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バックオフィス支援の会社が新たなテレワーク環境を発案!?株式会社Wewillの新規事業とチャレンジ精神

中小企業のバックオフィス支援を行う株式会社Wewill(以下Wewill)では、地域や人のつながりを生み、関わりを大切にするためのプラットフォーム事業を展開しています。

これまで、イノベーション拠点兼コワーキングスペースのThe Garage for Startups(以下、The Garage)の運営など、画期的な取り組みをしてきました。

そんなWewillが次に取り組むのは「テレワークパーク」。どのような取り組みなのか、また、なぜWewillが手がけているのか。実際にWewillで学生インターンをしている村松がお伝えします!

車の街、浜松市で「ワーカーが集まれる駐車場」と「働ける車」を開発!「浜松テレワークパーク構想」とは?

Wewillが取り組む「浜松テレワークパーク構想」とは、駐車場を仕事ができる場として整備することで、新しい働き方を実現する取り組みです。

浜松テレワークパーク構想では、車を働ける個室に、駐車場をコワーキングスペースに見立てています。軽バンの後部座席を改装した「オフィスカー」は、外部電源を引き込んで快適に仕事ができるスペースに。駐車場には、電源やWi-Fiなどを整備し、テレワーカーの集まる場としていく考えです。

これにより、「家の中に仕事をできる個室が確保できない」「コミュニケーション不足から来る寂しさ」などの課題解消を目指しました。

浜松市は、スズキやホンダといった大手自動車メーカーの創業の地。自動車産業の発達から『車の街』と呼ばれるここ浜松市から、新しい働き方にチャレンジしていきます。

Wewillが掲げるテレワークパークへの想いーテレワークで生まれるストレスを減らしたいー

「車と駐車場を利用したワーキングスペースを作る」といった画期的なアイデアはどのようにして生まれたのでしょうか?きっかけはWewillが運営する、地域企業のコミュニティ醸成を目的としたコワーキングスペースThe Garageにありました。

▲The Garageの様子 出典:The Garage for Startups、Facebookページより

私(村松)も利用させていただいているThe Garageでは、「信頼感」や「Giveの精神」でメンバー同士がつながっています。そのため、会社組織や年齢を超えたフラットな会話が日ごろからなされているのです。

コロナ禍を機にテレワークが広まったことにより「家に個室がなく仕事場がない」「外出自粛で孤独を感じる」「気分転換ができない」といった声を多く聞くようになりました。

そこで、「テレワークに苦しむ働き手の課題を解決できないか」とのディスカッションが、The Garage内で自然発生的に始まりました。『車の街』ならではの車の高い普及率も手伝い、「車を働ける個室に」というアイデアが生まれたのです。

「移動した先で仕事ができたら良いな」。The Garageのメンバー同士で話が盛り上がり、軽バンを改装してみることに。自動車販売の望月自動車商会株式会社工務店の入政建築株式会社、The Garageのコラボレーションで、「オフィスカー0号機」が誕生しました。

▲オフィスカー、0号機 引用:浜松テレワークパーク総合案内ホームページより

立ち上がったのが中小企業の経営課題解決のためのコンサルティングを行っているWe will AA。『移動した先で仕事ができたらいいな』という想いや浜松市の自動車関連事業の発展から、今回の「浜松テレワークパーク構想」起案に至りました。

ーーWewillの想いが事業に発展

「テレワークで生まれるストレスを減らし、浜松発の新たな働き方を提案したい」。この想いに賛同した自動車メーカーのスズキ株式会社と、高度なデジタルキー技術を持つ株式会社東海理化が事業に参画してくださることになりました。

浜松市らしいテレワークの実現といった観点から浜松市も賛同し、「浜松テレワークパーク実現委員会」が発足しました。そのような流れからWewill代表の杉浦さんが、浜松テレワークパーク実現委員会の委員長に就任しています。

車の中で作業は進む?テレワークパーク体験レポート!

ここからは、実際にオフィスカーに乗って作業をした村松が当日の様子をレポートしていきます!

ちなみに、20年11月に行われたテレワークパークの発表イベントでは車内で仕事ができるように改造をした「オフィスカー」が展示されていました。中には車内で調理をして販売ができるミニキッチンカーも集まっていて、実際にコーヒーやカレーが販売されていました。

オフィスカーの車内には、駐車場に設置された電源から電気を取り込むことができ、アイドリングストップの状態で作業を行うことができます。また、今回は湖の近くの会場ということで風が強く吹いていましたが、車内には電気カーペットが敷かれ、防寒対策もなされていました。

その他にもオフィスカーの開錠には鍵アプリのFREEKEY(フリーキー:東海理化が開発・提供)が利用されており、スマホから気軽に車のロックを開け閉めできるといった工夫が凝らされていました。

▼実際のオフィスカー(ベースカーはスズキの「ハスラー」)

実際にオフィスカーに乗ってみると、車内は想像以上に広く、外からの風も心地よく感じ、快適に作業をすることができました。テレワークの気分転換に、ドライブがてら自然の中で作業をしてみるのもいいですね。

ちなみに、2020年11月に行われたプレスイベントでは、テレワークパーク実現委員の4者(浜松市市長 鈴木康友氏、スズキ株式会社 代表取締役 鈴木俊宏氏、株式会社東海理化 代表取締役社長 二之タ裕美氏)によるパネルディスカッションが行われました。

「日本の縮図」と呼ばれ、都市部と自然環境が共存する浜松市の今後や、これからの働き方におけるコワーキングスペースの価値などについて4者の考えを知ることができました。詳しい内容は以下のリンクからご覧ください。

▼パネルディスカッションの様子


まとめ

The Garageやテレワークパークに参加する中で、私もWewillの「相手のことを考える思いやり」や「新しいものを取り入れる姿勢」を体感しています。

今回のテレワークパーク事業においても、オフィスカーにはWi-Fiが整備され、アイドリングストップしながら作業できるようになっていて、利用者への思いやりを感じました。想像以上に乗り心地がよかったです!

都市部と自然の両方に触れられる浜松の特性を生かして、市内の駐車場を働ける場所にしようという取り組みにも、街に寄り添った姿勢を感じました。

これからオフィスカーやテレワークパーク構想がどのように発展していくのか、Wewillがどんな取り組みをするのか、私自身とても楽しみにしています!


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