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「新生G-genはワクワク感しかない」。代表取締役の羽柴さんに聞く、G-genの過去、現在、未来

私たちG-genは、Google Cloud のプレミアパートナー認定をいただいているクラウドインテグレーターです。「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに、Google Cloud のプロフェッショナルとしてお客様に伴走し、お客様のビジネスの成功に寄与することを目指しています。

今回は、代表取締役の羽柴さんにインタビューを実施。一緒に働くメンバーへの期待や、G-genの未来像などをうかがいました。


【プロフィール】

羽柴 孝:株式会社G-gen代表取締役。

Googleの世界観を世の中に発信したい

――まずは羽柴さんがG-genを創業したきっかけを教えてください。

私は現在まで10年以上にわたり、当社の母体となるサーバーワークス社でAWS事業の責任者を務めています。この数年お客様とのやりとりのなかで、徐々にAWS以外のクラウドに対するニーズの高まりを感じるようになりました。そのなかでも特に Google Cloud はデータ分析領域に強みがあり、AWSとのすみ分けをしながらお客様により良いクラウド環境を提供できるのではないかと考え、G-genを立ち上げるに至りました。

 

――事業を創造する段階で、壁にぶつかった経験などはありましたか?

G-genは事実上5名のメンバーで立ち上げた会社ですが、当初の想定以上にスムーズに事業化できた印象です。5名の歯車が合ったのか、それぞれに強みがあり、互いの不足する部分を自然と補える関係を築けていたため、特に障壁となった事柄はありませんでした。特にスタートメンバーの杉村・鈴木・小林はよくこのふわっとした立ち上げに参画してくれたなと思ってます。感謝しかないですね。

 

――創業にあたって、どのような世界を創りたいと考えていましたか?

まずはサーバーワークスグループのビジョンである「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」という言葉に表現されるように、クラウドを使って、世の中の人たちが働きやすい環境を提供したいと考えています。

そのうえで、Google Cloud のプロフェッショナルとして、Googleが大切にしている世界観や働き方などを社内で実現し、さらにお客様にも提供していきたいという目標があります。具体的には、心理的安全性の高い組織づくりや、自由度やフラットさ、共有を重んじる文化などです。例えば、GoogleスプレッドシートやGoogleスライド1つを取っても、共有や同時編集を行うことを前提に作られたツールです。情報の開示や共有を大切にする姿勢は、ぜひ私たちも広く世の中に発信していきたいと考えています。


――2024年7月にG-genは旧トップゲート社と合併を行いましたが、その背景は?

Google Cloud 事業の拡大に向けて、より包括的なサービスを提供したいとの思いが背景にあります。

具体的には、アプリケーション開発とインフラ構築の双方における強みを活かし、お客様に幅広いサービスを提供できるようになること。その結果、国内トップクラスの Google Cloud パートナーになることを目指しています。


成果につながる働き方を自ら考え、選択してほしい

――G-genでは「顧客視点」「オーナーシップ」など、12の行動指針を定めています。これらの行動指針を社内に浸透させるために、工夫していることはありますか?

1つの取り組みとして、毎週実施する全体会議の際に、アイスブレイクの題材として行動指針を活用しています。例えば、仕事でもプライベートでも構わないので、自分自身の経験と行動指針とを紐づけてエピソードを発表しています。

 

――行動指針のほかに、羽柴さんが社員に伝えているメッセージはありますか?

特に現在は(旧トップゲート社との)合併から間もないタイミングということもあり、「心理的安全性」と「合理性」の重要性を社内で伝えています。心理的安全性に関しては、「人には優しく、仕事には厳しく」という考え方です。また、合理性に関しては、「働きやすさは自分で正しく選択できること」などです。

特に後者について、当社はフルリモートを推奨していますが、リモートワークは権利ではなく、あくまでも「自分のパフォーマンスを最大化するための手段」に過ぎません。リモートワークも出社もそれぞれにメリットがあるため、うまく使い分けることが大切であり、メンバーたちには「最も成果があがる働き方」を自ら考えてほしいと強調しています。

 

