目次
経営理念で全てが語れる
ステラリンクス税理士事務所の経営理念
「一人一人が星のように輝けるように個を尊重し」の意味するもの
「星」とは
「輝く」とは
「個を尊重する」とは
「一人では出せない輝きを放てるように和を紡ぎ」の意味するもの
「和を紡ぐ」の意味
「以てお客様の事業発展を通じて社会と経済に貢献する」の意味するもの
なぜ中小企業支援なのか?
なぜ「お客様の事業発展を通じて」なのか?
ステラリンクスのメンバーに求められるもの
経営理念で全てが語れる
「ご自身の会社の企業理念、言えますか?」
この質問をされるとドキッとする人、多いのではないでしょうか?
体感では7~8割の方はこの質問に「No」と答えると思います。
何でかと言うと「普段使わない」「覚えても意味がない」からという方が多いのではないでしょうか?
ですが、うちはこの経営理念が最も大事なものとして常に話していますし、「これってどうすべきですか?」という話になるとほぼ必ず理念に紐づけます。
なぜなら、この経営理念で事務所の在り方、お客様、メンバー、サービスが全て語れるからです。
今回はこの経営理念の意味するものを少しだけご紹介したいと思います。
ステラリンクス税理士事務所の経営理念
一人一人が星のように輝けるように個を尊重し、
一人では出せない輝きを放てるように和を紡ぎ、
以てお客様の事業発展を通じて社会と経済に貢献する
ステラリンクス税理士事務所HPより
これがステラリンクス税理士事務所の経営理念です。
この経営理念の言葉の意味と、そこに込められた思いをご紹介します。
「一人一人が星のように輝けるように個を尊重し」の意味するもの
「星」とは
ステラとはラテン語で「星」を意味する言葉で、業種・規模・志向性がそれぞれ異なるお客様を指しています。
私たちのお客様は一人社長から成長期の会社さま、成熟期・事業承継期のお客様、そして上場・M&Aをしようとしているお客様まで創業歴や規模も様々です。
加えて、目指す姿も「会社を大きくしたい」ところもあれば「少人数の高収益型」を目指すところもあります。
このように本当に様々なお客様が想い想いのビジョンを持ってビジネスをされています。
「輝く」とは
これは端的に言うと「お客様の『ありたい姿』を実現する」ことを指しています。
つまり、お客様のビジョン達成することと言い換えてもいいと思います。
「個を尊重する」とは
業種・規模・志向性、そして会社の置かれているフェーズやビジョンの達成度合いがそれぞれ異なるお客様(星)が自社のビジョンを達成する(輝く)ために、私たちがすべきことは、お客様の特性、ニーズ、状況を適正に把握し、それに沿ったサポートを行うことです。
これを「個を尊重」と表現しています。
創業したばかりのお客様に上場準備フェーズのような内部統制の話をしても実行できませんし、高収益化を図りたいお客様に薄利多売でのシェア拡大方法をアドバイスしても目標達成に近づきません。
これだけ聞くと「何を当たり前のことを」と思われやすいですが、でも、いざ数字を見ると急に「売上が下がっているから売上上げましょう」「原価率が高いから原価を下げましょう」「経費が多いのでコストカットしましょう」という通り一遍のアドバイスを始める人が少なくありません。
だから、お客様のことを理解し、お客様のビジョン達成に近づけるようにするためにはどうすればいいか?を考え、アドバイスをすることを目標としています。
「一人では出せない輝きを放てるように和を紡ぎ」の意味するもの
「和を紡ぐ」の意味
これはステラリンクスの「リンクス」に相応する部分です。
リンクスとは「繋がり」を意味する「リンク」の複数形です。
たまに「ステラリンク」と間違われることもありますし、若干の語呂が悪くなることを理解しながらも「リンクス」にしたのは一つではなく、多くの繋がりによって有機的なシナジー効果を生み出してほしいと思ったからです。
自社ないし一人で全てのことを完結させられる組織・人はいないと思いますが、特に中小企業においてはヒト・モノ・カネの全てが足りないため、より多くのネットワークが外部に必要となります。
ですが、中小企業経営においてヒト・モノ・カネと同じくらい足りないものが「人脈」なのです。
大企業にいるときは会社が大きいこともあり外部とのコネクションも豊富にあるものですが、それを飛び出して起業してみると、自分個人のコネクションで外部リソースを補う必要があります。
そのとき、自社に必要な経営リソースを自分のコネクションのみである程度満足できるレベルまで補完できる人がどの程度いるか?というとほとんどの方はNoと答えると思います。
これが起業したときに意外と起きている「ネットワーク不足」です。
これを補完するのがうちの役割だと思っていて、当事務所は予めお客様のサポートにおいてお客様の足りないリソースを当事務所と提携パートナーにて埋められるように、常に社内のリソース拡大や、提携先の充実化を図っています。
だから、お客様は困ったら当事務所に相談していただければそれを補う準備をしています。
また、当事務所のメンバーは様々なバックグラウンドや経験を持つメンバーがおりますので、当事務所の内部リソースでもお客様にご満足いただけるサポートができるようにしています。
「以てお客様の事業発展を通じて社会と経済に貢献する」の意味するもの
この3行目が当事務所の経営理念の一番重要な部分です。
当事務所は北島の経済的に困った原体験から、私たちの子供・孫世代がお金に困らず、日本と言う国に明るい希望を見いだせる未来を遺したいと思って、それの実現のために作られた組織です。
(これについては「事務所創業の経緯」をご覧ください)
だからこそ、私たちが望むものは「子供たちが夢を持って飛び込んでいける社会」と「お金に困らない経済」です。
これを実現するために私たちが成したいのが「(中小企業の)お客様の事業発展」なのです。
なぜ中小企業支援なのか?
