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【役員・部長インタビュー】トレジャーフットで働く意義とメンバーの価値観とは?

自己紹介

―― まずは自己紹介ということで、お名前と役職、そして職務の内容について教えてください。

辻:取締役 人材育成事業 兼 パブリック事業執行役員 として勤めています。辻麻梨菜(つじ・まりな)です。私は主にパブリック事業全般の責任者を担当しています。具体的な内容としては、私たちトレジャーフットが掲げている「T理論」に該当するような行政案件の企画提案・プレゼンテーションを行い、受注したものをみんなで納品しています。例えば、佐賀県では起業や副業支援、神奈川県横須賀市では新規事業支援、また、香川県高松市や福島県では関係人口創出の事業などを手掛けています。

雅也:コンサルティング本部 部長の齊藤 雅也(さいとう・まさや)です。私はコンサルティング本部の部長として、トレジャーフットの基幹事業である、地場産業特化型のプロフェッショナル人材マッチング事業を担当しています。主にT理論におけるToBの部分を担当している形ですね。

圭:事業推進部 部長を勤めています、齊藤 圭(さいとう・けい)です。事業推進部は、人事採用、経理総務などのバックオフィス全体を統括しています。私個人としては、トレジャーフットの「何でも屋」のような形で、事業推進部だけでなく、セールスやカスタマーサクセスの部分も担当しています。

トレジャーフットの事業と意義

―― みなさん、各事業部の部長として、トレジャーフットを引っ張る立場にいらっしゃいますよね。各事業部についても教えてください。また、トレジャーフットのミッション・ビジョン・バリューの中で、どういった部分を担っているのでしょうか?

▼トレジャーフットMVV
Mission:新しい働き方を創造し、地場産業の発展に貢献する
Vision:4700の地場産業プロジェクトの創出
Value:思いやりと厳しさ・ロマンとソロバン・自由と責任・仕事に価値を・徹底的に正直に

辻:パブリック事業は、ToC案件として人材育成事業を中心に取り組んでいます。これはトレジャーフットのミッション・ビジョンに繋がっていると思います。ミッションの部分で言うと、育成した人材が、地場産業の支援を行えるようになることで、地域課題解決のプロジェクトが生まれてくるようなイメージですね。
先に新しい働き方の実践から始まって、その先にある地場産業の発展に繋がっていくのかなと思います。また、トレジャーフットのビジョンは「4700の地場産業プロジェクトの創出」です。パブリック事業の案件は、自治体さん単位で受託させてもらっているため、案件を増やしていくことが、ビジョンの体現に繋がっていると考えています。

雅也:マッチング事業では経営理念である「新しい働き方を創造し、地場産業の発展に貢献します」そのものを体現していると思っています。「新しい働き方」は、複業人材としてサービスにご登録いただいている方が目指されている夢の実現の一助になりますし、「地場産業の発展に貢献する」というところでは、行き詰まっている地域の企業様向けにソリューションを提供するというところで、経営理念そのものを体現しているのかなと考えています。

圭:事業推進部はバックオフィス全体を統括し、会社の運営において重要な役割を担っています。T理論で言うと、コンサルティング本部・パブリック事業部のフォローをするような形ですね。会社のミッションやビジョンに対して、トレジャーフッドらしさをどう作り出せるかがこだわっている部分ですし、事業推進部が担う重要な役割だと思っています。

トレジャーフットの価値観とメンバーの軸

―― ありがとうございます。組織内のカルチャーなどについても聞いていければと思います。トレジャーフットに共通している価値観とは何だと思いますか?

雅也:そうですね、トレジャーフットの価値観としては、ビジネス大前提でない点や、人の温かさを、メンバーが持っています。そして、トレジャーフット自体がその"手触り感"を価値観として大事にしてるんじゃないかなと思っています。

辻:共通の価値観として、雅也君が話していた手触り感はもちろんですが、何かを手放しにして仕組みで解決するというより、人として向き合っている人たちが多いことが、トレジャーフットの特徴であり共通項だと感じますね。そしてその中で、会社のバリューである「ロマンとソロバン」が大事にされていると思います。トレジャーフットは「こうありたい、こうあったらいいな」という想いを強く持つ人が多いんです。これは私自身の価値観とも合っていて、心地良いなと思っています。

圭:辻さんが言われた「ロマンとソロバン」は、私もトレジャーフットらしい価値観だと感じます。「ロマンとソロバン」を起点に、トレジャーフットの5つのバリュー全てが繋がっているというイメージです。
例えば、先日行ったオフサイトMTGでも、トレジャーフットの価値観の議論内で「本質主義」というワードが出ました。辞書的な意味ではなく、「自分たちが本当に重要視しているものを実行する」という意味合いで、反対に「自分たちに合わない仕事や行動にはNOと言える」ということだと思います。まさに、「ロマン」の部分を語っている事象だと思いますし、「本質主義」を求めているからこそ、仕事に対して「自由と責任」が存在し、実現するために「仕事に価値を」「徹底的に正直に」といったバリューが結びついていると感じています。

―― 会社のバリューが実際の業務やプロジェクトにどのように反映されていますか?

