私たちBeansはどんなことにも「まめ」でありたいと考える、そんな広告屋です。
「クライアントに真摯に向き合い、一番近くであれこれよく動き、気が利いて、行き届いた仕事をする」をモットーにしています。まずは相手の立場に立って、共に悩み、進んでいく姿勢を大切にしています。どんなに私たちに利益の出る案件であっても、それが相手にとって利益とならないと考えれば、案件自体を考え直すようアドバイスします。それが、クライアントにとってのBeansの存在意義であり、価値だと思うから。
私たちは、クライアントにとって一番の理解者であり、良きパートナーでありたいと考えています。
今回は、当社の新事業『HACO works』に携わる三川さんと中川さんのクロストークを実施。新事業を推進するやりがいや、今後への思いなどを語っていただきました!
【プロフィール】
三川 和士:広告プランナー。会計事務所を経て、2023年9月にBeansへ入社。現在は通常業務と並行して、新事業『HACO works』において立ち上げたフォトスタジオのWebサイト制作やSNS運用業務などを担当している。
中川 紗也香:広告プランナー。飲食業界を経て、2024年12月にBeansへ入社。現在は通常業務と並行して、フォトスタジオの運営関連業務も担当している。
自由な発想で1から事業を作り上げる面白さ
――お二人は広告プランナーでありながら、Beansの新事業である『HACO works』の業務にも携わっています。具体的にどのような関わりをされているのでしょうか?
中川:まず『HACO works』では、2025年4月に兵庫県尼崎市の杭瀬という街に「フォトスタジオ」をオープンする予定です。本フォトスタジオの施工にあたって、私は主に施工会社の方と打ち合わせをしたり、周辺環境などをリサーチしたりしています。
三川:僕はフォトスタジオのWebサイトを制作したり、SNS(XやInstagramなど)を用いた対外的な情報発信を中心に行っています。あいにく中川さんのような施工のセンスは持ち合わせておらず、自分が唯一貢献できるところを考えた結果、Web周りを担当することになりました(笑)。
中川:いやいや、Webに強いからじゃないですか(笑)?
三川:強いとかはないんですが(笑)。当社が運営する『おいしいデザイン.com』のSNSを担当しているため、その流れで社長に任せてもらえたのではないかと思います。今はフォトスタジオが完成するまでの過程をSNSで発信したりしていますね。
――中川さんはスタジオの施工周り、三川さんはWeb周りを担当されているとのことですが、お二人のこだわりポイントを教えていただけますか?
中川:今回のフォトスタジオは、古き良き街並みにあった大きな空き家をリノベーションして作った施設です。建物の外観はとてもかっこいい仕上がりなのですが、周辺環境にいかに溶け込むかという視点から、他にはないフォトスタジオを作りたいと考えています。
また、建物自体のユニークな特性を活かすため、オープンまでにあまり作り込まず、これからどのようにでもアレンジできる余白を残したスペースにしました。その余白こそがこだわりであり、私自身も今後どのような使われ方をするのかとても楽しみですね。
三川:中川さんのおっしゃるとおり、今回のフォトスタジオは良い意味で新奇性に富んだ空間です。Webサイトに関しても、一般的なレンタルスペースとは異なるデザインにしたいと考えました。同時に、古き良き街並みのレトロさをサイトにも反映するなど、本フォトスタジオならではのオリジナリティを表現できるように工夫しました。
――仕上がりが楽しみですね!新事業に携わるなかで、どのような面白さを感じていますか?
中川:がらんどうの状態からスタートするため、可能性が無限に広がっている点が面白いなと感じます。まさにお客様と一緒に作りあげていく経験ができますし、今後は例えばキッチンスタジオなどを作ってBeansの広告の仕事につなげるような展開も考えられると思います。
三川:自分たちの手で自由に作りあげていく点が楽しく、またやりがいにもなっていますね。WebサイトもSNSも、特にイメージの指示があったわけではなく、自分でデザインやコンセプトを考え提案してきました。裁量を持って1からプロジェクトを推進できる楽しさは、この仕事ならではだと思っています。
中川:そうですよね。私もスタジオの内装や仕様など、基本的にすべて任せてもらっています。責任の大きな仕事ではありますが、その分のやりがいも大きいですね。
三川:なおかつ、社内のみんなで考えて作っている感じも面白いですよね。まさに1チームで動いている感覚が得られています。
手探りのビジネスだからこそ、社内のコミュニケーションが活発に
――一方で、どのような点が大変だと感じますか?
