まずは自己紹介をお願いいたします!
みなさん、はじめまして。OSTechの宇都宮支店にて自動車開発に関する仕事をしている『武田滉平』と申します。現在入社4年目の25歳、役職はチームリーダーです。
趣味はアート鑑賞、最近だと仙台のエジプト展に行ってきました。ちなみにアートに興味を持ったのは、学生時代の友達に展示会に誘われたのがきっかけです。その時はZOZOの前澤社長が持っている『バスキア』を観に行こうとしたのですが、入場することができず…。
でも折角来たわけだし、何かしら見ていこうと横でやっていた見知らぬアーティストの展示会に入ったんです。それが思った以上に、良くて(笑)それからというもの「アートって意味わからないけど面白いなぁ」と気になる展示会があると行くようになりました。
アートに感化された影響もあってか「レジンで創作活動を始めてみようかな...」なんて思い始めている。そんな僕ですが、本日はよろしくお願いいたします。
学生時代はどんな学生でしたか?
バリバリのサッカー少年でした。
小学1年生の時から地元のサッカーチームに所属していて、そこでは最終的にはキャプテンになりました。中学・高校でも部活としてサッカーは続けていて、役職としては副キャプテン。ポジションはいろいろ経験しましたけど主にトップ下、いわゆる司令塔ポジションに落ち着きました。ちなみに今でも学生時代の友達とサッカーやフットサルをします。
あと、ずっとサッカーをしていたということもあって結構アウトドアな子供でした。僕の世代は家にこもってゲームをする子も多いんですけど、僕自身ゲーム酔いが酷くてですね(笑)サッカーの練習も兼ねて家を出ては、そのまま外で遊ぶって感じでした。
高校卒業後は指定校推薦で『ホンダテクニカルカレッジ』という自動車関連の専門学校に進みます。アルバイトも車関係かと思いきや、僕がやっていたのはピザーラの配達員。しかも、途中で店舗を変えたりしながら足掛け4年間働きました(笑)
自動車関連の専門学校を選んだ理由は何でしょうか?
やっぱり「車」が好きだからなんだと思います。
そもそも僕は「将来の夢」みたいなものが無くて、社会人になってからもやりたいことが特に無かったんですよ。でも「車」だけは好きだった。それこそスーパーカーみたいな、いかにも男の子が好きそうな車が好きで、免許も早々に取得してドライブに出かけたりもしました。だから、漠然と「自動車業界で働けたら楽しそうだな」と思って専門学校に進学したという感じですね。
地元近辺にはいくつか自動車の専門学校があって、指定校推薦の枠で入学ルートもある程度選べるような環境でした。ちなみに数ある学校の中から『ホンダテクニカルカレッジ』を選んだのは、『ホンダ』という大手メーカーの名前がついているから、という安直な理由です(笑)
就職活動の軸は何だったのでしょうか?
軸というほどではないですが、なんとなく「学んだことを活かしたいな」と思っていました。
そもそも僕がいた専門学校の就活事情はちょっと特殊で、学生は1社しか受けられないんですよ。でも、その分サポートは手厚くて、3年時には各企業の採用担当の方が「ぜひ、うちに来てください」と説明会を開いてくれるんですね。それで何社か話を聞いたんですけど、どこもピンとこなくて…。
というのも説明会に訪れた企業の殆どが、車の部品を作っている会社だったんですよ。具体的に言うと「エンジンを作ってます」とか「マフラーを作ってます」とか。その部品開発に情熱を持てる人なら良いと思うんですけど、あくまで僕は車そのものが好きなのであって、部品が好きなわけではない。
そんな感じで紆余曲折ありながら、最終的に行きついたのが『OSTech』です。OSTechは自分で調べて見つけた企業なんですけど、会社概要を読んだ時に「ここだ!」と直観しましたね。仕事の幅がかなり広く、自分が学んだことも活かせる。なおかつ色々な経験ができるので、新たにやりたいことも見つけられるかもしれない。ファーストキャリアとしては最適なんじゃないかと思い入社を決めた感じです。
OSTech入社後の第一印象を教えてください!
一人一人の素養に対して、新人研修が用意されている点が印象的でした。
というのもビジネスマナーなどの基本研修の後、配属先とその人の素養に合わせて専門的な研修が設けられているんですよ。僕の場合は学生時代に学んでいたCADの研修。特につまずくこともなく研修は消化できました。
ちなみに僕が入社したのが2020年、ちょうどコロナが流行りだした頃だったんですよ。そのせいで、もともと対面形式だった研修が、全てリモートになりました。普段と勝手が違う研修で大丈夫かなと若干不安視していましたけど、結果的にはスムーズに進められたと思います。
今はどのようなお仕事を担当しているのですか?
