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【社員インタビュー】投資する側から「される側」へ。多様な立場からLiberawareを観てきたCFOの想い

内田太郎さん/ CFO

― 内田さん、今日はよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。

僕はCFOを務めていて、経営企画的な業務を主に担当しています。具体的には、事業計画面の数字の整備や資金調達、また、法務系契約書の整備といったところを全般的にやっています!

― 縁の下の力持ちのような存在ですね!入社の経緯を伺ってもよろしいでしょうか?

僕は、前職で勤めていたオリックスでLiberawareと出会いました。当時、ベンチャー企業に出資する「DRONE FUND」にオリックスから出資をし、そこに出向をしていました。投資先にLiberawareがいたのが初めての出会いです。Liberawareには将来性があるなと強く感じたことをよく覚えています。僕自身、前職でLiberawareのお客様に合致するような重厚長大系のプラントなどがある工場さんへの営業・提案を行なっていたという経験と、投資の計画・実行の実務経験もあったことからジョインすることを決めました。その中でも、投資を見ていく目線や事業を理解しながら投資家の方々に説明することなどを期待していただき、今の職務を行なっています。

― 投資する側からLiberawareのような1から作っているベンチャーに入るのはギャップがあると思うのですが、その一歩を踏み出すきっかけは何だったのでしょうか?

この事業自体を伸ばした方が、世の中のためになるなと思ったことです。前職で重厚長大系の企業に営業している際に、「こういうところはロボット化したほうが、効率性も絶対に上がるだろうし、人のためにも良くなるだろう」となんとなく思っていました。そこで、Liberawareのソリューションを知り、「こういうものをもっと広げていくべきだ」と思いました。もう一つは、転職をした36歳の時点で、10年、20年後の人生を見据えて「仕事」について考えたとき、既存の業務の延長ではなく、新たな事業を拡大させていくということを仕事としてやっていきたい、と思いました。

実は、もともとドローンに関心があったというわけではなかったんです。前職時代には環境エネルギー部というところで重厚長大系のプラントに営業をしていたのですが、そこはどちらかというと営業をガツガツやっていたり、新規事業を立ち上げたりする部門でした。ちょうど太陽光が流行っていた時期ということもあり、僕も太陽光の事業の立ち上げを経験しました。工場などの屋根を借りそこで発電事業をして賃料でお返しするスキームです。新しいものを作っていくときに、お金が集まってきたり、みんなでどんどん事業を作っていくという感覚や、景気のうごめきを感じました。そして、そういったことをもう一回やってみたいな、という想いがあり転職を決意しました。



― 実際転職してみて、ギャップもあると思うのですが実際はどうですか?

ギャップというか、ファンド側から見た時と社内は全然違うなと改めて感じた部分はあります。ただ、想像の範囲内ではありました。僕の場合は、Liberawareに転職する前に、DRONE FUNDの立場でLiberawareと関わり、オリックスに戻ってからLiberawareに出資・出向して、という流れがあった後に正式に転職をしたため、出向期間中にLiberawareがどういうことをしている会社なのかということを見られたので、ある程度の想像はできていたんですね。例えば、業務の内容などは整備しきれていないところはたくさんあるのだろうなと思っていたのですが、やはりたくさんありました。なので、ギャップというよりかは、想像していたものが入社してより具体的になったという感じですかね。

― お仕事をされている中で、苦労するのはどんなところでしょうか?

絶賛資金調達中なので、お金集めは大変だなと思います。Liberawareの事業を正しく説明することへの力が僕自身不足していることを痛感しています。マーケット環境も厳しくなっていると感じているのですが、その中でも自力のある会社なんです、ということをしっかり伝えることが1番苦労しているポイントです。商工中金さんからお金を借りたりしているのですが、借入をするときのスキーム作りに関しては前職の経験も生きて、金融機関さんとのコミュニケーションがしっかりとれたことで取り組みがうまくいったのかなと思っています。

― 実際、これからどんどん資金調達をしていって成長していく中で、率直にLiberawareの事業についてどう思われますか?

これから、もっと伸ばしていけると思っています!そもそも取り組みとして、Liberawareのサービスを提供していくと「人が安全に」なるんですよね。従来、人が行っていた危険なところに代わりに弊社のドローンが行くことで、人は安全に作業が行える、かつ、基本的にはコストや生産性を上げていける。Liberawareではなくても、同じソリューションがあるならそれは広めていくべきだと思っています。実際、日本製鉄さんやJR東日本さんなどには、そのような有用性を認識していただけたからこそ、取り組みが進んでいるという認識を持っていますし、今後も広げていけると思っています。

あとは、時間軸をどのようにコントロールできるようにするかという点が1番難しいポイントだと思っています。重厚長大系の企業がお客様であり、意思決定のスピードも個々のスピードがあるので、それを認識した上でいかにそれをこちらの方のスケジュールに持っていけるようにするか、ここが1番苦労するポイントです。

― 現在の働き方としては、チームで行われているのでしょうか?

