プレイングマネージャーって毎日どんなふうに過ごしているの?今回はシスナビの島田事業部長に、毎日のタイムテーブルを公開してもらい、仕事の進め方やライフとワークの両立についてお話を伺いました。
客先での業務とシスナビの企業運営両方を担当するプレイングマネージャー
-自己紹介をお願いします
シスナビのSI事業本部1グループ部長をやらせてもらっています。エンジニア部隊が2グループありまして、そのうちの1つを見ています。業務としては、まずプレイヤーとしてクライアントの現場にて開発業務に従事しています。その傍らでシスナビの経営幹部として様々な施策の検討や推進、採用、また管理職として部下の教育やモニタリング、フォローなどを行っています。いわゆるプレイングマネージャーですね。
現場の開発においては、設計・製造・テストなど、手を動かしてものを作ることもやりますし、チームビルディングやツールの選定、コミュニケーションや会議の実施など、現場とクライアントの間に立って動くような業務も担当しています。
-すごく業務範囲が広くて大変そうですが、寝る暇はありますか
全然寝てますよ(笑)!現場に出社する日は、毎日何もなければ20時ごろには帰宅するんですが、帰宅後は基本的に自分の仕事には一切手をつけません。メンバーのフォローや面談などでオンラインミーティングをやることはありますが、数少ない社内メンバーとのコミュニケーションの機会は貴重ですし、私自身もメンバーの成長を感じることで次の日のモチベーションが湧いてくるので、逆にリフレッシュになることもあります。
確かにやらないといけないことは多いんですが、隙間時間をうまく使うことで効率よくこなしています。また、できない時は素直に周りの手を借りることも大切。体調管理面では睡眠時間をしっかり確保することを心がけています。若い頃は子供が寝静まった頃に一人でゲームすることが多かったですが、今はすぐ寝るようになりました。
島田さん1週間のタイムテーブル
-通勤電車で社内業務とは朝からフルスロットルですね
いやいや、たまたま始発駅で座れるので時間を有効活用しようということです。車内で行なっているのは、シスナビの業務連絡に返信したり、資料を作成したり等ですね。日中は客先の現場で働いているので基本的にシスナビの業務はできません。だから、現場に入る前にできるだけ対応をするようにしています。週2〜3日は在宅勤務もさせていただいているので、その時は家事をしたり散歩したりと比較的ゆっくり過ごしています。
-現場での業務とシスナビの業務、頭の切り替えが大変ではありませんか
そうでもないですね。基本は現場での業務が最優先です。ただ非常にありがたいことに、弊社の理念にご共感いただけるクライアントとお付き合いさせていただけることも増えてきまして、休み時間やちょっと業務の手が空いた際、トイレに行く間などで、チャット返信や電話連絡をすることをご了承いただけています。無論、完全に自社都合の業務をするのではなく、社内エンジニアのフォローであったり、営業チームとの情報連携を図り、巡ってクライアントへの価値提供へと繋げるということは大前提です。業務が終了してから全部をチェックして返信すると流石に大変ですしトラブル対応が遅れることもあるので、隙間時間をうまく使ってこまめに対応することがコツかなと思います。金曜日はシスナビ業務日として確保しているので、がっつりシスナビのことをできる時間も設けています。
-リフレッシュできるのはどんな時ですか
タイムテーブルにも書いたように、帰宅後や休日は子供達と遊ぶ時間が多いので、それがそのまま自分のリフレッシュになっていますね。みんなでゲームしたり、土日は畑があるのでそこで農作業をしたりします。他にも子供がゲームセンターのメダルゲームが好きで、自分も影響を受けて好きになりましたね。パワプロとかドラクエとか桃鉄とか、僕ら世代に刺さるタイトルがたくさんあるんです。あとはドラクエで言えば、妻と長男と一緒にドラクエウォークをプレイしたり、次男三男がドラゴンボール関連のゲームをやってたりするので、話題が合って家族で楽しんでいることも、すごく息抜きになってます。
仕事と家庭は切り離せない
-今後、ライフとワークをどんなふうに築いていきたいですか
現在シスナビは大きな変革期に入っていますし、客先業務もしっかり対応しなければいけないので、私の立場を考慮すると、ある程度自分に負荷をかけて仕事をしないといけない状況にありますし、その覚悟もあります。とはいえ、タイムテーブルをご覧の通り、仕事外の時間は割と取れている方なのかなと。だから、特にライフの方のバランスを取ろうとは今のところ思っていません。子供も上は中3、下は小5と育児という年齢でもなくなりましたので、過度に無理をし過ぎない範囲で仕事に注力していきたいと思います。
最後に、仕事と家庭というところは自分の場合かなり強く紐づいていて、育児で学んだことをそのまま社員とのコミュニケーションにいかせている面も多いです。だから、切り離して考えるのでなく、丸ごと自分の糧としながら人生を豊かにしていくのが良いのではないでしょうか。