「リモートワークって、実際のところどうなの?」――Wewillでは、当社の社員が日々感じているリモートワークの実態を明らかにするため、アンケートを実施しました。良いところも、困りごとも、社員のリアルな声をそのままお届けします!これからの働き方を考えるヒントとして、ぜひ最後までお読みください。
リモートワークに感じていた“期待と不安”
まず、リモートワークの経験の有無を尋ねたところ、当社に入社してから初めてリモートワークを経験したメンバーが約4割にのぼることが明らかになりました。
続いて「入社前に抱いていたリモートワークに対する期待や不安」について調査した結果、以下のような傾向が見られました。
リモートワークに対する期待
【通勤時間の削減】
- 通勤そのもののストレスから解放される
- 時間を削減でき、プライベートな時間に充てることができる
【家庭や育児との両立】
- 子どもが体調不良の時や学校に行けない日にも、柔軟に対応できる
【仕事のしやすさ】
- 人の顔色を気にせず自分のペースで仕事できる
リモートワークに対する不安
【コミュニケーションの不安】
- わからないときに相談しづらそう
- 隣に座っていたら空気を読めるが、相手が忙しいかわからずに余計なことを考えてしまいそう
【自己管理への不安】
- 仕事とそうでない時間の線引きができるか不安
- 仕事をさぼってしまわないか心配
【孤独感への不安】
- コミュニケーション不足から孤独を感じないか心配
アンケート結果からは、リモートワークに対する「期待」と「不安」の両面が見えてきました。通勤がなくなったり、家庭との両立がしやすくなったりと、柔軟な働き方に魅力を感じる一方で、コミュニケーションの難しさや自己管理の不安、孤独感など、戸惑いや悩みを挙げる声も見られました。特に「相手の様子が見えづらい」という点は、オフィス勤務とは違うリモートならではの心理的ハードルとして、多くの人が感じているようです。
実際にフルリモートで働いてみて:Wewil社員のリアルな声と工夫
「フルリモートで働いてみて、入社前に思っていたのと違った点はありますか?」という質問に対し、約半数の社員が「ある」と回答しました。
なかでも多く挙げられたのが、オンラインコミュニケーションの難しさです。チャットを中心としたやりとりでは、相手の状況が見えづらく、意図が正確に伝わらないと感じるケースもありました。
また、在宅勤務で公私の物理的な境界がない分、常に仕事のことを考えてしまい、自己管理の難しさを感じるという意見も。一見、自由度の高いフルリモートですが、その裏では「仕事に集中しすぎてしまう」「効率的すぎて息つく暇がない」といったギャップも浮き彫りとなりました。
では、こうした課題に対して、Wewillの社員たちはどのような工夫をしているのでしょうか?実際に寄せられた声をもとに、具体的な取り組みをご紹介します!
オンラインコミュニケーションを円滑にするための工夫
- スクリーンショットなどの視覚情報を活用し、チャットだけでは伝わりにくい内容を補足する
- ミーティング内で雑談を意識的に取り入れることで、関係性を築く
- 不安そうな様子や伝わりづらさを感じたときは、チャットから即座にビデオ通話に切り替える
- 先入観を持たず、相手の立場を尊重する対話を心がける
- 自ら上長のスケジュールをおさえて1on1を実施し、業務やキャリアについて会話する
オン・オフを切り替えるための工夫
- 非稼働時間はPCや社用スマホを物理的に遠ざける(「押入れにIN」などユニークな方法も)
- 夜は連絡を控え、メンバー同士のプライベート時間を尊重する
- 1日の終わりを明確にするため、タスクに目標ラインを設定する
- 気分転換や肩こり解消も兼ねて、夕方には意識的に一度仕事を切り上げて犬の散歩に行く
- 家族と過ごす時間を確保するため、早朝や家族がいない時間帯を仕事時間に活用する
社員一人ひとりが、自分なりの工夫を重ねながら、“働きやすい環境”をつくっている様子が伝わってきました。
ちなみに、Wewillではフルリモートに加えて、フルフレックス制度も導入しています。時間の使い方は自由だからこそ、自分自身の時間管理はもちろん、チームメンバーの“オン・オフ”にも自然と気を配る文化が根づいています。「自分だけでなく、まわりの働きやすさも大切にする」。そんな意識が、Wewillらしい働き方を支えているのかもしれません。
