こんにちは!Deillo採用担当です。
今回は、新店舗の店長職として活躍している堀へのインタビューをご紹介します。
これまでのキャリアや店長としての想い、さらに転職を考えている方へのメッセージまで、幅広く語ってもらいました。未来の仲間となるかもしれないあなたへ――ぜひ最後までご覧ください!
アパレル業界で培った経験を、新しいフィールドへ
―― 学生時代に学んだことや、どんなことに夢中でしたか?
千葉県出身で、子どものころはとても活発でした。水泳に打ち込み、中学・高校・大学ではずっとバレーボールを続けていました。体を動かすことが大好きで、チームで一つの目標に向かって頑張る時間がとても楽しかったですね。
大学では経済学部に進学し、経済や金融について学びました。学生時代にはコンビニで深夜のアルバイトも経験しています。仕入れから陳列、接客まですべて一人で担当する環境の中で、「どうすれば効率よく回せるか」を常に考えるようになりました。常連のお客様も多く、気持ちのいい挨拶をすれば笑顔で返してくれる——そんな瞬間に“接客の楽しさ”を感じていました。
―― Deilloに入社する前のキャリアについて教えてください
大学卒業後、2003年に青山商事株式会社へ販売職として入社しました。4年間の販売経験を経て、5年目に店長へ昇格。「会社に貢献するために、自分にできることは何か」を考えたとき、まずは売上で成果を出して信頼を得ようと思いました。上司に店長になるための条件を聞き、目標を明確にして努力を重ねた結果、チャンスをつかむことができました。
店長として過ごした12年間は、本当に濃い時間でした。数字がすべての小売の世界で、「お客様満足を高めながら売上を最大化するにはどうすればいいか」を常に考え、チームと一緒に挑戦を続けていました。「お客様の気分を害するような接客はしない」というルールをチームで掲げ、理想と成果の両立を目指していました。その想いに共感してくれた部下たちが、数年後に店長として活躍し、「あのときの経験が今に生きています」と連絡をくれたときは、本当に嬉しかったですね。その後はブロック長として27店舗・100名以上のマネジメントを担当し、より広い視点で店舗運営に携わりました。
―― Deilloに入社を決めたきっかけを教えてください
家庭の事情をきっかけに、新しい環境にチャレンジすることを決意しました。長年アパレル業界に携わってきた中で、「自分の経験を別のフィールドでも生かせるのでは」と思い、いくつかの企業の話を聞いているうちに出会ったのがDeilloでした。代表の杉山と話す中で印象的だったのは、“現状維持ではなく、常に新しい挑戦を仕掛けていく姿勢”です。これまで培ってきたマネジメントや接客の経験を、まったく異なる業界でどう生かせるか——。その未知への挑戦に心が動き、「この会社で一緒に成長していきたい」と思い、2024年2月に入社を決めました。
異業界でも活かせる、店長としての挑戦と成長
―― Deilloに入社してから現在まで、どんな仕事をしてきましたか?
入社後は、閉店が決まっていた蒲田本店で閉店セールの対応や事務、在庫管理、閉店に伴う業務を担当。その後、8月にオープンした上野店で店長を任されました。商品を覚えながら販売や事務、発注、配送調整など、店舗の仕組みづくりを社員と一緒に進めました。店長として店舗運営だけでなく、本部業務として面接対応などにも関わり、会社全体の動きを理解できる立場になりました。
現在は、2025年8月に新しくオープンしたみなとみらい店の店長を任されています。店長としての役割は、売上・利益管理、仕入れや在庫の管理、社員の指導やマネジメントなど多岐にわたります。
仕入れ管理では、展示商品を定期的に見直し、動きの少ない商品の入れ替えや新商品の導入を社内ミーティングで決定。発注や販売が発生するたびにファイルを更新し、在庫を細かく管理しています。
また、チームマネジメントにおいては「一人ひとりが目的意識を持って動ける環境づくり」を意識しています。接客スタイルや得意分野は社員によって異なるため、日々の面談やミーティングを通じてコミュニケーションを重ね、強みを生かせるようにサポートしています。
―― 異業界からの転職でしたが、ギャップを感じることはありましたか?
