生徒会長×ダンス全国3位。結果が出ない時期を乗り越えた2人が語る、一喜一憂から抜け出す方法
はじめに
「結果が出ないことは人生の終わりだと捉えがちな人間だったんですよね。負の雰囲気をまとってしまうというか」
そう語るのは、先月社内で一番の成果を出した横山美夢さん。同じく社内トップの成果を出した赤坂美涼さんも「結果が出てない時って暗くなるし、すごい雰囲気も暗かった」と振り返る。
中学生徒会長、高校バスケキャプテン、そしてセールス経験を経てコンサルに異動した横山さん。5歳からダンスを続け、高校で全国大会、大学で全国3位という実績を持つ赤坂さん。輝かしい経歴を持つ2人でも、新卒として入社した当初は結果が出ずに苦しんでいた。
しかし、先月、2人は揃って社内で最高の成果を出した。何が変わったのか。**「目先のことしか目に入ってなかった」状態から、「次どうすんだっけ?に目を向けられるようになった」**転換点とは。
初の2人同時インタビューで明かされる、結果を出すための超実践的な思考法。
結果が出ない時期「人生の終わりだと思ってた」
━━ 2人とも入社してすぐに成果が上がったタイプではないですよね。結果が出ないときはどう考えていましたか?
横山:自分は転機があったんですけど、それがある前はすごい落ち込みやすいし、自己否定するし、自己否定が強かったので、結果が出ないことは人生の終わりだというふうに捉えがちな人間だったんですよね。でもうなんか負の雰囲気をまとってしまうというか。
特に新卒の最初の方って、目先のことしか目に入ってないなっていうところもあったんですけど。
赤坂:自分も自分もめちゃめちゃ同じで。すごい結果が出てない時って暗くなるし、すごい雰囲気も暗かったかなと思います。
━━ それをどう乗り越えたんですか?
横山:なんか新卒としてランキングを取るには、ランキングの中に入るには?みたいな感じで逆算をするようになったりとか、今達成できない、今の現実ってもう変えられないじゃないですか。だから次どうすんだっけ?っていうその次回アクションとかに目を向けられるようになってから視野が広がったなっていうのはあります。
乗り越えるとかじゃない、なんかもうその一喜一憂しない。フラットにメンタルを。ここです。なんか別に乗り越えてもないです。
赤坂:二つあるかなと思ってて、一つはそういう先輩とか、できる人に声をかけに行くっていうところが一個できた要因というか。
あとは自分もダンスしててやっぱできないタイミングめっちゃあったなと思うんですけど、できるようになるまでひたすら練習し続けたというか、やり続けたっていうところがあったので、今回も成果が上がるまでひたすらやり続ける、何かを行動し続けるっていうやり続けたっていうのが大きかったかなと思います。
転換点:結果ではなく、プロセスにこだわる
━━ 結果が出ないときに一喜一憂してしまう。でもプロセスにこだわることが大事。どうやったらプロセスにこだわれるようになると思いますか?
横山:プロセスにこだわるっていうよりかは、自分がプロセスにこだわらざるを得ない状況にする。するというか明確に目標を設定したし、その顧客からの計画っていうのが結構、谷さんが常駐になってからめちゃめちゃタスクマネジメント、マイクロマネジメントされるようになったし、自分もするようになったので。
そのタスクが「確かにこれやってんだっけ?やってないんだっけ?やってんだっけ?っていうのが逐一こう見える化されてたので、こだわらざるを得なくなったので。
なので、成果が出たときも、出なかった時も、失敗しちゃった時も、でもここまでやったから次はこうだよね、の次回アクションにつながったりとか。それができるようになったなと思います。なんか漠然としてなかったっていうのはあります。
赤坂:現実に向き合うとかって違いますか?自分はアポが最初めちゃくちゃコケてた。というか、一ヶ月の目標数値に対して半分とかだったっていうところに対して、じゃあこの数字は超えたいよねっていう目標を一つ見つけて。
そこに向かって数字を超えるためには、具体的にどうやるかっていうのを、ひたすら先輩のできてる人のを真似するとかっていうところをやり切って、一つの小さい目標をクリアできた。
━━ 土日とか業務時間外の使い方は、結果が出る前と出た後で違いましたか?