マルチクラウドが進む世の中で発揮できるオンリーワンの強み

――G-genの事業における強みを教えてください。

Googleを活用したデータ分析基盤の構築やシステム開発においては、国内でもトップクラスの技術を誇る点が強みです。さらに、Googleの技術に強いだけではなく、親会社のサーバーワークスがAWSの領域でトップクラスの技術を持っている点は、オンリーワンの価値だと考えます。すなわち、Google Cloud とAWS各々のトップレベルの技術を有しながら、それらを組み合わせてお客様にデリバリーできる会社は当社しかないと思っています。

 

――マルチクラウド化が進む時代背景も影響しているのでしょうか。

これからは、さらに多くの会社でマルチクラウドが浸透していくでしょう。理由は、各クラウドサービスの特徴や強みが差別化されてきたからです。例えば、AWSは基盤に強みがありますし、Google Cloud はデータベースに強みがあります。ところが、各クラウドの“いいとこどり”をしようとすると、たくさんのシステムをバラバラに理解する必要性が生じます。特にIaaS/PaaSのレイヤーでは数を絞りながらマルチクラウドにしていくことが理想であり、そのなかでもAWSと Google Cloud の組み合わせは相乗効果が高いと言えます。

 

――G-genの強みとして「技術力の高さ」という話がありましたが、そのような強みを支えるリソースについて、どのように考えていますか?

一番は「人」の力だと思います。旧G-genも旧トップゲートも、より良い会社にしていくために“技術力を高めたい”“新たなチャレンジをしたい”と高い意欲で取り組むメンバーばかりです。そのような強みは、合併後も引き続き継承されていくはずです。

 

――今後の課題を教えてください。

このままの状態が続けば、組織としてのさらなる成長が期待できます。一方で、今後組織が拡大すると、チャレンジやスピード感を重視する文化、コミュニケーションを取りやすい文化などが薄れていく可能性もあるでしょう。そのような中では、いかに自分たちの“良さ”を維持していくかが大切です。

新生G-genはまだ生まれたばかりの会社です。ほぼゼロベースでの組織づくりですが、旧トップゲートのメンバーとは1年ほどかけてコミュニケーションを重ねてきました。Google Cloud での大規模アプリケーション開発などに強みを持つ旧トップゲート、Google Cloud を用いたデータ分析基盤などインフラ領域に強みを持つ旧G-gen。それぞれ異なる強みをかけ合わせた事業を推進していきたいですし、個人的にはワクワク感しかありませんね。


エンジニアとしてのスキルアップが約束できる環境

――羽柴さんが考えるG-genの未来像を教えてください。

短期的には、Google Cloud の世界で最もお客様から信頼される会社になることを目指しています。

そして中長期的には、技術の移り変わりなどにも注目しながら、新たなソリューションを生み出すべく試行錯誤していきたいと考えています。例えば、現在は Google Cloud 専業で事業展開していますが、Google Cloud のみでは解決できない課題もあります。サーバーワークスグループの「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」というビジョンに表されるように、新しいサービスの展開なども、今後視野に入れていきたいと思います。

 

――そのような目標に向け、どんな組織を作っていきたいと考えますか?

皆が働いていて楽しい環境を作ることが目標です。組織の体制は今後も変化していくと予想されますが、とにかくメンバー全員が働きやすく、仕事を楽しめる組織にしていきたいですね。

 

――今後、どのような人材の入社を期待しますか?

「新しい技術を楽しめる人」がいいですね。当社は成長企業であり、互いに切磋琢磨しながら、新しい技術をキャッチアップしていく姿勢を大切にしています。自分たちが得た知見や技術をお客様に提供し、喜んでもらうという好循環を回せる方に来ていただきたいですね。

 

――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

当社は、Google Cloud の技術を習得できる環境においては日本一の会社だと自負しています。昨今、AWSを扱えるエンジニアは増えていますが、Google Cloud に強みを持つエンジニアはまだ市場に少ない状態です。確実に Google Cloud のスキルセットが身に付くため、エンジニアとしてのスキルアップが約束できます。

また、企業としても、現在まさに成長段階で勢いのあるフェーズです。会社を拡大するプロセスを、一緒に楽しんでくださる方と働けたら嬉しいですね。



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