B-by-Cを支える3つの”理念”
B-by-Cの根幹には、「社員」「関わる人」「社会」に向けた3つの理念があります。
①私が全社員を幸せにする、大切にする、世界一の企業を作り上げます
これは、社員に向けた理念であり、会社の存在理由そのものです。
社長はいつも未来の絵を鮮明に描き、そのビジョンを社員と真正面から共有してきました。
経営の歴史は、決して順風満帆ではなく、資金が底をつきそうになった夜も、取引先から背を向けられた日もあった。それでも社員たちは「この会社をどう立て直そうか」「自分にできることは何か」と、顔を上げて挑み続けてくれたのです。
倒れてもまた立ち上がるその姿は、単なる従業員ではなく、会社の未来そのものをつくる存在でした。だからこそ『この人たちは何があっても守り抜く』という社長の覚悟から理念という形に結晶しています。
②私たちは関わるすべての人に夢の上書きを実現します
「恋する100歳、働ける120歳を当たり前にする」この壮大な理念を実現するために、私たちが掲げた鍵は “生きる希望” です。
人が人生に希望を持ち続けるためには、自分で自分自身を肯定できる心の土台が必要で、その核となるのが「自尊心」。
美容には、ただ外見を整えるということ以上の力があります。
鏡に映る自分を「これが私だ」と愛せるようになったとき、人は心から誇りを取り戻し、未来に挑む勇気を手にするのです。
自尊心が高まれば、たとえ逆境に立たされても人は立ち向かえる。
「もう無理だ」と思ったその先で、「いや、まだできる」と自分を信じ、次々と夢を上書きしていける。
そんな人間の可能性を信じたからこそ、この理念は生まれました。
③恋する100歳、働ける120歳を当たり前にする
私たちにとって会社とは、単に利益を追う器ではなく、社会の問題を解決するための存在でした。
だからこそ自然に湧き上がったのが、
『どうせやるなら、21世紀で最も大きな社会問題を解決しよう』
という決意でした。
実際、現代社会には“未病”という見えにくい課題があります。病気と診断される前から、心と体の不調に苦しむ人が急増している。誰もが気づかぬうちに未来を奪われていく、その現実を変えたいと強く思ったのです。
こうして誕生したのが、社会に向けた理念でした。
そして「社員を何より大切にする理念」「関わる人の夢を上書きする理念」、さらに「未病を解決し、社会を変える理念」この3つが揃ったとき、B-by-Cの文化を支える揺るぎない柱が築かれました。
では、これらの理念がどのように生まれ、どのように血肉となり、私たちの挑戦の原点になっていったのか。
ここから先は、数々のエピソードを交えながら、その軌跡をお伝えしていきます。
▍「社員を守るために」始まった会社
話は当時執行役員だった現在の社長がベンチャー・リンクから当時子会社であったB-by-Cを買い取った時に遡ります。
2008年、親会社のベンチャー・リンクが倒産の危機に揺れていた頃、B-by-C(当時はミッショナリー)もまた、赤字は3億6千万円、債務超過は2億円という、まさに息絶え絶えの状態に追い込まれていました。
そのとき、立ち上がったのが当時執行役員だった佐藤社長です。
周囲からは「どう考えても無理だ」「沈む船に残る必要はない」と止められたそうですが、自らの私財を投じて会社を買い取り、独立という茨の道を選んだのです。
なぜそこまでの決断ができたのか。
理由は2つあったといいます。
ひとつは、社員への恩返し。
事業を立ち上げた当初、会社に寝袋を持ち込み、夜通し働き続ける社員たちがいました。体は疲れ切っているはずなのに、文句を言うどころか笑顔で「次はどうすればもっと良くなるか」と語り合う仲間たちを見て、彼らの生活と雇用を何が何でも守りたいと強く思ったといいます。
もし会社が潰れてしまったら、彼らは二度と頑張る力を出せなくなるかもしれない。
その未来だけは、絶対に避けなければならない。
だからこそ「今が恩返しの時だ」と強く心に誓いました。
もうひとつは、親会社への恩返し。
自分を一人前に育ててくれたベンチャー・リンク、そして創業者である小林会長。
彼らが残した事業を成功させることこそ、最後にできる最大の恩返しだと信じたのです。
こうした覚悟に共鳴した社員たちは、迷うことなく「一緒に行きます」と独立を選び、2009年2月、役員3名と社員、わずか16名で新生「株式会社ミッショナリー」が誕生しました。
▍未来を切り拓くための大胆なピボット
経営の危機を乗り越えてから8年経った2016年、B-by-Cは次のステージを目指していました。
美容だけではなく、食や医療、法人向けサービスへと一気に事業を広げ、子会社も次々に立ち上げ、IPOに向けて猛スピードで走っていたのです。
資金調達も進み、株主は集まり、取引先との交渉も着々と整っていき、オフィスには「上場したら…」という会話が飛び交い、期待と緊張が入り混じる空気が漂っていました。