辻:私が担当しているパブリック事業は、バリューの「仕事に価値を」が反映されていると思います。パブリック系の案件は、仕様書に「何を何回行い、こうしてほしい」という要望が書いてあるため、言ってしまえば、それさえこなしていればいいというような進め方をすることが多いんです。
ですが、トレジャーフットの場合、仕様書をある意味ポジティブに無視をしていくパターンが多いです。「本当に自治体の皆さんが目指したいところに行くのであれば、この回数は増やした方が良いですよね」とか「この領域ってもっと広げて展開できるよね」とか、仕様書とか予算をある意味ちょっと度外視しているようなイメージです。「こうすればもっと良いものができます」という、価値提供の色が強いので、バリューがしっかり反映されていると思います。もちろん、採算度外視というわけにはいかないですが。

雅也:そうですね、1番は「ロマンとソロバン」かなと思います。例えばコンサルティング事業部の場合、クライアントの描かれているロマンに対して、予算に対して何がどれだけできるのかというところのソロバンを叩いて提供しています。支援企画を検討する際に「どういう支援が最もクライアントにとって価値を発揮できるのか」ということを考えるため、「ロマンとソロバン」の1番良いバランスを見つけているのだと考えています。

圭:私は業務面ではなく、代表の田中さんの人柄や価値観に会社のバリューが出ているかなと思っています。「思いやりと厳しさ」や、「徹底的に正直に」といった会社のバリューは、シンプルに田中さんとつながっています。社内のメンバーも優しい人ばかりです。
これもトレジャーフットのバリューが表れているところかなと思っています。また、バリュー自体の抽象度が高いため、自分自身がどう考えていくかが重要です。トレジャーフットでは月次MVPを決める際に、バリューをもとに社員同士で選考を行います。日々の行動や選択の場面にバリューが紐づいているのは非常にいいことかなと感じています。

―― みなさんの自身の軸(キャリア・考え方の軸・価値観)と会社のビジョンがどのように一致しているか教えてください。

辻:私は「計画的偶発性」という言葉を大切にしています。これは、進むべき方向を決めきってしまうのではなく、その瞬間に自分が良いとと思ったものを選んでいこうというものです。これまでトレジャーフットでやってきたことを振り返ると、「わくわくする」「何か面白そう」「何か起こせそう」と思ったところに挑戦できたという環境自体が、自分自身の価値観と一致していました。

雅也:私は「キャリアはこうすべきだ・こう進むべきだ」みたいなところを参考にしているものはありません。「どうすれば自分らしく人生を歩めるか」という考え方の中にキャリアがあると思っています。これは会社のビジョンである「新しい働き方を創造し、地場産業の発展に貢献する」という部分と近しいところがあると感じています。「新しく模索しながら進めていく」というビジョンと、僕自身の「キャリアにとらわれない考え方」という価値観が一致しているのかなと感じています。

圭:私は「当たり前のことを当たり前にやる」ということを大切にしています。トレジャーフット自体はまだまだ小さい会社ですが、この規模感で働くからこそ、「自分のやるべきことをやる」ということが、ちょうど会社が進むべき方向と合っているのかな、と思っています。

未来のトレジャーフット

―― 会社の中長期を見据えた時に「売上・社員規模の拡大」についてどう思いますか?

辻:先ほど話したように、私は未来を決めきっていくよりも、物事を進めていく中で未来を作っていきたい派です。そこで作り上げる未来の質はこだわりたいですし、大事にしていきたいなと思っています。その中で、売り上げや従業員数のような見える数字はもちろんあるでしょう。
ですが、数字達成のためにトレジャーフットらしさや、1人1人のメンバーらしさみたいなものがなくなってしまうのであれば、考え直す必要があると感じています。掲げている数字をどう達成していくのかというプロセスを大切にしたいです。
個人的には、これまで自分の強みを生かした事業をやらせてもらってきた側なので、次のフェーズとして他のメンバーが自分の得意を生かして「こういう事業をやりたい」「こういう施策をやってみたい」という希望がどんどん出てきて、それが実現できるような組織になってほしいと思っています。

圭:今後、短期的に目指していく部分では、中期経営計画の中で、売上規模・従業員規模の拡大があると考えています。とはいえ、むやみやたらに「売上を倍増する」「従業員を増やす」というようなイメージは持っていません。
トレジャーフットのMVVに基づいて、売上も従業員規模も価値観を共にしながら愚直に伸ばしていくことが、臨むべき方向性だと思います。その中で、代表である田中さんのやりたいことや、私たちのやってみたいことを進めていきたいですね。

雅也:将来のビジョンのところは、圭くんが話していた通りで、売り上げ・従業員規模の拡大があると思います。もちろん代表である田中さん自身がどう考えているのか、というところはありますが…
個人的には、拡大といっても無限に大きくするのではなく、自分たちの価値観と個性が消えない規模のバランスを今後見つけていくべきなのかなと感じています。
また、これは声を大にして言いたいのですが、「T理論」がさかんに言われていますが、実は、トレジャーフットのT理論を考え出したのは私なんです(笑)
今後の進むべきビジョンとしてはT理論がベースになると思いますが、私はその先も考えたいです。いずれにせよ、地場産業が良くなるために動いていきますが、働く個人が満たされていないと他者を幸せにはできないと思うため、そのバランスが取れるような会社になってほしいですね。

求職者へのメッセージ

―― これから会社に入る人に向けてのメッセージをお願いします。

辻:私は、置かれた環境を自分なりに乗りこなして楽しめるような人だと嬉しいです。トレジャーフットは今、第2創業期のような形で組織が変わるタイミングです。そのため、日々状況が変わっていく可能性は大いにあります。その環境の中にある、自由さと不自由さを乗りこなして自分の糧にしたい人はフィットしていると思います。

圭:新しく入社する方と、これからのトレジャーフットを一緒に作りたいなと思っています。とはいえ、現段階で正解はない状態です。トレジャーフットとしての価値観も確立してはいますが、新しい色を取り入れていく必要があると感じます。まだまだ発展途上の会社ですので、正解を一緒に探していけるような人と働いていきたいです。

雅也:圭君同様にトレジャーフットを一緒に作っていただける人に入社していただきたいです。ですがそれだけではなく、正直な人・自分が大切にしているものを軸として持っている人に加わっていただけると、トレジャーフットにとっても、その方にとっても良い影響を与えあえるのではないかなと思います。

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