こんにちは、株式会社BUB採用担当です!
BUBは『きっかけが未来をつくる』をビジョンに、人生が変わる体験を提供する宿泊施設 BUB RESORT を世界中に展開することを目指しています。
今回は、海外拠点の立ち上げや世界水準の運営を経験し、その知見を武器にBUBの海外展開と事業成長を推進している韓さんのインタビューをお届けします。
多文化の中で育まれた“体験への感性”を原点に、大手ではなく、なぜBUBという挑戦の環境を選んだのか。そして、世界水準のノウハウをBUBの事業にどう掛け合わせているのか。韓さんの歩みを通じて、BUBの事業のポテンシャルと本気度をお伝えします。
キャリアの原点になったのは、多文化の中で育まれた“体験への感性”
―まず、これまでのご経歴について教えてください。
私の原点は、中国・雲南省にあります。少数民族が多く暮らすリゾート地にある大学で4年間を過ごし、日常の中に“異文化との出会い”が当たり前にありました。日本語を学びながら、茶道や華道などの文化にも触れ、価値観の違いを楽しむ感覚が自然と育っていきました。
旅行はもともと大好きで、新しい場所に行き、知らない文化に触れ、人と出会うことが純粋に楽しかったんです。大学時代は、多様な文化や観光資源に囲まれた環境にいたこともあり、その感覚はさらに深まっていきました。その“旅を通じて世界を知る楽しさ”は、日本に来てからも変わりません。これまでに35都道府県を巡り、海外も東南アジア・東アジア・ヨーロッパと幅広く訪れてきました。新しい文化や価値観に触れることは、今でも自分の大切なインスピレーションになっています。
そして、こうした“新しい文化や体験への興味”が、卒業後のキャリアにもつながっていきました。日系デベロッパーで建築通訳や翻訳を担当し、建築現場で多くのプロジェクトに関わる中で、インテリアデザインや空間づくりの奥深さに惹かれていきました。「空間が人の体験を変える」という感覚が芽生えたのは、この頃です。 空間そのものだけでなく、そこで生まれる“体験”が人の心を動かす── そんな価値に強く惹かれるようになりました。
日本で就職活動をしていた時に、当時から勢いのあった有名ホテルのポスターを目にしました。雄大な自然を映したビジュアルと、挑戦を感じさせるメッセージを今でも覚えています。その一瞬で、「空間づくり」と「体験価値」と「人との出会い」が、自分の中でひとつの線につながりました。“この世界で働きたい”と素直に思えた瞬間でした。
こうして私は、ホスピタリティの世界に飛び込みました。空間と体験を通じて、人の心を動かす仕事に挑戦したい──その思いが、キャリアの最初の一歩を後押ししてくれました。
世界水準の運営を経験して見えた、“次に挑むべき環境”
―海外拠点の立ち上げでの役割を教えてください。
現場オペレーションを経験した後、社内公募制度を使って海外運営部へ異動しました。新規開業するリゾート施設の立ち上げメンバーとして、戦略立案、マーケティング、オーナーとの合意形成、採用・研修、バックオフィス整備など、事業をゼロからつくるプロセスを一気通貫で担当しました。
文化も言語も異なるチームをまとめながら、事業を形にしていく日々。 その経験は確かな自信を与えてくれましたが、同時に「もっとできるはずなのに、踏み込めない場面がある」という感覚も少しずつ芽生えていきました。
―その中で、どんな違和感を抱くようになったのでしょうか?
大きな組織では、どんな小さな改善にも複数の承認が必要でした。事業部長の承認を取らなければ動けないことも多く、他部署との合意形成にも時間がかかる。リスクを回避するためのプロセスが重なり、スピードがどんどん落ちていくんです。
現場では「今この瞬間」が勝負だと分かっているのに、承認を待つ間に打ち手の鮮度が失われてしまう。申請書の言い回しひとつで差し戻され、何度も修正を求められることもありました。
気づけば、自分が“歯車のひとつ”のように感じてしまう瞬間が増えていきました。もっと視野を広げたい。もっと裁量を持って、スピード感をもって動きたい。その思いが強くなっていった頃、皆さんが今読んでくれているように、私もWantedlyでBUBのストーリーに出会ったんです。
―BUBのどんな点に惹かれたのでしょうか?
最初に目に入ったのは、メンバーの表情でした。写真の中の人たちが、驚くほど生き生きしていたんです。誰かの指示ではなく、自分の意思で動いている空気が伝わってきて、目が離せなかった。
ストーリーを読み進めると、海外展開への挑戦や、体験を中心に据えた事業モデル、「世界を体験で埋め尽くす」というミッションが紹介されていました。
そのどれもが、自分のこれまでの経験や価値観と自然に重なっていきました。
さらに印象的だったのは、事業モデルそのものの独自性でした。多くのリゾート施設では、体験は“宿泊の付帯サービス”として扱われます。しかしBUBでは、宿泊が体験の付帯サービスになる。体験そのものに価値を置き、そこに投資するという発想は、私がこれまで関わってきたどのリゾート運営とも違いました。
「この事業モデルはどう回っているんだろう?」
純粋な興味と、事業としての可能性へのワクワクが同時に湧き上がったのを覚えています。
実は、周囲からは「もっと安定した会社にしたら?」と言われていました。でも、私が求めていたのは“安定”ではなく、“裁量と挑戦”だったんです。
BUBのストーリーを読み終えたころには、ここで働く自分の姿が、すっと想像できていました。
50拠点展開を見据え、オペレーションの“型”をつくる
―入社後、まず着手されたことについて教えてください。
入社後は事業企画としてジョインしましたが、実際にはオペレーション領域の統括も担うようになりました。現場と経営の“ハブ”として、日々の運営から人材育成、組織づくりまで幅広く関わっています。最初に着手したのは、オペレーションチームの立ち上げです。
当時のBUBには、体験をつくるEXチームはあっても、宿泊・清掃・レストランなどを横断して担う“運営のプロ”がいませんでした。タスクごとに人を採用する体制だったため、属人化が進み、拠点を増やすうえで大きなボトルネックになっていたんです。50拠点展開を見据えるなら、再現性のある“型”をつくることが不可欠だと感じました。
そこで私は、複数の業務を横断して担える少数精鋭のチームを提案し、社長に直接プレゼンして立ち上げを実現しました。
―マルチタスク型のチームにした理由は何だったのでしょうか?
