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実務未経験から入社2年目で上流案件を担当できた秘密とは

実務未経験でエンジニアに転職って可能?と悩まれている方も多いのでは。今回は営業から未経験でエンジニアとしてシスナビに入社した山田さんにインタビューしました。確かに実務は未経験でしたが、前職在籍中に独学でWebアプリケーションを制作するなどしっかり自己学習をしてきたのが、エンジニアとしてのキャリア形成につながっています。

山田さんプロフィール:2021年入社。SI事業本部1G所属。開発エンジニア。シスナビがエンジニアとして1社目。前職は商社の営業

商社の仕事に直結するWebアプリケーションを独学で制作

-エンジニアになったきっかけを教えてください

元々建築関係の商社で営業をやっていました。仕事柄建築士さんとお話をする機会が多かったんですが、彼らを見ていて開発や設計をできる人の方がキャリアを作る上でこの先強いなと感じたんです。

でも、今から建築士になるために学校行くのも違うなと思い悩んでいたときに、ネットサーフィンでエンジニアの職種を見つけました。エンジニアは学校に通うよりも自力で何か作れる人の方を評価するというのも何かで見かけて、じゃあまずは自力で作ってみるかと挑戦してみたのがエンジニアを目指すきっかけです。

-どんなものを自力で作ってみたんですか

商社では建設系の設備や道具を扱っていたんですが、業務の中で自治体の職員の方とよくお話をする機会がありました。例えば道路や橋のような公共物に破損等があれば、見つけた住民の方から市役所に連絡が来て、担当者がチェックして工事が決まり必要な道具を発注するという流れがあるわけです。ただ、住民の方からの連絡がなかなかこないというのが課題でした。

そこで、住民が橋の壊れている写真をスマホで撮ってアップロードしたものが市役所に届いて、役所の人がそれをみてすぐに現場に行けるみたいなものがあったら便利だなと思い、掲示板機能があるwebアプリケーションを作りました。実際に業務で導入等したわけではなく、完全に自分の開発の練習用に作りました。

-当時の仕事と紐づいた本格的なアプリだったんですね。シスナビに採用されるまでの流れを教えてください

ちょっと記憶が曖昧なんですが、どこかの採用メディアから流れてきた求人募集を見て応募しました。面接の際の印象としては、かなりしっかり私が作ったアプリケーションを見てくれて、それに対しての質問やフィードバックをいただけたのが嬉しかったのを覚えています。他の会社では面接で私がアプリケーションで書いたコードの話とかは出なかったので。ちゃんと人間を見てくれたのを面接で感じられたのが入社の決め手です。

お客様のご要望をまとめて形にするのが面白い

-ご自身でプロダクトを作った経験があるとはいえ、実務は初めてですよね。シスナビ入社後はどのように研修や業務は進んでいったんでしょうか

完全未経験の人はまずは外部研修に出るんですが、私の場合は入社までのインターバルが半年くらいあり、その間にプログラミングを結構自己学習していたので、いきなり現場配属でした。

まずはスマホゲームのテスト業務を半年くらい、その後弁護士事務所の経理システムの開発現場に配属され今も続行中です。あと同時進行で、学習塾のDX推進の案件で上流の業務を兼務しています。

-現在入社2年目で開発と上流を既に経験されているのはすごいですね

ありがとうございます。やはり入社前に自分でアプリケーションを作った経験が活きたと思います。開発に関しては最初は機能追加から始まり無理ないスケジュールで進められたのも良かったです。

上流に関してはITコンサル的な立場で企業の課題とニーズを捉え提案し道筋を作っていく仕事です。営業時代の提案経験や培ったコミュニケーション力が役立ったと思います。

-お仕事のやりがいはどんなところですか

開発だとお客様のご依頼に合わせて画面や機能を作った結果、OKですと言ってもらえたときが一番うれしいですね。あとは開発している中で最新の技術を知ることができるのもとても楽しいです。

上流の業務だと、お客様のご要望をまとめて形にするのが面白く感じます。お客様は全くITに詳しくない方なので、その方たちがおっしゃっていることをどう汲み取って形にするか工夫をするのはやりがいを覚えます。

営業時代よりもワークライフバランスが取りやすくなった

-営業からエンジニアにキャリアチェンジしてよかったことを教えてください

まずは営業時代に比べてものすごくワークライフバランスが取りやすくなったのは良かったです。これはシスナビの勤務体系が働きやすいからかもしれませんが、仕事後の疲れ具合でいったら今は営業時代の50%くらいだと思います。

あとは技術職、専門職なので、自分のタスクがはっきりしているところも良いです。もちろん臨機応変にやらないといけない場面もありますが、営業とは意味合いが違うのでストレスは減ったと自分は感じています。

-シスナビの会社としてのいいところはありますか

案件にアサインするときに入るように指示されるのではなく、「これどう?」って提案してもらえるところは良いと思います。

あと、私は最初テスト業務から始まりましたが、開発をやりたかったのでそれを伝えて勉強したら開発業務に携わることができました。見返りというか給与の面でも頑張った分は反映されています。

社内のコミュニケーションも活発だと思います。普段は朝会や夕会でオンラインで社員同士話したりとか、slackで雑談をしています。月一回のオフィスでの社員会ではみんなと会えるのが楽しいです。

自社開発プロジェクトにも参加

-山田さんは社内書籍管理システムのブクナビの開発にも参画されているんですよね。ブクナビとはどんなものなのでしょうか。

シスナビには書籍購入補助といって社員が勉強のために書籍購入した費用を会社が負担する制度があります。読み終わりもう使わなくなったらその本は会社の書庫に納める決まりですが、そういった書籍だったり色んな人から寄付頂いた書籍が100冊くらいまで増え、管理する必要が発生しました。どんな本があるかデータ化し、検索できたり貸出中の本がわかったりという図書館みたいなシステムを作ろうということでブクナビ開発プロジェクトが始まりました。

昨年の秋くらいから始まり、今年の6月にプロトタイプをお披露目しました。今最終段階の修正や調整をおこなっているので、来年には運用開始できるのではないかと。どうしても各メンバー受託やSESをやりながらなので時間はかかってしまいますが、いわば自社開発の練習になっているのでプロジェクトに参加できて良かったです。

シスナビはエンジニアをすごく大事にする会社

-今後の抱負をお願いします

私の目標としては今の学習塾の案件のような上流の業務に関わる機会を増やしたいと思っています。前職が営業だったというのもあり、ITの専門技術や知識を基にお客様とコミュニケーションをとって進める業務が合っていると感じているので。上流の業務にも色々あるので、一通りやってみて選べるようになりたいです。

シスナビはエンジニアをすごく大事にする会社です。今社員数が増加中で会社は大きくなっている最中ですが、そこは変わらないで欲しいと思います。自分もエンジニアにとって良い環境を作り上げる一員として貢献したいです。

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