AXISはミッション・ビジョン・バリューを刷新しました
このたびAXISは、ミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を刷新しました。
会社として何のために存在し、どこを目指すのか。そして、その未来を実現するために、一人ひとりが日々どんな判断をしていくのか。
組織が次のフェーズへ進む今、改めて「AXISらしさ」を再定義しました。
今回目指したのは、見栄えのいい言葉を新しく掲げることではなく
日々のフィードバック、会議や1on1、採用や評価の場面で、実際に判断のよりどころとして使われること。
いわば、MVVを「ポスターの言葉」から「仕事の基準」へ変えることでした。
この記事では、なぜ今MVVを刷新したのか、新しいミッション・ビジョン・バリューにどんな意図を込めたのか、そしてAXISがこれからどんな組織を目指していくのかをご紹介します。
目次
なぜ、今MVVを変えるのか
300億円企業を見据え、組織も次のフェーズへ
今回のMVV再定義の背景には、AXISが迎えている大きな事業・組織の変化があります。
今期は売上100億円規模での着地を見込んでおり、上半期には34名を採用。さらに下半期には70名の採用を予定するなど、事業だけでなく組織も急速に拡大しています。
そして今期のはじめ、経営陣で会社の5ヵ年計画を議論する中で、掲げたのが「2030年売上300億円」という目標でした。
300億円規模の企業を本気で目指すのであれば、今の延長線上で事業や組織を大きくするだけでは足りません。人が増えても同じ方向を向き、AXISらしい判断をしながら成長し続けられる組織の土台が必要です。
だからこそ、今のタイミングで改めて、「私たちは何のために存在し、どこを目指すのか」「そのために、一人ひとりがどんな判断や行動を大切にするのか」を明確にする必要がありました。
今期100億のその先、2030年には年商300億を目指すAXISへ。
これからの5年間を支える組織の共通言語として、ミッション・ビジョン・バリューを再定義しました。
旧MVVの課題は、「言葉はあるのに、判断に使われていない」こと
大きな課題は、旧MVVが日々の現場に十分浸透していなかったこと。言葉としては存在していても、仕事の判断や日々の基準として使われていない。むしろ、既存のバリューに無理に当てはめようとすることで、かえって現場の判断が曖昧になる場面さえありました。
「掲げる言葉から、使われる基準へ。」
今回のMVV刷新で最も大切にしたのは、この考え方です。覚えているかどうかではなく、迷った瞬間に使えるか。AXISらしい判断を増やすための共通言語になっているか。
そこからすべてを設計し直しました。
新しいMission / Vision
ミッション|世の中にインパクトのある違いを創る
新ミッションは、「世の中にインパクトのある違いを創る」
旧ミッションは、代表自身にとって今でも大切にしている考え方です。ただ、ミッションは代表個人の信念ではなく、組織という集合体が同じ方向を目指すための目印です。だからこそ、メンバー一人ひとりが「いま、自分たちはミッションに近づいている」と実感しやすい言葉に変える必要がありました。
代表がイメージしていたのは、これまで「9割定性・1割定量」だったものを、「5割定性・5割定量」へ近づけること。完全に数字で測れるわけではないものの、「明らかに市場が動いた」「クライアントの成果や対外的な見え方が変わった」と、自分たちでも変化を認識できるミッションです。AXISはSNSマーケティングを事業の中心に据えています。私たちの仕事によってクライアントの事業が伸び、市場が盛り上がり、世の中の動きが変わる。その変化を生み出せた瞬間に、自分たち自身がワクワクできる。そんな会社でありたいという想いを、このミッションに込めました。
ビジョン|モノを売る広告代理店の第一想起を取る
ビジョンは、ミッションよりも具体的に、3年後の事業戦略と結びつけて設定しました。新たなビジョンとして掲げたのが、「モノを売る広告代理店の第一想起を取る」という言葉です。
AXISが目指しているのは、単に広告を出稿する会社でも、SNS広告を運用するだけの会社でもありません。私たちが向き合っているのは、その先にある「どうすればモノが売れるのか」「どうすればクライアントの事業を伸ばせるのか」という本質的な成果です。このビジョンを考えるうえで大切にしたのが、「1位は想起される」という考え方でした。たとえば、日本で一番高い山と聞けば、多くの人が富士山を思い浮かべます。一方で、2番目に高い山をすぐに答えられる人は多くありません。
その領域で真っ先に名前が浮かぶ存在になること。それこそが、AXISが目指す「第一想起」です。「モノを売りたい」「事業をもっと伸ばしたい」そう考えたときに、真っ先にAXISの名前が浮かぶ。その状態をつくることができれば、ミッションである「世の中にインパクトのある違いを創る」にも、より大きく近づいていけると考えています。
広告を運用する会社から、“売る”という成果で選ばれる会社へ。「モノを売る広告代理店」といえばAXIS。その第一想起を取ることが、私たちがこれから目指す姿です。
ミッション・ビジョンを実現するための5バリュー
ミッションとビジョンを掲げるだけでは、会社は変わりません。最終的に未来をつくるのは、一人ひとりの日々の判断と行動です。そこで、新しいミッション・ビジョンを実現するための共通の行動基準として、5つのバリューを定めました。
