私たちG-genは、Google Cloud の認定をいただいているクラウドインテグレーターです。「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに、Google Cloud のプロフェッショナルとしてお客様に伴走し、お客様のビジネスの成功に寄与することを目指しています。
今回は、ソリューションエンジニアリング本部 開発部 PMO課の市川さんにインタビューを実施。働き方の変化が与えた影響や、G-genならではの成長機会についてお話をうかがいました。
【プロフィール】
市川 憂祐:ソリューションエンジニアリング本部 開発部 PMO課
ライフイベントがきっかけとなり転職を決意
――市川さんは2024年9月にG-genへ入社されています。当社にジョインした経緯を教えてください。
転職を決めた一番のきっかけは、2024年8月に子どもが生まれたことです。前職は東京のSIerでシステム開発の受託業務に従事していたのですが、より子育てにも力を注げる環境に身を置きたかったことから、地元の札幌に戻ることに。あいにく地元ではIT系の事業会社があまりなかったため、フルリモートワークが可能な当社に入社をしました。
――転職活動はどのような軸で行っていたのでしょうか?
転職活動自体が初めての経験だったため、まずはあまり長引かせたくないという思いがありました。あとは、一緒に働く方々の人間性や雰囲気を重視していました。
実際に、数社から内定をいただいたのですが、当社が最もスピーディに選考を進めてくれて、一番早く結論を出していただきました。また、現在の上長と面接で話をするなかで、その人間性にとても魅力を感じたこと。同時に、上長自身も子育てをしながら仕事で高い成果をあげていると知り、安心感や信頼感を覚えたことから、当社への入社を決めました。
前職でもSEやPMとして活動していたため、業務内容に関しても違和感なくスライドできましたね。
――働き方が変わったことで、どのようなメリットを感じていますか?
G-genはフルリモートだけでなく、フルフレックス制度も導入しています。そもそも通勤がなくなり、時間を有効に使えるようになった点が大きいですね。現在は休憩時間や仕事のすきま時間で、すぐに子どもに会うことができます。自分のタイミングで切り替えができるため、働きやすく、プライベートの時間も取りやすいというメリットがあります。
ちなみに、今は朝8時過ぎに仕事を開始し、18〜19時頃に終業しています。夕方に子どもの沐浴をしたり、休憩時間中や終業後に子どもの世話をしたりなど、子育てに参画しやすい環境が本当にありがたいなと感じています。
プロジェクトマネジメントと併行し、組織づくりにも尽力
――PMO課における市川さんの役割を教えてください。
PMO課は現在私を入れて6名の組織です。私の役割は主に2つで、1つがPMとして各クライアントのプロジェクトを推進することです。
もう1つが、組織運営や業務改善に関する役割です。当社は2024年7月に合併をし、新しい組織になったばかりであり、十分に成熟していない部分や整備されていない部分が存在します。私は前職でもチーム内のルール整備や運用フローの改善などに取り組んでいたため、自身の経験やナレッジを活かした組織づくりのミッションも与えていただいている状況です。
――なるほど。入社して1か月ですが、既に多岐にわたる業務を行っているのですね。まず、プロジェクトの推進業務について詳細を教えていただけますか?
現在は主に2つのメインプロジェクトと、1つのサブプロジェクトを担当しています。メインプロジェクトの内容は、1つが行政機関の業務システムの初期開発プロジェクト。もう1つが、とある会社のPoC(概念実証)プロジェクトです。具体的には、見積書を生成AIで読み込ませるプロジェクトの概念検証ですが、うまくいけば実際のクライアントの運用フローに組み込むことを予定しています。
特に後者のプロジェクトは、面接で私自身がチャレンジしたいと伝えていた領域の仕事でした。当社は Google Cloud を用いた生成AI関連の案件など、新たな技術に関するプロジェクトが多いと伺っていましたので、ぜひ挑戦してみたかったんです。
――PMの仕事のどのような点に面白さややりがいを感じますか?
