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[メンバーインタビュー]経営コンサルからスタートアップへ。データ✖️新規事業をテーマにビジネスを生み出していく。

Photo by Alex Motoc on Unsplash

Q: Akitoさんのバックグラウンドを教えてください

とにかく自分の知らない世界を見たかったコンサル時代、シリコンバレーへの短期滞在も

大学では建築学科でデザインを専攻しました。特にどうせなら多くの人の生活に影響を与えるような仕事がしたいと建築の中でも”まちづくり”に興味を持っていました。ただ就職活動の際に、建築のことしか学んでいない自分が、将来のキャリアを建築に限定してしまっていいのかと思い、とにかく様々な産業のビジネスに触れることができる経営コンサル企業に就職をしました。

入社後はぼんやり車が好き・自動車が日本の主要産業であることもあり、当時は会社の花形部署の一つであった自動車の部署を希望し配属されました。そこで自動車業界100年に1度の変革期と言われる、Connected、Autonomous、Sharing、Electric、いわゆるCASEトレンドを知り、”Software is eating the world”と言われるような世の中の大変革を知りました。コンサルファームには約5年半いたのですが、途中で会社を休職してシリコンバレーの短期滞在も経験しました。

クライアントにグローバルの先端事例としてTeslaやGoogleの自動運転の話をするのですが、自分では実際に見たこともなく、自分の肌で感じないと何も語れないなと思ったことが理由です。シリコンバレーでは、そこで起きている新事業を俯瞰的に見ることができると思いVCでボランティアをしました。実はその時のメンターが元TwitterでGaku(@gakuueda)さんの知り合いだったり、聡志(@oreteki2)さんの知り合いもいました。世間は狭いですね(笑)

その時シリコンバレーは夜はスマートフォンでライトを照らさないと歩けないくらい田舎で、都会と違って自動運転も走りやすいよねと思ったことや(もちろんTeslaやGoogleの技術力・エンジニアの努力があってこそですが)、現地の自動運転のエンジニアが、”今まで誰も実現したこともないものを自分たちのチームが作っている、こんなワクワクする仕事はないよね”と言っていたのは今でも印象に残ってます。

だんだんフォーカスされていった自分のビジネスの軸は、データ×新規

再びコンサルでの仕事の話に戻ると、CASEの中でもモビリティサービスのプロジェクトを中心に自分のキャリアを形成するようになりました。もともと大学時代は都市の中核機能を駅を中心に集中させ、生活の利便性を上げたり都市活動のコストを下げるコンパクトシティについて研究していたのですが、ハードウェア起点ではなかなか都市を作り替えることができない。移動を変えるというソフトの観点ではそれがずっと早く実現するのでは、と長年の自分のもやもやに一つの答えが見つかったような気がしたからでした。

Mobility as a Service(MaaS)は当時日本では新しい概念だったので新規事業としてのプロジェクトに関わることが多かったです。その中でデータをいかに活用していくかは事業を考える上で避けられないものでした。そうしていくうちに、データ×新規事業をやりたいという熱が高まり、データサイエンスを使って新しいビジネスを生み出すスタートアップへと転職しました。ここではスマートシティの事業責任者を担当しました。人流×Twitterデータを使ったまちのにぎわい計測、Twitterデータを使った観光レコメンドアプリ、都市活動をCO2に換算するCO2モニタリングなどの様々なプロダクト作りを経験しました。

データビジネスを検討する中で感じたことは、データはどのようにビジネスに活用するかを設計した上で取得しないとなかなかビジネスはうまくいかないということ。例えばTwitterの140字という文字数制限もUXはもちろんですが、分析のしやすさを考慮してのサービスデザインなのだと思ってます(多分)。

企業側から「こんなデータがあるんですけど何かに使えないですか?」と相談を受けても、どういう目的で使うかにより取得方法や取得タイミングも違う。せっかくデータを取ることができているのに非常にもったいないことになっているケースがままありました。だから、データを収集するところからビジネスを設計したいと思うようになったのです。

Q:MODEに入社した決め手はどんなところですか

他にはないMODEの製品から、どんどん新しいいビジネスを生み出していきたい

もともとスポーツが好きだったのでスポーツテックの企業も面白いなと思っていました。そこでスポーツ×IoTで検索したときにたまたまアシックス×MODE事例紹介をみてMODEを知りました。MODE自体がプラットフォームなのでいい意味で決まったビジネスがあるわけではない。他にはないすごい製品があり、それを前提にビジネスを生み出すことができるのはとても面白そうだなとワクワクしました。ただ一番の決め手は自分がシリコンバレー滞在中に学んだイノベーションを起こす組織作りと全く同じことをCEOのGakuさんが話してくれたことです。日本にいながらシリコンバレーの組織を経験できるってむしろお金を払ってでもやりたいことだと思ったからです。

MODEでの仕事は学びの連続で面白いです。ハードウェアや通信、データ分析などIoTはあらゆる知見が求められるため案件の度に新しい学びがあり、またそこがIoTの難しさ、導入・普及が一筋縄ではいかないところだと思います。だからこそMODEが苦労をしてもそこを突破できれば他にはないグローバル唯一のサービスになると思っていてワクワクします。

あとは今後自分が30台前半のうちにBizDevとして一つ壁を超えるために必要だと思っている”ビジネスを作れる・お金を稼ぐことができる”スキルも聡志さんから盗んで・学んでいきたいと思います。

Q:Akitoさんの趣味はなんですか

新たな世界、新たな人との交流を求めて

最近の趣味は2年くらい前から始めたボルダリングです。週一回くらいやってます。
1人旅行も結構好きです。大学の卒業旅行は南米に行きたくなり1人で南米を1周しました。ペルーへ行く飛行機とブラジルから帰る飛行機のチケット、そして初日の宿だけとった無計画旅行です。ただ出発3日前くらいに、ブラジルに行くのにはビザが必要だということを知り…日本でそのビザを取得するには2週間くらいかかるようでした。慌ててググったらアルゼンチンのど田舎のとある街だと1日くらいでビザの申請が下りるという情報を得て、なんとかことなきを得ました。

その後もカンボジアだったりスリランカだったり、特に途上国に行くのが好きなんです。そこに自分と同じようにバックパックで来ている人たちと出会って話するのも、楽しみの一つです。また前のように自由に海外に行けるようになったら、今度はアフリカに行ってみたいですね。

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