こんにちは!ITリモートワークスの採用担当です。
本日は、エンジニアのH.K.さんにインタビューをしてまいりました。
・ITリモートワークスに入社するまでの人生
・ITリモートワークスでの働き方
・今後の展望
についてお話しして参りますので、「現在の働き方やキャリアに不安のある方」や「転職を一歩踏み出せずにいる方」はぜひ最後までご覧ください。
学生時代
私は理数系の高校を卒業し、大学では情報系を専攻していました。
昔から数字やロジックを考えるのが好きで、特に微積分や確率のような“答えが一つに定まらない思考”に魅力を感じていました。
情報系を選んだのは、純粋な興味に加えて「仕事に直結するかもしれない」という現実的な理由もありました。
終わりの見えない日々から、自分を取り戻すまで
大学を卒業し、新卒で入社したのはSIerでした。約11〜12年在籍し、最初の4〜5年は名古屋で勤務していました。
当時は、出張続きで家に帰れないことも多く、月100時間を超える残業が常態化。土日がすべて休めた月は一度もなかったと思います。1週間ほど会社に泊まり込み、風呂に入るためだけに一時帰宅することもありました。
若かったからこそ耐えられたのかもしれませんが、今振り返ると「転職を考える余裕すらなかった」ほど、心身ともに追い込まれていたと思います。
当時の現場では、上司の怒声が飛び交い、物が投げられるようなこともありました。
いわば昭和の職場の延長線。成果よりも声の大きさが評価されるような環境でした。
ただ、私は「仕事自体は好きだった」。だからこそ、環境に苦しみながらも、やめられずにいたのだと思います。
「自分の仕事を自分で選びたい」
そんな時に出会ったのが、ITリモートワークスでした。
最初に感じたのは「とにかく人がいい」ということ。地方から上京してくる社員の家探しに付き添ったり、病気で倒れた社員の家を訪ねたり、困っている人を放っておけない人たちが集まっている。
それは、私が前職で感じていた“人の冷たさ”とは真逆の空気でした。
そして、もうひとつ大きかったのが、管理ではなく信頼を前提とした働き方です。
細かい報連相やタスク管理はありません。
「与えられた仕事を、ちゃんと責任をもってやる」
ただそれだけのシンプルな約束の上に、すべてが成り立っています。
だからこそ、自分のペースで最大限のパフォーマンスを出せる。これは、私にとって理想的な環境でした。
100%リモート。それでも「孤独ではない」
今は完全にリモートで働いています。
出社が恋しくなることもありますが、自己管理が得意な私にとっては、むしろ心地よい距離感です。
もちろん、オン・オフの切り替えが難しい瞬間はあります。
そんな時は、ジム手当を活用して身体を動かしたり、散歩をしたり。
“自分で環境を整える力”が問われる働き方ですが、それができる人にとっては最高の自由です。
リモートワーク手当も支給され、通信費の負担も軽減されています。
通勤代やスーツ代、クリーニング代、外食費を考えると、結果的にコストパフォーマンスは非常に高い。
リモートの良さは“時間とお金の余裕”だけでなく、“心の余裕”を生み出してくれることだと思います。
厳しさも隠さない現場のリアル
現在は、提案書の作成や上流設計、要件定義などを中心に、ものづくりの全工程に関わっています。
担当する業界は、電力・ガス・銀行・自動車などさまざま。どのプロジェクトも責任が大きく、毎日が学びです。
一方で、現場には厳しさもあります。
曖昧な指示や、指示を出す本人が内容を理解していないケースもあります。
ときには、お客様の発言が理不尽に感じることも。
そんな時は、ただ我慢するのではなく、事実を整理して伝えるようにしています。
「それは違います」ときちんとお伝えし、正しい方向に導いていく。
その積み重ねが、自分自身の成長につながっているのを実感します。
“支え合う”文化がある会社
私がこの会社を好きな理由は、やはり人の温かさです。
困っている人を見かけたら、自然と誰かが手を差し伸べる。
相談をためらっていると「悩むくらいなら話してごらん」と声をかけてくれる。
そんな文化が、全社的に根づいています。
この温かさを失わずに、今後拡大していく組織としての一体感をどう保つか。そこが今後の課題でもあるかと私自身考えています。
技術を極める。その先に“教える喜び”を
私のキャリアの軸は、マネジメントよりも技術の深化にあります。
最新の技術を追い、応用力を磨き、現場で活かせる知見を積み重ねること。
そして、後進の育成にも力を入れています。
教えた人が現場で活躍する姿を見ると、本当に嬉しい。
それが、私にとって何よりのモチベーションです。
また、最近はAI活用にも関心があります。
日本全体がまだAIの扱いに慣れていない中で、「使いこなせる人」を増やしていきたい。
画期的なことをやるのは難しくても、日々の業務を効率化するAIの使い方を、もっと広められたらと思っています。
ITリモートワークスに合う人とは
静かに努力する人が多い会社です。
けれど、個性があってもいい。
もっと発信できる人、前向きに周囲を巻き込める人が増えると、さらに面白くなると思います。
合うのはこんな人です。
- 管理されるのが苦手でも、責任感がある人
- 技術が好きで、自分の手で試すのが楽しい人
- 文句よりも工夫を選ぶ人
- 誠実に、淡々と結果を出せる人
私としては、少し尖っていても、とにかくまっすぐで正直な人が好きです。
技術を愛し、自分のペースで成長したい人にとって、ここはとても居心地のいい場所だと思います。
最後に
先輩社員として伝えたいのは、ITリモートワークスはエンジニアをはじめとする社員をしっかり「サポートする会社」だということです。
誰かが困っていたら、必ず手を差し伸べるという一見当たり前なことを徹底している会社は、意外と珍しいと思うのです。
「仕事は好きだけど、今の環境に疲れてしまった」
そんな方にこそ、ITリモートワークスを知って、エントリーしてほしいですね。
H.K.さん、ありがとうございました!