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【感性AI】ワークスタイルインタビュー 多方面に活躍するエンジニアの海外リモートワークレポート

Photo by Ross Parmly on Unsplash

こんにちは。ソフトウェアエンジニアの久保です。

久保 裕貴's Wantedly Profile
今後はデザインとコンピュータサイエンスを融合させた技術の開発に取り組みたいと考えています。 ジェネレイティブデザインの考え方と機械学習、数理最適化、シミュレーション、その接点となるインターフェースを有機的に組み合わせた新しい技術や表現を社会実装していくことが目標です。
https://www.wantedly.com/id/yukikubo

感性AIでは主に感性AIアナリティクスの開発を担当しており、インターフェースから機械学習モデルの構築までやりたいことを全部やっております。もともとインターフェースデザインに興味があり、どのようにユーザーへサービスを表現したらいいのか、どのように価値を形づくり伝えたらいいのかといった事柄をモデルの部分から一貫して考えていける、ということにたいへんなおもしろさを感じています。

感性AIアナリティクスではテキストや画像に対して人がどのような印象および感性を持つか、ということを定量的に示すサービスを提供しています。現在はマーケティングクリエイティブの業務をサポートする機能をメインとして開発を進めています。

自身のグラフィックデザイナーとしての経験から、デザインのよさとはなにか、よいデザインにある要素とはなにか、といったことに関心を抱いていました。それを数理科学やコンピュータサイエンスを用いて定量化し適切なインターフェースにより表現することで、デザイン制作の強力なアシスタントを作りたい、というモチベーションを持って日々開発に取り組んでいます。

感性AIアナリティクス | 感性AI株式会社
AIが商品の感性価値分析をサポート。消費者データを学習したAIが1分でネーミング、キャッチコピー、パッケージデザインを評価。学術的にも認められた確かな精度です。
https://www.kansei-ai.com/marketingsolution-analytics


本記事では4月末から5月中旬までヨーロッパに滞在し、海外から感性AIの仕事をおこなってみた感想などを書いていきたいと思います。
今回のヨーロッパ滞在は学生のころより続けている学術研究で各地の大学、研究機関の共同研究者を訪ねるのが目的でした。

訪問国は順にオランダ・ユトレヒト、フランス・パリ、イギリス・ロンドンです。
ダイジェスト的に写真を載せつつ、記憶を綴っていきます。



オランダではちょうどチューリップの季節でアムステルダム近郊のキューケンホフ公園へ。



フランスではパリの一室でもっぱら仕事をしていた。


イギリスではオックスフォードへ。写真はレディ・マーガレット・ホール。


感性AIでの働き方

感性AIは電気通信大学のUECアライアンスセンターをオフィスとしていますが、メンバーはリモートワークを中心に、自身の生産性が高い環境で業務をしてもらっています。オフィスに出社しても良し、リモートワークで仕事するも良しです。
(定例のミーティングに合わせて出社する社員が多いかもしれません。アイディアをブレストするようなミーティングや、データを取得するために実施する実験など、出社をお願いする機会はあります。)
日常のコミュニケーションはslackなどのツールを活用し、リモートワークでもコミュニケーションが取りやすい環境が整っています。
このほか雑談の機会としてオンラインランチ会「たまらんち」なども週1で開催されています。
たまらんちの名付け親のインタビュー記事) 

私は普段からリモートワーク中心でオフィスへいくのは数ヶ月に一度くらいのため、仕事のパフォーマンスはおおむねどこでも変わらないかなと思っております。しいていえば、自室やオフィスの方がディスプレイや資料があって情報が見やすくていいということはあります。

今回滞在した国ではサマータイムで日本と7、8時間の時差があり日本の日中の時間帯がちょうど深夜にあたるため、打ち合わせの時間はうまく調整する必要があり多少のむずかしさを感じる場面もありました。
普段は自室に篭りっきりの私ですが、旅先ではいろいろと出歩き慣れない言語でコミュニケーションをすることで、新しい刺激や着想を大いに得ることができたように思います。これをぜひともサービス開発へ展開していくつもりです。


私は感性AIのソフトウェア開発では各メンバーの好きなこと、興味のあることを尊重し、できるだけそれらに関連した仕事を担当していただきたいと考えています。そのほうが深い考察や発想が生み出されることが多く、結果として品質を高めることにつながります。

一見、ソフトウェア開発に関係のないような分野でも、その対象が持つ構造がサービスを革新するようなアイデアを形づくる、ということは大いにありますし、それこそがおもしろいと感じます。ですから、現状の技術力よりも幅広い興味、好奇心が重要で、それをより突き詰められる環境を感性AIでは実現できればと思います。

デザイン制作の根幹が実は論理的でアルゴリズミックな過程を含むように、誰しもが触れていながら不確かなものだと思われている感性にも確かに捉えられる側面が必ずあると考えています。一緒に感性を解明していきませんか。待っています。

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