日本の企業の99.7%は中小企業で、日本の労働人口の約70%は中小企業労働者です。
そして、先に書いた通り、中小企業は大企業と比較するとヒト・モノ・カネ・人脈などが圧倒的に不足しています。
だから、中小企業の方が私たちが支援して伸ばしていく必要性が高いことと、それをすることで労働者が幸せにできる人数・割合が大企業より多いことが私たちが中小企業支援をしている理由です。
なぜ「お客様の事業発展を通じて」なのか?
起業に当たって税理士ではなく、特定の事業会社で起業することも考えました。
しかし、日本全体を良くしようと思ったとき、教育・医療・福祉・衣食住などの様々な分野で良くなる必要があります。
そうなると単独の事業のみをしているのみではこれは実現できないことに気づき、様々な分野の事業を良くする必要ためには自社でその事業を経営するよりも、それらを事業として行っているお客様が自社のビジョンを達成できるように支援することの方が私たちが望む未来の実現に資すると思ったためです。
私たちはお客様へのリスペクトをします。
お客様には本当に社会性が高い事業をしていたり、国民生活が良くなる事業をされている方も多いので、このお客様たちが成功していただければ日本は素敵な国になると思えたことがあります。
だからこそ、ビジョンを持って、素晴らしい商品・サービスを提供しているお客様は本当に尊敬していますし、私たちはそういう会社さまを応援したいと思っています。
これが自社単独で社会経済を良くする道ではなく、「お客様の事業発展を通じて」社会経済を良くしようとしている理由です。
ステラリンクスのメンバーに求められるもの
うちはこの経営理念の実現がただ一つの目標です。
だから当事務所のメンバーとなる人は、この理念の意味するところを理解し、この実現に共に努力し、成長していける人たちであってほしいと思っています。
具体的には
- 様々な業界知識、会社経営におけるフェーズの違い、お客様ごとの事業特性などを解像度高く理解できるだけの知識とヒアリング力
- お客様と共通認識を持ち、共通の目標設定をすり合わせながら行えるコミュニケーションスキルと計画力
- お客様のことを愛し、成長・成功していただくために尽力できるホスピタリティ
- 多くのお客様、メンバー、外部パートナー、提携先とコミュニケーションを取りながら、信頼関係を築き、共に計画を進められる協調性と推進力
- お客様ごとの課題抽出力と課題解決力
- そして、自分自身も自分の課題と向き合い、改善し、上記を実現できるだけの成長ができる自己改革意欲と成長意欲
- 常に出来ない自分と向き合い、新しいものを吸収していける素直さ
が必要となります。
これらを完璧に持っている人はいません。(当然北島自身も)
ですが、これらは当事務所では必ず必要とされるスキルなので、身に付けていけるように絶えず成長していく必要があります。
だからこそ目標設定も「どれだけ以前よりもレベルの高いことを新たにできるようになったか?」で評価されます。
そのために本を毎月読む、先月と比較して成長できたものを言語化するなど、成長のための持続的な努力を求めます。
だから「ありのままでいい」という要素が全くありません。
常に「1年前より」「半年前より」「3か月前より」「先月より」「昨日より」成長したと言えるように組織全体で取り組んでいます。
うちで頑張った先には
「前年踏襲」「毎年一緒」になりがちな税理士業務では経験できない「前よりも良くなった」を実感できるだけの努力習慣。
自分が成長した分だけお客様にも成長していただける相互成長の輪
お客様に感謝され、それが報酬の増額を通じて、自身の待遇にも連動するお客様の業績向上と自己の待遇改善
そして、お客様が成長し、それを通じて少しずつ自分たちの周りの環境(小さな日本)が少しずつ良くなっていく未来への期待
が持てるようになります。
この実現のための根幹的な考え方が当事務所の経営理念です。
ぜひこの意味をうちのメンバーとなる人たちは理解して、一緒に成長していけたら嬉しいです。