中川:Beansとして、BtoCのビジネスや施設管理に関する事業が初めてのため、手探りで進めなければならない点に漠然とした不安はあります。
三川:Webサイト制作においても、例えば料金表示1つをとってもどういう注意事項を添えるべきかなど、悩む場面が多々ありました。正解も分からないため、手探りでやっていく大変さがありましたね。
――なるほど、経験がない取り組みだからこその苦労があるのですね。新規事業の立ち上げ経験を通じて、成長したことや変化した事柄は?
三川:やはり、すべて任せてもらえる環境のなかで、自然と責任感が芽生えたように感じます。
中川:私もです!そういえば、前よりも社内の相談が活発になりましたよね。
三川:たしかに!
中川:みんなが経験したことのない課題に向き合っているがゆえに、互いに相談する場面が増えました。元々コミュニケーションは活発でしたが、対話しあえる関係性がより強固になった気がします。
三川:コミュニケーションは増えましたよね。特にサイト制作に関しては、デザイナーさんやコーダーさんとの連携が必要不可欠です。みんなで会話をしながら、アイデアを融合させていくプロセスが今まで以上に増えたように思います。
――新事業の今後に対する思いをお聞かせください。
中川:最終的にはBeans本体の仕事と関連させていくことが目標です。互いの事業にプラスになるような相乗効果を生み出せたらいいですね。
三川:現在、当社はWeb制作事業の売上が大きく伸びています。『HACO works』事業を、Web事業と張り合えるくらいの売上規模のサービスにしていきたいですね。
中川:私たちは広告プランナーという職種のため、メイン業務との兼ね合いも考えていかなければなりません。うまく両立できるように双方のバランスを保っていくことも個人的な目標です。
三川:そうですね。ただ、僕の場合は『HACO works』を頑張っていきたいという思いが強いかもしれません。『HACO works』の取り組みのなかでお客様を増やし、会社に利益をもたらせる状態になることを目指しています。
人間関係に悩むことがない。心地よく働ける環境もBeansの魅力
――『HACO works』の事業に関して、どのような人が向いている仕事だと思いますか?
中川:1からアイデアを生み出すことが求められる場面も多いため、与えられた仕事だけを行うのではなく、自ら考え行動に移せる人が向いていると思います。また、Beansはとてもフランクな職場ですので、自分から相談できる方のほうがいいですね。
三川:僕もまったく同じ意見です。裁量の大きな仕事を任されるため、自分で考えたり、自ら進んで動ける人にお勧めしたいですね。
中川:あと、今回のフォトスタジオは何かに特化した施設というわけではなく、さまざまなお客様を対象としていく予定です。例えば、音楽に関連するスタジオを作りたいとなれば、そのようなアレンジも自由にできるはずです。ご自身の趣味や、やりたいことがある方にもマッチする仕事だと思います。
――最後に、お二人が考える「Beansで働く魅力」を教えてください!
中川:私は異業種からの転職でしたが、いろいろなことに挑戦させてもらえる環境がBeansならではの魅力だと感じます。あとは、職場の雰囲気もよく、みんな穏やかで、働きやすい環境がいいですね。私も最初は実務面で分からないことが多く、戸惑う場面もありましたが、先輩方が優しく教えてくれたためすぐに慣れることができました。
三川:本当にみんな優しいですよね。先輩・後輩という関係はありつつも、上の人から強く言われたりすることはありませんし、とてもフラットな組織だと思います。
中川:人間関係に悩むことがないですよね。
三川:ないですね。人間関係のストレスはいっさいなく働くことができています。
中川:それと、社長のことも社長とは呼ばず、みなさん「鍋野さん」と呼んでいます。普段は社長室にいらっしゃいますが、いつでも相談に乗ってもらえますし、メンバーたちが楽しそうに話をしていると社長室から出てきて会話に混ざってくれます(笑)。
三川:鍋野社長はイベントなどの際に各メンバーにプレゼントをくださったりと、いつも気遣いをしてくれるんですよ。当社の穏やかで優しい社風も、おそらく社長が先頭に立ってそのような雰囲気を作ってくれているのではないかと思います。
中川:当社は2025年3月末に創立10周年を迎えましたが、今回の新事業は節目に合わせた1つの挑戦でもありました。個々のメンバーがそれぞれに業務を抱えつつも、全員が同じ方向を向いて協力しながら推進できたことは今後の大きな財産になるかと思います。今後もこの良い雰囲気を継続できるよう努めていきたいですね。