こんにちは、レクリー広報です。
突然ですが、皆さんは「Enjoyできる職場」と聞いてどのような環境を思い浮かべますか?
自由、数字に追われない、出勤が無い、業務が楽で給与が高い、でしょうか。
レクリーではメンバー全員が「楽しさ」をモットーに生き生きと働いています。
実際、他社に紹介中の求職者様が「御社の担当者がとても楽しそうに働いているので是非入社したいです」と弊社の面接を受けて下さることもあります。
今回は、メンバーの生き甲斐や楽しさが“何によって”生まれているのかに迫ります!
インタビューに応じてくれたのは、元和食料理人でレクリー入社3年目の花崎です。
「責任の重さとやりがいは比例する」
料理人時代は、年功序列という伝統もあり、板の前に立つことさえなかなか許されませんでした。 そんな時にレクリーからアルバイトをしないかと声をかけてもらい、初めてテレアポに挑戦しました。 初日、「俺が、誰もが知る超大手に電話をかけて営業している」ということに興奮したことを覚えています。当時を振り返ると、年齢関係なく若手でも頑張ればスポットライトを浴びられるという“新鮮さ”に楽しさを感じていたのだと思います。けれど、立場に関係なく会社の顔を背負って大きな仕事が出来る分、これまでに無いほどの責任を伴うわけです。在宅なので体力面では前職より楽な一方で、精神力や思考力はこれまでの100億倍駆使していましたね。
ここで大きな学びとなったことは、責任の重さと働き甲斐は比例するということです。娯楽ともいえる食の欲求を満たすのと、人生や家族の生活がかかった転職をサポートするのとでは、責任の色が違うわけです。その分重圧を感じる時もありますが、人事や求職者様と共に望みを叶えられた瞬間はハイタッチしている気持ちになります。求職者様からの「家族を救ってもらった」「君に転職を伴走してもらえて本当に良かった」という言葉は、“責任を持つこと”の楽しさを教えてくれました。
「苦しさが楽しさに変わる瞬間」
そうしてレクリーへの入社を決めましたが、僕の地元は田舎なので、リモートワークやフレックスという働き方にはまだまだ馴染みがない人が多く、当時は家族にも彼女にも反対されていました。自分自身、会ったこともない人の会社に入るのはいかがかと思い、社長に会いに東京へ出向きました。その時、「今の給与より下がるわけでもないのに、目の前に挑戦したいことがありながら挑戦しないなんて勿体ない」と言われ、ハッとしたんです。帰宅まで待てずに、帰りの車の中で彼女に「レクリーで働くわ」と電話しましたね。もっと貪欲に自分のやりたいことに挑戦していいのだと思えた瞬間でした。今となっては、実際にやりがいを持って働く姿や、暮らしぶりを見て、家族みなが「人の役に立つことをしているんだね」と認めてくれています。
特にやりがいを感じるのは、苦しさが楽しさに変わる瞬間です。求職者対応では、転職理由の深堀りをし、その方の家庭環境や背景に心を寄せ、履歴書づくりや面接対策を行い、最後には企業に内定応諾の返事を伝えるわけです。一方の企業対応では、共に採用に関するボトルネックの特定を行い、自らが一次選考出来るくらいその企業のことを理解し、お客様ではなくチームとして一緒に選考をサポートしていきます。そのようなマッチングの過程では、苦しい局面も多々あります。
例えば、「年収を上げて残業は減らしたい」という理由で転職活動をされている求職者様がいました。お話ししてみると、既に他のエージェント経由で好条件な大手A社を紹介されており、担当者とも関係構築が出来ている様子でした。そのA社は、確かに年収は上がるものの、残業が多い環境でした。僕は、求職者様の二つの望みがしっかり叶う転職にしたいと思いB社をご紹介しましたが、A社に比べて残業が減る代わりに年収面も若干低かったため、マッチングはとても難航しました。
そこで、B社人事に将来の見込み年収を伺い、伸び幅を比較しました。また、今回の希望を考えると、給与を時給換算する重要性もお伝えしました。そして比較対象がある中で決断を後押しするには責任を伴うため、あらゆる口コミを調べて、気になる点は人事へ細かくヒアリングし、その内容も全て正直に求職者様へお話ししました。一方で、この求職者様はB社の採用ニーズに合致する人材だったため、B社に対しても「支度金」の支給を交渉しました。結果的に、難しい状況からのスタートに苦しみましたが、年収も上がり残業のない環境へ転職を叶えることが出来、思わず「よっしゃー!」と声が出ました。弊社で内定を出せたからということではなく、妥協せずにその方の希望を叶えられたことが嬉しかったです。
このように、条件交渉や書類落ちなど、困難な局面にもがきながら立ち向かい、試行錯誤を繰り返し、常に自分の限界を超えていく感覚に、“自己成長を追い求める”楽しさを感じます。
▲社長やマネージャーと共に取引企業との会食へ
「自分に出来ることは無限大だと知った」
今までで、特に印象に残っている求職者様がいます。測量士としてご活躍されていましたが、重い病にかかり、炎天下で仕事をすることが出来なくなったため転職活動をされていました。そのようなお体の事情もあり、希望給与も下げ、これまでとは違う分野の求人を探されていました。しかし僕の考えとしては、その方のこれまでの経験をゼロベースにしてしまうことはあまりに勿体ないし、生活水準を下げてしまえば負の循環につながってしまうと感じました。そこで、室内で働くことが出来る内装関係や、事務所内での安全管理のポジションなど、これまでの知見を活かせる選択肢を模索し、結果として、年収や市場価値を下げることなく希望以上の転職が叶いました。
それ以降、スキルや経験をゼロにするのはプロの仕事ではないと思い、選考のサポートだけでなく、その方の人生にとってこれ以上無いベストを模索するためならば何でもしようと考えるようになりました。 その甲斐あってか、入社後でも変わらず相談して下さる方も多く、いつしか自分が“どこまでも誰かのお役に立ち、感動を与えられる”楽しさに没頭していることに気が付きました。
ー花崎さん、ありがとうございました。
「自走し、没頭し、仲間と共に喜べる環境」
ここまで、弊社花崎のインタビューを通して、楽しさの質が変わってきていることを感じました。
初めは、“新鮮さ”、そして“責任を持つこと”、“自己成長を追い求めること”、最後には“誰かの役に立ち感動を届けること”に楽しさを感じているのです。
レクリーメンバーは、決して、楽な業務や働き易さを楽しさと捉えているのではありません。そもそも働き易さというのは働き甲斐のためにあると考え、本気で結果を追い求め、責任と裁量を持って自走し、与えられるものではなく自らが作り上げる楽しさに没頭しているのです。
そして、そんな共同の目標に向かって成長を応援し合う仲間は一生の宝物です。リモート環境でありながら、メンバーのいる土地で集合して資格試験を受験したり、マラソンに挑戦したりと、在宅とは思わせないメンバーシップが存在するのは、皆が大きな目標に本気で向き合い、困難を共に乗り越えてきているからではないでしょうか!
▲各地のメンバーが集合し北海道でマラソンに挑戦
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