こんにちは！ワミィの採用コンサルタントの石川です。ワミィでは定期的にメールマガジンの配信を行っておりますが、その中でもご好評をいただいているコンテンツを全7回に渡りお送りします！

第1回目となる今回は、「企業が必要な人材を確保するために大切なこと～ONE TEAMで欲しい人材を確保しよう～」がテーマです。

採用市場の現状については、少子高齢化による人手不足の加速、フリーランスや副業等の働き方の多様化、エンジニア需給バランスが崩れるとされる2030年問題など様々な問題が存在しています。
このような市況の変化を背景に、企業が継続的に人材を確保するにはどのようなことを意識すればよいのでしょうか。

以下の図は、一般的な採用活動における選考フローですが、各ステップにおいて大切なことについてお伝えします。

＜母集団形成＞自社に適したツールを選定しよう

企業の状況や課題により、採用手法のベストプラクティスは日々変化していきます。 採用サービスやツールも新しいものが毎年のように出てくる中で、本当に自社に適しているツールかどうかという判断は実際に使用してみないと分かりません。 そのため、まずは様々なサービスやツールを試してみよう！というフットワークの軽さが大切です。 面接確約スカウト、スカウト通数、応募喚起など媒体一つとっても様々な使用方法があるため、是非、自社に適したツールを探してみてください。

＜書類選考＞スピード感のある対応を！

書類選考の判断の速さは自社の中で頑張れるところです。 スピードを意識し、翌営業日までには返答をしましょう。 スピード感をもって対応することで、エージェント側にも良い印象を与えることができます。

＜書類選考＞応募要件≠採用要件ということ

候補者の書類を見て、候補者の人柄等の定性面をあれこれ推察・想像していることはありませんか。 応募要件は採用要件ではないことに注意してください。 書類に記載されていないことまで想像し判断すると、書類選考の基準が高くなってしまう、その結果候補者に会う前に自ら採用の機会を失うという事象が発生してしまいます。 気軽に会って話が聞けないなど、敷居が高いと候補者の関心も薄れてしまうので応募要件を満たしていたらカジュアル面談を実施する等、まずは会ってみましょう。

＜面接＞面接官の心構えを統一しよう

面接官となる社員に対しては面接官ガイダンスを行い、選考フローの理解を深め、面接における心構えを統一しておきましょう。 また、面接官がジャッジするのではなく、応募者の方から見極められているという視点を忘れないようにしてください。 面接官には候補者に「この人と働きたい！」と思われるような振る舞い・言動ができる自社セールスパーソンに担当してもらいましょう。

＜内定＞内定通知のタイミングが重要！

内定を出すタイミングとしては最終面接後に出すのが一般的ですが、是非採用したいと思う候補者であれば最終面接の中で内定を出すのも一つの手です。 候補者の選考状況にもよりますがスピード感を持って内定を出すことで候補者への印象が良くなります。

以上、大切なポイントを挙げましたが、現状の採用活動と照らし合わせ自社が強化すべきところを認識した上で取り組んでみてください。

採用はONE TEAMで

最後に、採用活動において最も大切なことは「人事だけで採用を回していくのではなく、経営陣や現場部門を含めた全社で実施する」ということです。

人事だけで採用業務を行うと、
　・採用したい人物像が良く分からない
　・候補者やエージェントに正しいフィードバックができない
など、結果的に人材確保ができないという悪循環に繋がります。

是非、現場を巻き込み全社員が採用担当として動くようなスクラム採用を目指してみてください。

今後の採用市場の変化に備え、踏襲された採用手法について今、立ち止まって見直してみませんか。
ほんの少しの意識の変化は社内の考え方や仕組みを大きく変えるきっかけとなり、ひいては企業が中長期的に活躍できる転機となるのではないでしょうか。

あとがき

今回のテーマとして取り上げたように、人材確保に向け各社が取り組むべきポイントは異なります。
弊社がこれまでご支援させていただいた事例として、中途採用の本格始動化に伴う採用手法の確立や、採用のご経験がないお客様に対する内製化を含んだご支援、コンスタントな人材確保の実現等、様々なお客様の採用担当者として採用目標を達成してきました。

お客様のご状況によりご支援の形は様々ですが、ワミィではエンジニア出身のメンバーが専用採用チームを結成し、伴走いたします。
採用でお困りのことがあればお気軽にお声がけください！

▼エンジニア採用について相談ご希望の方はこちらから

▼メルマガ配信ご希望の方はこちらから