タイのKNTでDXとAIの導入支援事業をやっているのですけど、「現場から仕事が奪われると思われて浸透しない」、「成果を出しても意味がない」というジレンマを抱えている企業がとても多く(というかお話した先ではほとんど)、AppSheetの使い手を1人育成するという案件で関わったお客様の中では「せっかく作れるスキルが身についてひとつアプリ完成させたのに現場に使ってもらえていない」という話もあったりしました。
KNTがデジタルを使い倒す組織になった理由はふたつあると僕は思っていて、ひとつがカイゼンの文化、もうひとつが人事評価制度です。カイゼンは10年以上やっているのですが、「日々の不便さや困りごと、非効率なことを現場の皆が自主的に探して報告する」という文化がこれによって育ちました。人事評価制度はこのカイゼンへの貢献も含めて「組織のためにプラスになることをしてくれた人をきちんと評価する」という仕組みです。これによって例えばデジタルツールを導入しても、これによって自分たちの仕事が奪われるというよりも「これを使えば効率が上がってきちんと評価される」というマインドが醸成されたのだと思います。
この後者の人事評価制度は今回業務提携をしたAsian Identityさんに支援を頂いて作り上げたもので、デジタルのお客様で前述のような課題がある場合にはAsian Identityさんと協業していくべきだという結論に至り、今回の発表となりました。今後は在タイ日本人向けのトップメディアであるTHAIBIZさんともコラボしてセミナーを開催する予定です。
発表したプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000190266.html
タイは自社を事例としてカイゼンの手法でAIの組織導入を伴走支援するパッケージが多くの引き合いを頂いています。中小製造業DXのトップランナーを目指して頑張っていきます!