ゲストの体験価値を高めるためには、ひとつのポジションだけを見るのではなく、滞在全体を通してゲストに寄り添う視点が欠かせないと感じていました。
例えば、朝食の時間に「部屋が乾燥している」と聞いたら、清掃のタイミングで加湿器を入れることができる。チェックインで伺ったちょっとした情報を、 その後のサービスにさりげなく反映することもできる。
こうした“気づき”は、ポジションを超えて動けるからこそ生まれます。タッチポイントが増えるほど、ゲストのニーズに気づける機会も増え、その場その場で最適な提案ができるようになる。結果として、ゲストの滞在全体の満足度が大きく高まっていくんです。
だからこそ、私はBUBでも、複数の業務を横断して担えるマルチタスク型のチームが必要だと考えました。体験を主軸にしたBUBだからこそ、“どの瞬間でもゲストに寄り添える人材”を育てることが、体験価値の向上につながると感じています。
―システム導入にも取り組まれていると伺いました。
BUBは“体験を起点にした事業”として成長してきた背景があり、まずはアクティビティやコンテンツづくりに力を注いできました。その分、ホテル運営の仕組みづくりは、これから本格的に整えていくフェーズにあります。拠点が増える段階に入った今、運営の基盤を整えることが、結果的に体験価値の向上にもつながると感じています。
当時は、チェックイン資料の作成に毎日3時間かかっていたり、外部委託に頼っていたりと、時間もコストもかかっていました。現在は、PMS(運営システム)の導入と定着に着手し、フロント業務がスムーズに回る仕組みづくりを進めています。
仕組み化できる部分は仕組み化し、そこで生まれた時間をゲストの体験価値に還元できるようにしたい。 そんな思いで、システム導入と運営基盤の整備を進めています。
形の決まっていない領域で道筋を描く。鍵となったのは“巻き込む力”
―事業企画として、どんな難しさを感じていますか?
事業企画統括としての仕事は、まだ形の決まっていない領域で道筋を描いていくことです。大手企業のようにフローが整っているわけではなく、レポートラインも仕組みも、自分たちでつくっていく必要があります。
私は完璧主義なところがあり、「スピード」と「品質」のバランスに葛藤する日もあります。どちらかを優先すれば、どちらかが犠牲になる。その緊張感の中で判断し続けることが、この仕事の難しさでもあり、面白さでもあります。
―その中で、どのように前に進めているのでしょうか?
大切にしているのは、キーパーソンを見つけ、巻き込みながら進めることです。独断で決めるのは簡単ですが、それでは組織は動きません。メンバーにとってのメリットと、会社にとってのメリット。その“win-win”をセットで考え、納得感をつくりながら進めることを意識しています。
私は中途入社で、周りには新卒から長く働いているメンバーも多い。サービスや文化への理解は、彼らのほうが深い部分もあります。だからこそ、自分だけで仕組みをつくっても定着しない。現場の声を聞き、折衷点を探しながら、一緒に形にしていくことを大切にしています。
海外展開と多様性を軸に描く、BUBの次なる未来
―今後、どのような挑戦をしていきたいと考えていますか?
私が描く未来は、海外での事業展開を起点に、事業の可能性を広げていくことです。海外事業の経験が長いからこそ、BUBの海外展開には強い可能性を感じています。
来年には、海外でのアクティビティセンター開業が控えています。さらに、海外での宿泊事業──プライベートヴィラのような新規プロジェクトも担当しています。BUBには、リゾート事業だけでなくアクティビティセンターなど複数の事業の柱があり、このように一本足ではなく、複数の事業が支え合う状態をつくることが、長期的な成長につながると考えています。
既存事業にはさらに付加価値をつけ、新規事業では新しい収益源をつくる。
その両輪で、BUBの成長を支えていきたいと思っています。
ー最後に、BUBに興味を持ってくれている学生の皆様にメッセージをお願いします。
入社して強く感じたのは、BUBの文化の力です。
よく言われる「気合と根性」。気合はスピード、根性はやり切る力。
満足度アンケートを毎日振り返り、翌日には改善する。チャンスは“待つ”のではなく、自分から取りに行く。多様な価値観を受け入れ、背景の違いを尊重し合う。このスピード感と行動力、そして多様性を受け入れる土壌が、私自身の挑戦を後押ししてくれています。
私はずっと「成長し続けること」を大切にしてきました。だからこそ、あえて挑戦を選んできました。若いからこそ、失敗を恐れずに挑戦できます。挑戦の量が、そのまま成長の質につながります。
そして、外国籍の方へ伝えたいことがあります。日本でもキャリアは築ける。「外国人だから難しい」と思う必要はありません。
今の時代、可能性はいくらでもあります。BUBには、多様性を受け入れ、挑戦を後押しする環境があります。一緒に、事業の可能性を広げていきましょう。