Wewillならではのリモートワークの「心地よさ」
リモートワークに対し、「思っていたよりも働きやすい」「不安だったけれど安心できた」といったポジティブな声も数多く寄せられました。なかでも、オンラインコミュニケーションの活発さと高い生産性を評価する声が目立ちました。
想像以上に“つながっている”実感
リモート=孤独、というイメージはWewillでは当てはまらないかもしれません。実際、社員の声からも「想像以上にコミュニケーションが取りやすい」「話しかけやすい空気がある」といった安心感が伝わってきました。
主なコメント:
- 「Meet(※Google Meet:オンラインビデオ通話システム)をつなぐ機会が多く、思っていた以上に“顔を見て話す”ことができて安心できた」
- 「ChatやMeetが活発で、孤独を感じることはほとんどない」
- 「疑問や質問もタイムリーにしやすく、相談しやすい雰囲気がある」
- 「文章で伝えられることで、相手の顔色を気にせずに率直にやりとりできる」
特にWewillには、「5分Meetいいですか?」という文化があります。ちょっと聞きたい、ちょっと話したいときに気軽に使える、社内の“合言葉”のような存在です。
代表の杉浦自らこのカルチャーを浸透させようと努めており、誰でも気軽に声をかけられるオープンな雰囲気が生まれています。
※代表の杉浦が全社員に送ったチャットより
生産性と自律性の高さ
リモートワークにより、時間の使い方や働く環境の自由度が高まったという声も多くありました。
主なコメント:
- 「通勤時間がなくなり、仕事にもプライベートにも余裕が生まれた」
- 「デスクまわりを自由にレイアウトできることで、モチベーションが上がる」
- 「思っていたよりも集中して仕事ができている」
上記のようなコミュニケーションの取りやすさや、自律的に働く姿勢の背景には、Wewillの行動指針の1つである「シンプル・オープン・フラット・シェア」という考え方があります。この価値観は、リモート環境でもしっかり息づいています。
社員の声から見えるWewilらしさ:
- 「シンプル・オープン・フラット・シェアなやりとりが定着していて、情報共有もスムーズ。無駄なく業務が進む」
- 「チャット文化ではあるが、各自がさまざまなコミュニケーションの工夫をしている点が学びになった。効率よくボールを回せる文化がある」
- 「前職では出社している人同士で口頭で合意してしまい、一部の人にしか情報が伝わらないコミュニケーション不全もあったが、Wewillではオープン・フラットにチャットで全員に共有される文化があることが良い」
Wewillでは、役職や立場を過度に意識しないコミュニケーションが徹底されています。代表に対しても気軽にチャットでメッセージを送れる環境も。また、「お疲れ様です、○○です」といった形式ばった表現や、回りくどい謙譲語なども基本的に使いません。伝えたいことを、簡潔かつ明確に伝えることを重視しています。
また、業務に関するチャットは個人宛ではなく、関係者全員が見える場でのやりとりが基本です。その結果、「この仕事、手伝いましょうか」といった自然な協力の声が現場で生まれるなど、チームワークを育む土壌が築かれていることも、Wewilならではの魅力です。
求職者のみなさんへ ―― メンバーからのメッセージ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
リモートワークにはもちろん難しさもありますが、各自の工夫や意識次第で、自分らしく働けるスタイルでもあります。
Wewillでは、「独立自尊」を大切な価値観とし、フルリモート&フルフレックスという自由度の高い環境のなかで、社員一人ひとりが自律的に働いています。そのなかで生まれたカルチャーに共感してくださる方には、きっとのびのびと働ける場所になるはずです!
最後に、当社の社員からみなさんへのメッセージをご紹介します。
少しでもWewillの働き方に興味を持っていただいた方は、まずは一度カジュアルにお話しましょう!