私自身、プログラミングやデザインの技術が十分にあるわけではなく、自分1人では1つのプロジェクトを完結できません。そのようななかで、個々のメンバーができることをかけ合わせて全員で1つのものを作りあげるプロセスにやりがいを感じます。まさに、「1 + 1」ではなく「1 × 1」で2以上のものができあがる面白さというのでしょうか。チームワークを意識しながらプロジェクトを取りまとめることが、PMならではの面白さですね。
ちなみに、PMはいわゆる組織のピラミッドの頂点に位置づけられがちですが、個人的にPMだから上だとか、優れているといった考えはまったく持っていません。むしろ、他のプロジェクトメンバーとフラットにコミュニケーションを取りながら、対等な立場で仕事を進めることを意識しています。
――一方で、「組織づくり」に関してはどのような取り組みに力を入れていますか?
PMO課内でも、必要なルールはしっかりと策定され、整備も進んでいる状況です。ただし、それらのルールがきちんと周知されていないケースもあり、体系立てて整理されていない印象です。そのような部分を洗い出し、誰が見ても一目でわかるような情報の整理に尽力しています。
概念実証型のプロジェクトが多く、PMとしての成長に
――G-genではどのような成長ができると感じますか?
まず、PMであっても技術面での学びの機会が多く、成長につながりやすいと感じます。具体的には、Google Cloud を用いた新しい技術に触れられる点。なおかつ、スピード感を持って新たなスキルを獲得できる点が大きな特徴です。
また、プロジェクトマネジメントの観点では、PoC系のプロジェクトに関われるため、より幅広い対応力が身につくと思います。私自身、前職は初期開発がメインだったため、当社ではお客様と一緒に伴走しながら作り上げるPoC型の案件の多さに驚きました。プロジェクトを推進する前段階として”何を作るか”をゼロベースで考え、検証し、クライアントと一緒にものづくりを進められる点が特徴であり、PMとしてもやりがいを感じる部分です。
――個人の成長を後押しする制度や仕組みについてはいかがですか?
まず、Google Cloud 関連の資格取得手当が他社と比較しても大きいため、技術を学ぼうとするエンジニアにとってこれ以上ない環境だと思います。その背景には、新しい技術に貪欲であろうという社風もあるのではないでしょうか。社内の勉強会や技術の共有の場も、前職と比べても多いですし、私も機会を活用しながらもっと Google Cloud に関する理解を深めていきたいと考えています。
――今後の目標を教えてください。
PMとしては、引き続き、お客様に最適なQCDでアウトプットを提供することがミッションだと考えています。組織づくりにおいては、内部のナレッジが少ないからこそ、外部で培った経験や視点を組織運営に活かしつつ、メンバーがより働きやすい環境の創出を目指して取り組んでいきたいです。
フルリモート環境下でも自走できる人材が活躍する会社
――市川さんが考えるG-genならではの魅力を教えてください。
当社は、業務委託や外国籍の方なども含めて、全国各地の多様なメンバーが働いている会社です。みなさんそれぞれさまざまな知識や強みを持っていますので、そのようななかで切磋琢磨できる環境が大きな魅力だと思います。
あとは、個人的には「働き方」のメリットを実感する場面が多いですね。昨今はリモートから出社型に切り替える会社も多いなか、当社はフルリモートでも各自が成果にこだわり、会社全体の業績も伸びています。リモートワークを選択肢に入れながら、ライフイベントに合わせて仕事ができる点がかなり強みなのではないでしょうか。
ちなみに、リモート主体ではありますがオンラインでコミュニケーションを取る機会が多々ありますし、全社員が集まる場も年に2回用意されています。定期的に接点が持てるため、孤独を感じることはないですし、チームの一員としての働きがいも担保されているように思います。
――どのような人がG-genに向いていると思いますか?
自走できる人ですね。フルリモートの環境下でも適切にコミュニケーションを取りながら、しっかりと目標にコミットできる人。リモートワークは目的ではなく手段であることを認識しながら、きちんと成果が出せる人が向いていると思います。
さらに、私たちの業界は技術の移り変わりが早いため、日々新たな技術情報を感度高く取り入れるなど、敏感にキャッチアップできる人が活躍できると感じます。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
当社は生成AIなど、最新の技術に触れたい方にうってつけの会社です。ワークライフバランスを保ちながら最先端で働きたい方は、ぜひG-genを候補に入れていただけたら嬉しいです!