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データサイエンティスト対談【対談企画#6】GEOTRAでの働き方と未来志向のデータサイエンスへの挑戦


目次

  • はじめに

  • ーGEOTRAに応募したきっかけを教えてください。

  • ーGEOTRAで実際働いてみていかがですか?

  • ー上村さんと髙田さんは、データサイエンティストの中でペアを組まれているそうですが、ペア制についてどう思われますか?

  • ーGEOTRAで今後やってみたいことはありますか?

  • さいごに

はじめに

こんにちは!いつもストーリーをご覧くださりありがとうございます。

今回は、GEOTRAのデータサイエンティストとして活躍する上村さん・髙田さんのお二人に業務内容やその魅力、働き方などについて語ってもらいました。

現在弊社のデータサイエンティストへの応募を迷っている方や、より詳しく知りたいとお考えの皆様へ、少しでも働き方のイメージをお伝えできればと思います。

ーGEOTRAに応募したきっかけを教えてください。

髙田: 僕は関西出身ですが、データサイエンティストとして働く機会を求めて、今年から東京に出てきました。Wantedlyで調べている中で、GEOTRAのことを知り、応募しました。
ビッグデータの分析においては、分析の仕方次第で結果が変わり得ること、分析結果が一義に定まらないことについて、個人的に少しモヤモヤを感じていました。そんな中で、GEOTRAの、キャリアのデータに基づいて一人一人の行動データを再現し、それを分析するというアプローチに興味を持ちました。ビッグデータのように曖昧な情報ではなく、具体的な行動データを用いて、それぞれのペルソナの行動に着目したより実践的な分析ができるところが面白いと感じて応募し、幸運にも今ここで働かせてもらっています。

上村:なるほど、より具体的なデータに触れられ、分析の方向性もある程度決まっているという部分に惹かれたんですね。
僕も、扱ったことのない領域のデータサイエンスをやりたいと思っていました。例えば購買データは、kaggleなどのデータプラットフォームで触れることができますが、人流データは見たことがなかったので興味が沸きました。

髙田: 確かに、珍しいデータですよね。

上村: そうなんです。通信会社のGPS位置情報は普通では扱えないデータですよね。また髙田さんが仰っていた、1人1人のデータに着目するというのは、私も面白い視点だと思います。人の流れを大まかに捉えるのではなく、ミクロな視点で、どういう属性の人がどこに行ったかまで細かく分かるのは面白いと思います。そのような活用の方法を見ることができてすごく面白いです。また、人流データを触っていたという経験自体が今後の武器になるのではないかとも思っています。

髙田: 人流データは、これからの伸びしろが大きい分野ですよね。人流のビックデータ化が進んで、社会全体がデータでつながると、今は仮想的に作っているアクティビティデータも、よりリアルなデータとして扱えるようになるのではないかと思っています。そうなれば、もっと市場も、分析の幅も広がるし、この経験の価値も、より上がるのではないかと思います。

上村: どんなテーマでも人の流れに関わる部分があるので、その知見・経験を積めるのは大きいですよね。

ーGEOTRAで実際働いてみていかがですか?

上村: GEOTRAで働き始めてもう少しで1年になりますが、稼働を柔軟に調整できるのが良いですね。

髙田: そうなんですよ。融通が効きすぎて、逆に心配になるぐらいです(笑)CEOの陣内さんとの1on1も定期的にありますよね。

上村: そうですね、定期的に陣内さんとも話しますし、CTOの森山さんとも定期的に1on1の機会があり、業務での悩みやそれ以外のことも話すことができます。森山さんは技術的な知見が広すぎて、話を聞いていてもすごいなと思うことが多いです。森山さん以外のデータサイエンティストの方も、技術的にレベルが高く、一緒に働く中で、勉強になることが多いです。

髙田: 森山さんは知識が豊富すぎます。大学院は化学系で、KDDIに入ってから技術系の仕事を始めて、今はGEOTRAでCTOとしてデータ分析とWeb開発を見ているんですよね。その他のデータサイエンティストの皆さんも、技術力もあるし、人流というドメインに対しての知識も深いので、何か聞いたら答えてもらえる環境にいられるのはありがたいですね。本当に優秀な社員ばかりなので、モチベーションを上げられています。

上村:普段の業務では関わりの少ない社員の方々とも気軽にランチを一緒に食べる文化があるのもいいですよね。色んな経験を持つ社員の皆さんと気軽に話せる機会は貴重だと思います。

髙田:業務委託の方たちも多種多様なバックグラウンドをお持ちで刺激になっています。業務形態に関係なく優秀な人たちばかりで焦ります(笑)

ー上村さんと髙田さんは、データサイエンティストの中でペアを組まれているそうですが、ペア制についてどう思われますか?