資金調達に関しては、すごくチームプレイ、というよりは、社長とコミュニケーションをとって「こういう方向でこういう風にしていきましょう」と目線感を合わせながら進めています。そして実務作業に入ったら他の人の手を借りて、分担をするくらいのレベルですね。なので、「めちゃくちゃチームプレイ!!」というわけではないですかね。

― 現在会社としては成長していく段階で、すごく大事なフェーズに入っているのかなと思うのですが、今後どのように成長していきたいかの展望をお聞かせください!

会社の成長、という面でいくと「安全な社会を作る」ということが我々の目的なので、安全な社会にしていくという取り組みを一つでも多くちゃんと認知させて広げていく、これに尽きるのと思っています。売り上げ規模が100億、200億、1,000億とかそういった世界って、ちゃんと事業が有用的になり、浸透して、社会にとって必要なものだ、となったら結果としてついてくるものだと思うんです。なので、まずそれを突き詰めるという動きを間違えないことがとても大切だと思います。そしてそれをちゃんとやりきり、ミッション・ビジョンに邁進して行くことが最も重要なことだと思います。

個人としては、これまで自分が経てきたバックグラウンドは、今まで自分の中になかった目線を補うような形でキャリアを積んできたなと、思っています。例えば営業や新規事業の企画、そのスキーム作り、投資、事業の売り買いがあったり、その後にベンチャーキャピタルへの出資、そして現在のベンチャー企業での実務経験。今行っているのはマネジメントのようなもので、これまでの自分の足りなかったパーツを埋めたなと感じています。それを埋めきった今後は、それを研ぎ澄ます作業で、意思決定を早く正確にすることを突き詰め続けて、それをより高いレイヤーで行っていけるようになっていく、ということをずっと考えています。

― どのレイヤーでも成長し続けるというのが大切だし、それができる環境がとても素敵です!今後について、こういう方と働きたい!という想いについてもお聞きしてよろしいでしょうか?

能力的な話で行くと、各レイヤーで求められるスキルセットは変わるので、そのスキルセットに適する方とはやはり一緒に働きたいですね。マインド的な話は、はっきりと気持ちや意見を言ってくれる方がいいなと思います。伝え方はありますけどね(笑)

例えば、「今、ここがこうだから、こういう風にした方がいいと思う」というようなことをちゃんと話せる人、というのが大切なのかなと思います。とにかく、マインドセットが大事!

― スキルを持っている方よりもマインドセットが重要ということですね!今まではリファラルでスキルを求めていたこれまでとは変わり、最近は年齢幅も広がり、若い方も入ってきている中で「ここだけは譲れない」といったことはありますか?

今会社がやっているもの自体に、心から共感できる人がいいのかなと思います。それは、自分が何か迷ったりやる気がなくなったりした時に「でも、こういうことをやろうと思っていたんだ」という道標になるという点で、そこを材料にするべきであると思っています。もう一つは、何かにぶつかったときに指摘されたとしても、次の行動に対する策を考え行動するなど、やり抜いて行くことを経験してきたり、そういう意思を持っている人は大事なんじゃないかなと思います。



― ちなみに、仕事の後や休日はどのように過ごされているのですか?

ご飯を食べに行くこととお酒を飲みに行くことが好きです!

僕は1人飲みなんかも好きで、行きつけのお店で話をしながら1人で飲んだりもしています。

― 休みの日もお仕事をされることはありますか?

完全にしない、ということはないのですが、ずっと気を張ってたら疲れてしまうので「あ、このメール返しとかなきゃいけないな」というようなものに気づいたらやっています。それはバランスを見ながら、という感じですね。「やらされている」というよりも、意思を持っているかどうか、ですね。

― 最後に、これから一緒に働くであろう方々に熱いメッセージをお願いします!

Liberawareのミッションとビジョンは「安全な社会にしていきたい」ということで、そのために必要な情報を今どんどんドローンというデバイスを使って取っていっている最中です。「社会を安全にしていきたいんだ」という志を共にできる人と一緒に働きたいです!お待ちしています!

― 様々な角度からLiberawareをみられてきた内田さんならではの、成長性や、マインドの重要性についての想いがとても伝わってきました!貴重なお話をありがとうございました!

次回の記事もぜひお楽しみにお待ちください!

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