赤坂:結果が出ないときは、自分は本当に何したらいいか分かんないので、とりあえず先輩が取れてるアポの音声を聞くとか。できてる人が何をしてるかっていうのを知るっていうインプットの時間に当ててたなっていう印象があります。
結果が出た後は、じゃあそれが自分ができてたのかどうかっていうのを確認してて。できている人と自分の共通点なんだろうって考えるようにはしてました。
真似だけでは足りない「仮説を作る」重要性
━━ 真似をすることは大事ですが、ずっと音声を聞いていても大体一緒ですよね。
赤坂:あー、でもそれはちょっと感じます。
━━ 一回見たらほぼ一緒だなと。でも自分で作り込んでやってみて、うまくいかなくて、もう一回見たら、その時に感じなかったことを感じられるわけですよね。
赤坂:あー、わかります。
━━ それって仮説検証なんだと思います。つまり、真似するのは大事なんだけど、もう一つは自分でこうしたいって思う、仮説を作るってことが重要。そういう準備とか、こうやったらいいんじゃね?とか、そういうのって何かありました?
赤坂:自分めちゃくちゃあって。めっちゃ具体的な話になっちゃうんですけど、アポとか商談とか自分にばっかりこう目が行ってたのが、まあ経験の場っていうのもあるんですけど、すごい相手の反応とかがすごい大事だなと思っていて、相手の反応とかが意識的に見れるようになった。
っていうのは一つ変わった、大きく成果出る前と出た後と変わったことかなと思ってます。
横山:視野が広がってたかどうかっていうところですか?私毎回テーマ決めるんですよね。なんかその商談とか定例とかなんか顧客と相対するときに、ゴールとかテーマを決めて、商談だったら、なんか絶対ここだけはなんか握ろうとか、こういうストーリー設計しようとか、そういうのはもう決めてましたね。なんか楽しい方がいいんで。
なんかそのチャレンジとかそういうところは、なんかテーマを決めて、これだけはみたいなのを決めてました。
成果を出す本質「一喜一憂しない」の真意
━━ 今回結果が出るようになった理由を抽象度を上げて見ると、まず最低限の行動が前提としてあると。で、一喜一憂しなくなった。外的コントロール下に置かれる結果に対してではなくて、自分がコントロールできるプロセスに関して目線を行かせるようになった。
もう一個は、自分がコントロールできることに関して意識をとにかく持っていきました。そこからこれってこういうふうにすればいいんじゃないかなという仮説を作るようになった。だから結果が出た。こういう流れですかね?
赤坂:それはめっちゃある感覚があります。
━━ ただ、このインタビューを通して感じてほしいのは、なんで自分結果出たんだっけというのを、ちゃんと壁打ちをする。偶発的にさせないっていうのが大事だから。
考え方が変わるから結果って基本出るわけですよね。じゃあその考え方で自分の中で何がどう変わったんだっけ。それをずっとやり続ければいいだけなんだから。
だいたい結果が出て、次の月全く結果出ませんみたいなケースって、振り返りが足りてないの。自分の身になってない。これはなぜかというと、結果が出たことに対して嬉しいという一喜一憂をやっていくからなんです。
ってことは逆に、結果が出ても喜ばない。一喜一憂しないっていうのは、それよりも結果が出たときに、どうしてこれ結果出たんだろうっていう振り返りをしていく。
━━ 振り返りって具体的になりがちですよね。大事なんだけど。
横山:そうですね。
━━ 振り返りは一回自分で作るの。でそれを壁打ちしないとダメ。絶対、これって普通に聞いててこれってこうじゃね?っていうのが出てくるから。
横山:あー、なるほど。一回切りの振り返りじゃなくて、その振り返りもブラッシュアップさせるみたいな、上司との壁打ちで。
━━ 自分の都合のいいように振り返りしてしまうんですよね。
横山:はいはい、めっちゃ主観入ります。
━━ だから結果とかも、いい結果でも悪い結果でもね、いい結果の時に「自分これ頑張ったからこれが成功要因だろう」っていうふうにバイアスかけちゃうのよ。
例えば、資料をむっちゃ綺麗にしました。そこにこだわりがあるからって。でも一番重要なのって資料をきれいにしたことじゃなくて、**接触めっちゃしたことじゃね?**ってなった時に、本来はデザインをきれいにしたっていう振り返りで成果が出たと思っちゃうから、それだとそれずれてるやんみたいなってなって、次の月で成果出なくなる。
だから自分が見たいように見ちゃうから結果を。良いも悪いも。だから壁打ちしないとダメですよね。
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「結果が出ないことは人生の終わり」と思っていた2人が、社内トップの成果を出すまで。変わったのは、**「過去を見るのではなく、次どうするかを見る」**というたった1つの視点。
「一喜一憂しない。フラットにメンタルを」「プロセスにこだわらざるを得ない状況を作る」「できる人を真似して、仮説を作る」「振り返りを壁打ちする」
生徒会長、バスケキャプテン、ダンス全国3位。輝かしい経歴を持つ2人でも、最初は結果が出なかった。でも、考え方を変えて、行動を変えて、結果が出た。
「結果が出ても喜ばない。どうして結果が出たんだろうって振り返る」
一緒に、次のアクションを見つけて、成長し続けませんか?