髙田: いや、本当に助かっています。上村さんは去年の11月から、僕が今年の3月から入ったので、上村さんが師匠、僕が弟子みたいな感じでやらせてもらっています。データサイエンティストなどのエンジニアよりの仕事の場合、Slack上で完結しようとすればできてしまうので、コミュニケーションが薄くなりがちですが、ペア制でいつでも相談できる人がいるのが心強いですね。また、単純にペア同士で親交も深められるのもありがたいです。この前も上村さんと飲みに行きましたが、こういう制度があるのは非常にありがたいです。

上村: 嬉しいですね。まず仲良くなれるのが大きいし、逆に、僕が髙田さんに分からないことを聞くこともあります。やはり近くに相談できる人がいるのは安心できます。バックグラウンドも違うので色々なことを教え合えるし、この制度はとても楽しく有意義だなと思います。

髙田: 本当にそうですね。ペアの他にもデータサイエンティスト同士で悩みを共有できる機会もありますし、それでも解決しなければ森山さんなどに相談できる環境もあります。そういう環境がなければ、孤立してしまう可能性もあると思うのでありがたいです。

上村: この制度がなかったときは、データサイエンティストごとに単独のタスクを行っていたので、出社しても殆ど喋らずに帰る日もありました。お互いのやっていることをわかっている人がいると安心できますし、元気になれます。

ーGEOTRAで今後やってみたいことはありますか?

上村: 未来志向のことをやってみたいです。GEOTRAの扱う領域は、過去のデータから示唆を出すという案件と、今あるデータを使ってどのように予測ができるかを考える案件の2つに分けられると思うのですが、後者の取り組みにより興味があります。そういう新しいこと、正解がないことをやってみたいですね。

髙田: 確かに、それはありますね。特に、魅力度推定など、機械学習を使って予測する案件では、そういうチャレンジができますよね。
個人的には訪日外国人(インバウンド)のデータ分析に興味があります。日本人の動きと比較して、外国人の人流はどのような特徴があるのかを分析してみたいです。

上村: あとは社会に直結するような案件をやってみたいという思いがあります。例えば、GEOTRAの都市計画の提案がそのまま通って、実際に都市が変わったりしたら、すごくやりがいを感じると思います。

髙田: 例えば、イベントの分析を行って、その結果が実際に見えると面白いですよね。位置情報データ分析の楽しみの1つとして、行ってみたい旅行先が増えるのはありますよね。メジャーな観光地でなくても分析しているとマイナーな場所でも楽しめると思います。

上村:前に全国の港湾を分析した時にも、めちゃくちゃ旅行したくなりました。実際にその後リサーチした場所に行ってみると、観光地ではないところでも、「前に分析したところだ!」と感動しました。そういう面白さはありますね。

髙田:そういうオリジナルの観光地が作れるのはいいですね。また、地方出身の方なら、出身地の分析に関われる可能性もありますよね。自分はタイミングが合わなかったですが、地元の分析をした事例があったので、関われたら楽しかったんだろうと思います。

上村:要するに、人流データは自分たちの生活と密接に関わるものなんですよね。だからことより実感を持って分析に関われるのが面白いですよね。

髙田:最近は購買データと人流データを掛け合わせた分析もありますよね。ますます生活に根差した分析になりますね。GEOTRAは三井物産とKDDIの合弁会社ですが、母体が大きいと扱えるデータも大きくなるので、データサイエンティスト志望の人には非常にお勧めできます。

さいごに

上村さん、髙田さん、ありがとうございました!

他の社員の対談記事はこちらからご覧いただけます。

今回対談をしていただいたお二人の個人インタビューは以下からご覧ください!

【データサイエンティストインタビュー#10】高粒度な人流データの魅力(上村さん)

【データサイエンティストインタビュー#12】圧倒的な技術的知見と手厚いサポート (髙田さん)

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