日本と海外の自動車メーカーが共同開発している車種の設計に携わっています。
その中でも僕が担当しているのが、設計データの変換作業です。メーカー間でデータ共有を行うんですけど、お互いに違うソフトを使っているせいで互換性がないんですよ。だから、海外から送られてくるデータを1つ1つ変換して、日本のデータと整合性がとれるようにしています。
あとは昨年からチームリーダーに任命されまして、マネジメントも業務の一環です。僕は周りの人を引っ張って行くタイプというよりは、後ろから支えるタイプの人間ではあるので、メンバーとは満遍なくコミュニケーションを取るように心掛けています。
でも、リーダー陣の中では僕が一番年下なんですよね。前任の方からの推薦でリーダーになりましたが、チームメンバーのほとんどが年上。正直、年下だから言いづらい場面も多々あります。
でも支店長から「リーダーとしての責任を全うしろ」「年上だろうと言うべきことはしっかり言え」と発破をかけられてからは少し変わったように思います。僕自身、メリハリのある職場にしたいと思っていますし、年齢に関係なく必要なことはもっと言えるように尽力していきたいですね。
仕事のやりがい、苦労していることは何ですか?
仕事のやりがいは、設計に携わっている車の全容が見えてきた時の達成感です。
日々「このデータを変換してください」と何千何万個とある部品データを捌いているんですけど、それらの細かい部品データを1つにまとめた時に車の形が見えてくるんですよね。そこで初めて「今こういうもの作ってるんだ」という実感が得られるタイミングでもあって物凄い達成感がありますね。
苦労していることは、やっぱりデータの変換作業です。データの変換自体にも時間が掛かりますし、1人あたり一度に何十個とデータが送られてくるので単純に業務量が多くて大変です。
あと海外メーカーとのやり取りになるので、コミュニケーションは基本的に英語なんですよ。わからない単語とかもそれなりに出てくるんですけど、Google先生を頼りながら何とかコミュニケーションを成立させています(笑)
OSTechから得たものはありますか?
一番は「チームリーダーとしての姿勢」です。
挨拶や返事など当たり前のことを当たり前にする姿勢、メンバーに指示する時の伝え方、目上の人にもしっかりとモノ申す度胸とか。座学では学べないことを先輩たちの姿を通して学ばせてもらっているので、貴重な経験をしているなと思っています。
あとは技術的な学びも多くて、それこそビジネスマナーや社会常識などの基本的なところから、CADの専門知識に至るまで様々です。実用的なスキルとしては、会社が受けることをおすすめしてくれた「3次元CAD2級」「3次元CAD準1級」なんかは今後も大活躍するスキルですね。
ちなみに先ほどもいった通り、OSTechの新人研修制度はかなり充実しているので、実用的なスキルを付けるという意味でも良い環境だと思います。基礎から応用はもちろん、実技研修まで豊富なカリキュラムで学ぶことが出来たので、かなり贅沢な環境で育ててもらったんだなぁと思っています(笑)
成し遂げたいことはありますか?
仕事の延長でいうと、自動車の「モデリング」をしたいですね。今は誰かが作ったデザインを組み立てる仕事をしているんですが、いつかは自分でデザイン自体をやりたいと思っています。
他にはリーダーになったからこそ思えたことですが、採用など人事関連の仕事もしてみたいですね。うちの会社って未経験からエンジニアになれる会社ではあるんですけど、それゆえに悩みも多いと思うんですよ。だから新卒や中途の方から積極的に意見を汲み取って、全員がもっと働きやすい環境にしたいなと思っています。
仕事以外で言えば、海外巡りですかね。自分が生きてきた中で見たことない景色ってめちゃくちゃあるじゃないですか。人が作ったもの、自然にできたもの、そういうのを見て単純に「すげえなって」圧倒されたいです(笑)
どんな人と一緒に働きたいですか?
アルバイトまたは部活の経験があり、なおかつコミュニケーションが取れる人がいいです。
ただ、コミュニケーションにもいろいろ種類があると思うんですよ。友達との会話、アルバイトならお客様との会話。そんな中でも個人的には先輩・後輩のコミュニケーションが一番仕事に活きてくるんじゃないかなと思っています。「親しき中にも礼儀あり」という言葉がありますけど、そういう精神の人が来てくれると嬉しいですね。
あと現時点で知識やスキルがなかったとしても、やりたいことが明確な人も良いですよね。OSTechは「○○年後はどうなりたいか?」みたいな、キャリアデザインをしっかり決めていく会社なんですよ。つまり、やりたいことが明確なら、やるべきことも明確になる。僕もそういう人たちと一緒に高みを目指して働きたいです。
OSTechを検討されている方にメッセージをお願いします!
就活で色々辛いこともあると思いますけど、ここで人生が決まるなんて思わないで欲しいです。
僕自身、やりたいことが決められずにOSTechに入りました。でも、ちゃんとここでやりたいことが見つけられたんです。OSTechは全国に支店があり、僕自身も把握しきれないほど幅広く仕事を取り扱っています。だから、「働きながらやりたいことを見つける」ということもOSTechなら出来ると思うんですよね。
先輩たちの中にはOSTechで修行した後に「大手メーカーに移籍」するというキャリアパスを描いている人もいます。そこはやはり名だたる企業と取引をしているOSTechだからこそ実現できるキャリアでもありますし、会社としてもそういう人たちを快く送り出してくれる。
そういった意味で「やりたいこと」ではなく、「働きたい会社」を見つけるために働くというのもOSTechだからこそ出来る働き方なのかもしれないですね。
本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!
OSTechではWeb/インフラ系エンジニアを積極採用中!みなさんのエントリーを心待ちにしております!
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