しかしその裏で、社長の胸にはずっと重いものが残っていました。
ー「本当に、この戦略で我々が描く未来を実現できるのだろうか?」
当時、子会社の社員はカルチャーに馴染めず次々に摩擦を起こしており、組織は膨れ上がったものの、一体感は薄れ、社員の表情からはかつての目の輝きが少しずつ消えていっていました。
さらに、SNSの急速な台頭により世の中の価値観やライフスタイルは目まぐるしく変化し、これまでのやり方の延長では到底追いつけない未来が待っていることを社長は直感してていたそうです。
ー「このままでは、いずれ会社はまた同じ壁にぶつかる」
そう確信した社長は、誰も予想しなかった”IPOを無期限に停止し、すべてを見直す”という決断を下します。
社員80名を抱えていた会社は、一気に少数精鋭へと立ち戻りました。
管理部や役員もほとんどが去り、残ったのは理念と未来を信じ抜いた仲間たち。
「守りに入れば、この会社の挑戦のDNAは死ぬ」
社長はそう語り、事業を大きくピボットさせました。
▍AI×美容で世界を変える ― “未来の顔”を創る挑戦
経営のピボットを決断した後、私たちはひとつの問いを胸に抱いていました。
「美容×健康というテーマで、人は本当に生き方を変えられるのか?」
その問いに向き合う中で、私たちが選んだ道は“顔”を変えることでした。
外見を変えることで自尊心を高め、”挑戦する力を呼び覚ます”ことに、私たちの原点があります。
その延長線上で選んだのが、“日常にある鏡を変える”という挑戦でした。
誰もが必ず向き合う鏡にAIを掛け合わせ、顔の微細な変化を日々記録し、蓄積・解析する。
このテクノロジーを通じて、見過ごされがちな不調のサインを早期に捉え、健康領域に特化した「未病バンク」を構築していくのです。
顔には健康状態や生活習慣の痕跡が刻まれています。
目の下の影、肌のハリ、表情の変化・・・
それらをAIで読み解き、未来のリスクを可視化し、予防につなげていく。
“顔を変える”という私たちの原点を貫きながら、社会の大きな課題である未病解決に挑戦しています。
そして運命のように、コロナ禍がその未来を加速させたのです。
従来型のエステ事業は窮地に立たされ、店舗型では顧客が来店できなくなっていきました。
その瞬間、私たちはもう一度舵を切り、「顔を変える」というコアコンピタンスを捨てずに、デジタルの海へ飛び込む決断を下しました。
美容医療における “切る・打つ・削る” ことによる変化ではなく、切らず・打たず・削らずに“顔を変える”という価値を実現する。
これを「サードビューティ」の構想と名付け、新しい美の定義を掲げました。
私たちは、“顔が変わった衝撃” を、世界の人々に届けたい。
虚業になりがちな美容業界を、実業で稼ぐ領域へと変えるために―。
このビジョンを芯に、B-by-Cは COREFIT を始動し、スマートミラー事業「ViEW=TECH(ビューテック)®」を立ち上げ、プラットフォーム化を見据えています。
顔のビッグデータ、AI解析、他領域との連携…。
鏡を起点とした世界観は、今や美容だけでなく、健康・予防・ライフスタイル全体を巻き込む構想へと成長しています。
▍理念で結ばれた“ファミリー”がつくる組織
最後にB-by-Cの組織についてお話しさせてください。
我々B-by-Cの社員たちは、単なる同僚ではありません。
互いを信じ、同じ理念で結ばれた“ファミリー”のような存在です。
誰かの役職や肩書きに頼ることなく、「会社のために今必要なこと」を全員が自ら拾い上げて動く少数精鋭だからこそ、一人ひとりの挑戦が会社の大きな成長につながります。
その成果は個人の報酬として返ってくるだけではなく、仲間と「山分け」して共に喜び合う。
そんな文化が根付いているから、挑戦は苦しいだけではなく、楽しいものになるのです。「10倍の努力で10倍の成果を出し、10倍の報酬を掴む」
そしてそれを仲間と共有し合える未来を、自分たちの手で切り拓ける。
それがB-by-Cの組織の強さです。
そして、強さの裏には”挑戦を恐れないDNA”が確かに息づいています。
それは倒産寸前の危機を共に乗り越えた経験が、会社全体の血流となって刻まれたもの。
だから私たちは、今も新しい事業に挑戦し、社会課題という大きな壁にも立ち向かえる。理念を掲げるだけではなく、社員も社長も互いを信じ合いながら体現してきたからこそ、挑戦は「必ず実現するもの」になっているのです。
B-by-Cが成長を続けられる原動力、それはまさに、この挑戦のDNAからくるものです。挑戦を楽しみ、理念を共に体現していける仲間と出会えることを心から楽しみにしています。
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