接客という点では共通する部分も多いですが、Deilloではメーカー各社との密な連携が欠かせない点が大きな違いです。メーカーの方々あっての商品であり、その信頼関係をベースにお客様へ価値を届けていく——そこにこの仕事ならではの面白さがあります。スーツと家具という違いはあっても、「お客様の要望にしっかり寄り添う」という本質は変わりません。寝心地やサイズ感、素材、デザインなど——お客様が何を一番重視しているのかを丁寧にヒアリングし、最適な提案を行うようにしています。これは前職で培った接客スタイルと共通しており、経験が今の仕事にも生きています。
―― 店長職として、どんなときにやりがいを感じますか?
日々の業務の中でやりがいを感じるのは、家具の勉強会やメーカーの方々と一緒に実施するワンポイントアドバイス会などで得た知識を、従業員が接客の中で活かし、それが成果につながったときです。スタッフ一人ひとりの成長を間近で感じられるのは、店長として何より嬉しい瞬間です。
また、お客様から「ありがとう」「買ってよかった」と言っていただける瞬間は、何よりの励みです。家具はお客様の暮らしに長く寄り添うものだからこそ、その選択に携われる責任と喜びを日々感じています。これからもチームとともにより良いお店づくりを目指し、一人でも多くのお客様に「亀屋家具(Deilloの店舗屋号)で買ってよかった」と思っていただけるような接客を続けていきたいと思っています。
チームとともにゴールを目指す──店長が大切にする仕事の価値
―― 仕事をする上で、普段から大切にしていることを教えてください
店長として大切にしているのは、「チームワーク」と「人とのつながり」です。従業員もお客様も、関わるすべての人との信頼関係があってこそ、良いお店づくりができると考えています。もちろん数字などの成果も大切ですが、それ以上に「チームでゴールに向かってどうアプローチしていくか」を重視しています。みんなで目標を共有し、「今自分たちは何をすべきか」を考えて動けるチームをつくること——それが理想の店舗運営です。異業種から転職してきたため、家具に関する知識では在籍社員の方が優れていることも多くあります。だからこそ、常にリスペクトを持って接し、日々の面談やコミュニケーションの中で、一人ひとりの声にしっかり耳を傾けることを大切にしています。
―― 今後挑戦したい分野や仕事を教えてください
今のDeilloには、まだ「全員が同じゴールに向かって走る」という理想の形には、もう一歩届いていないと感じています。それは決してマイナスではなく、これから組織として成長していく余白でもあります。だからこそ、各店舗や本部メンバーを含め、同じ方向を向いて支え合いながら、一枚岩のように強く結束できる組織をつくっていきたい。そのためには、目の前の課題に一つひとつ丁寧に向き合いながら、チーム全体で理想の姿に近づけていくことを大切にしていきたいと思っています。
―― 最後に、どのような方と一緒に働きたいと思いますか?
異業種から転職して1年半が経ちますが、「業界が違っても関係ない」と心から思います。自分のスキルを磨きたい、新しいことにチャレンジしたい——そんな意欲を持つ人にとって、Deilloはたくさんのチャンスがある会社です。日々の接客やチームでのやり取りを通じて、自然とコミュニケーション力も磨かれます。
家具は、お客様の暮らしに長く寄り添う“一生もの”になることもあります。自分の知識や提案が、お客様の大切な時間や空間をつくる一部になっていく——そんなやりがいを感じられる仕事です。人と話すことが好き、接客が好き、そしてチームで目標に向かって進むことが好きな方にとって、きっと楽しい環境だと思います。チームで一つのゴールに向かって取り組みながら、お客様に価値を届けられる喜び——そんな仕事を一緒に楽しめる仲間を募集しています。
堀のこれまでの経験を通して、異業界からの挑戦や店長としての責任ある仕事の中で感じられる、Deilloでの仕事の面白さややりがいをお伝えできていれば嬉しいです。私たちはこれからも、新しいことに前向きに取り組みながら、お客様にとって価値ある存在であり続けたいと考えています。
もし「ちょっと気になるな」と思った方がいれば、ぜひお気軽にお話ししてみませんか。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。