今回のバリューは、役職に関係なく全社員に求める行動指針です。役割が上がるほど体現する範囲と深さは広がりますが、根底にある考え方は全員に共通しています。大切にしたのは、立派な言葉であることより、現場で本当に「使える」こと。会議や1on1、フィードバックの場で、そのまま口に出せる言葉を選びました。
AXISが大切にする、5つの行動原則
01|まずはGIVE
仲間の輪を広げる。
AXISが考えるGIVEは、単なる親切や自己犠牲ではありません。相手の成長や成果に本当に必要な価値を見極め、自分から届けることです。身近な仲間からチーム、会社、顧客、取引先へとGIVEする範囲を広げるほど、信頼と機会は増えていきます。まず自分の状態を整えたうえで、今の自分にできる最大のGIVEをする。個人ではなく、仲間の輪全体で勝つためのバリューです。
02|意図を汲み取れ
言葉の奥の目的へ。
指示された言葉をそのまま受け取るだけでは、目的からズレたまま作業を続けてしまうことがあります。なぜこれをやるのか。背景に何があるのか。どんな成果を期待しているのか。分からなければ質問し、自分の言葉で確認する。より良い手段があれば提案する。察することや忖度することではなく、目的を共有したうえで、より良い行動を選ぶためのバリューです。
03|目的を握れ
目的から判断へ。
「言われたことをやった」で仕事を終えない。何をするかの前に、何のためにやるのか、どんな成果をつくりたいのかを握る。そこから優先順位と手段を逆算し、必要なら途中でやり方そのものを変える。過去のやり方や手段に固執せず、常に目的に立ち返ることを大切にします。
04|武器を増やせ
使える武器を増やす。
学んだことは、成果につながって初めて武器になります。知識やノウハウを仕事で使い、結果を見て、再現できる勝ち筋にする。そして、その武器を自分だけに閉じず、仲間や組織にも共有していく。強みは事業価値になる水準まで磨き、必要な弱みは仕事に支障が出ない水準まで引き上げる。学習量ではなく、実践と再現性で成長を捉えるValueです。
05|ラストマンシップ持ってる?
解決まで手放さない。
問題が起きたときに、「自分の担当ではない」「誰かに渡したから終わり」で手放さない。ただし、すべてを一人で抱えるという意味でもありません。事実を確認し、自分の関与を振り返り、必要な人へ相談・エスカレーションし、解決できる人を巻き込む。そして担当が移ったとしても、最後に解決したことまで見届ける。誰かを責めるのではなく、自分も結果を生み出す一因であるという立場に立つためのバリューです。
MVVは、発表して終わりではない
「知っている」から「使っている」へ。
今回の刷新で目指しているのは、全員が5つのバリューを暗記している状態ではありません。日々の仕事の中で、その言葉が自然に出てくる状態です。
「これって、“目的を握れてる”?」「もっとGIVEできることはない?」「ラストマンシップ持ててる?」
実際に、会議やフィードバックの場だけでなく、飲み会のようなカジュアルな場でもバリューの言葉が冗談交じりに使われ始めています。言葉が日常へ入り込み、仕事の判断や人との関わり方に影響を与える。そこまでいって初めて、バリューは「浸透した」と言えるのだと思います。今後は、日々の判断やフィードバックだけでなく、採用・評価・抜擢といった人事の仕組みにも接続していきます。MVVを文化として根づかせることまでが、今回の刷新です。
このMVVで、AXISはどこへ向かうのか
「仲がいい」ことを、成果を出すための強さに変える
AXISらしいカルチャーの根底にあるのは、信頼関係です。私たちは、単に「みんな仲良くしよう」と言いたいわけではありません。仕事以外の時間も含めて相手のことを知り、関係性を深める。そうすることで、仕事の場面では相手の顔色をうかがわず、成果のために厳しい意見を言い合えるようになると考えています。信頼関係がない状態で厳しいフィードバックを受ければ、「なぜそんな言い方をされるのか」で終わってしまうかもしれない。でも、普段から相手の考え方や人柄を理解していれば、「なぜ今この言葉を伝えているのか」まで想像できる。納得できなければ、その場で率直に聞くこともできます。意見がぶつかっても、関係性が崩れない。だからこそ、遠慮なく提案し、議論し、物事を速く前に進められる。
創業期から続くサークルのような近い距離感を、今は「成果を最大化するための信頼関係」として意図的に残しています。
会社の成長と、一人ひとりの人生を重ねられる組織へ
そして代表が目指しているのは、「ここで働いた人とは、人生単位でつながっていたい」と思える組織です。5年後、10年後、全員が同じ会社にいるとは限りません。それでも、AXISで過ごした時間や得た経験を、その人自身の人生の財産にしてほしい。できることなら長く一緒に働き、会社の目標と自分自身の自己実現が重なっている状態をつくりたいと考えています。会社の成長に大きく貢献してくれた人に対しては、会社もその人のキャリアや自己実現を支援する。会社が一方的に何かを求めるのではなく、会社とメンバーがお互いに価値を返し合う関係でありたい。AXISに関わることで、仕事だけではなく人生そのものが少しずつ良くなっていく。そんな組織を、新しいMVVとともにつくっていきます。