Mission
データサイエンスと情報技術により、
世界を変えるアイデアのはじめの反響となる
上記は、アーリーリフレクションのミッションです。
私たちが音を聞くとき、音源から音波が周囲にあたり跳ね返るそのさまざまな反響とあわさったものを聞いています。アーリーリフレレクション/Early Reflections とはその「はじめの反響」のことです。
私たちは、アイデアや課題、科学技術シーズの「はじめの反響」となります。形にし増幅し、世の中に自由を増やし、世界をより豊かにします。
情報技術(IT)は、広くすべての領域に関わる重要な手段方法であり、昨今発展した人工知能(AI)技術も、より自然に生活に溶け込んでいくでしょう。多くの課題解決の中には直接/間接にITやAIが関わる、私たちはそのような時代の中にいます。人はより多く楽しみ、大切なことについて深く考える時間をもつべきであり、ITやAIはその大切な時間を生み出すツールであるべきです。
ここでの「哲学」は一つの例です。好きなことにあてはめてください。音楽やスポーツや、ゆっくり過ごすことであっても良いのです。より自由に、より豊かにいきるために情報技術やデータ解析、さらに広く科学技術を活用していきます。
マネジメントチーム
代表の田中喜之と技術責任者の伊藤友紀が経営をしています。
田中 喜之 Nobuyuki Tanaka
代表の田中は、科学哲学の修士課程を修了後、地図ソフトウェアのヒットで上場したIT企業の取締役に就任しました。そこでは9年取締役として務めましたが、その間M&Aによる多角化もあり、就任時社員50名から1000名ほどのグループに拡大させ、売上は5億円程度から100億円に、さらに売上のピーク時にはグループ全体で190億円の売上にまで拡大させました。
その間、システム開発企業、米国製のセキュリティソフトウェア日本代理店の立上げ、老舗ハンドバッグブランド(製造小売)、ダムや河川などの調査設計を行う建設コンサルタント会社など、様々な企業の事業責任者、経営を経験しました。売上20〜50億円規模のM&Aについては法務担当かつビジネスDDを、ISP事業の事業譲渡や通信事業の譲渡、企業再編なども手掛けています。なお、資本や株主による影響も大きく受けるなど、ビジネスに関するあらゆる経験をしてきました。
2014年、アーリーリフレクションの代表に就任。
科学技術スタートアップへの経営参画をするなど「アイデアや課題、科学技術シーズのはじめの反響となる」活動を続けています。
伊藤 友紀 Tomonori Ito
CTOの伊藤は、工学の出身で、田中が経営に関与することになったソフトウェアの会社の地図プロダクトを作り、上場をさせたエンジニアです。
ノーコードのオーサリングツールの開発で賞をとり、その後、十何年前、当時のインフラ環境で、今のGoogle Mapで実現されているような操作感の地図ソフトウェアを開発しヒットさせました。、Yahoo オークション にも画像エンジンが採用され、大手モバイル企業の移動体管理のシステムを作るなど、大型の案件も手掛けています。
その後自身が代表をつとめるソフトハウス、医療系DB会社技術責任者等を経て、当時データエンジニアリングチームはいたもののプロダクトまでは実現できていなかったアーリーリフレクションに参画しました。
現在は技術のヘッドとして、自ら開発もしながらエンジニアリングチームを率いて、3Dモデルに維持管理情報を結びつけて活用する「BIMSTOK」の開発、自社認証システム、自社フレームワーク等プロダクト群の開発戦略を手掛けています。
ヘルシーな企業活動
アーリーのマネジメントチームは、良いプロダクトがありながら、ステークホルダーが増えることにより、経営としてうまくいかなかった経験を過去にしてきています。そこで現在は、外部資本はいれず、コントローラブルに経営していくというスタンスです。
一方で、シーズの実現や広がりの方法には、柔軟な考えを持っています。外部コラボレーションはもちろん、他社シーズへの資本参加や、「最初の反響」を実現した事業を切り出していくことで、事業シーズの実現価値を最大化していきたいと考えています。
内部にはロードマップを公開していますが、2022年は独自開発の3Dビューワーを備えたBIMSTOKをスタートにAI/システム領域で多くのソリューションを実現していく予定です。