みなさんこんにちは、ジンザイベースのリンです。
まずはじめに、ご報告ですが、2025年6月を持ちまして、無事ジンザイベースは第5期を迎えることができました。
ここまで歩んでこられたのは、いつも支えてくださるクライアント企業様、挑戦し続けてくれる仲間たち、そして外国人材として日本で懸命に働くすべての方々のおかげです。本当にありがとうございます。
今回は、期の変わり目ということもありますので、4期までの振り返りと、今後第5期以降、ジンザイベースとして何を目指していくのか、ご共有できればと考えております。
同様の内容は、YouTubeでも公開していますので、ぜひ併せてご覧ください。
第4期の振り返り|成長と分岐の1年だった
第4期(2024年6月〜2025年5月)は、私たちにとって組織としての再定義が求められた1年でした。
ジンザイベースでは、技能実習制度に依存しない「特定技能」人材の紹介・支援に特化した事業展開を行ってきましたが、第4期は特に以下の点で大きな進展がありました。
①支援数・顧客数拡大と関西支社誕生
登録支援機関としての支援対象人数が大幅に増加しました。
すでに企業に入社し、就労している方に関しては約600名。まだ入社できていないビザ申請中の内定者含めると、約7-800名近く。累計のマッチング創出数で言うと、ゆうに1,000名を超えています。
2021年6月、代表中村が1人でスタートしたジンザイベースは、第1期終了時(2022年5月)にはメンバー数が5名、そこから、4期終了時には従業員数約40名へ。
外国人材への支援の質と量を同時に追求してきた結果、登録支援機関としての支援対象人数は、立ち上げ当初の0名と比較すると、圧倒的なスピードで増え続けています。
関西・大阪支社誕生
また、2024年10月からは関西エリアでの体制強化を進めており、大阪駐在のメンバーを新たに採用。
2025年4月には大阪・北新地に新オフィスを開設しました。関西の企業様とも、より近い距離で連携し、外国人材採用・定着の支援の質を向上させてまいります。
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大阪支社|WeWork 御堂筋フロンティア
③SNSと動画メディアでの認知拡大
第4期は、ジンザイベースとして「社内カルチャーを可視化する」ことに本気で取り組んだ1年でもありました。
これまでの外国人材支援は、どうしても「支援数」や「制度運用」といった“数値”や“仕組み”に意識が向きがちでしたが、私たちはもっと「人」にフォーカスしたいと考えました。
その想いから、YouTube・TikTok・Noteなどの発信メディアを強化しました。
< YouTubeチャンネル「JINZAI BOOTH」>
YouTubeでは、外国人社員のインタビューや社長との座談会を中心に、現場のリアルな声を届ける動画コンテンツを配信するサブチャンネル『JINZAI BOOTH』を立ち上げました。
正直、チャンネル登録者や視聴回数はまだまだですが、今後より一層社内のカルチャーやどんな社員が働いているか等、しっかりと情報提供できるようにできたらと考えています。
< TikTok「@jinzaibooth」>
TikTokでは、主に社長インタビュー形式のショート動画を定期的に配信。「経営者としてなぜ外国人材を支援するのか?」「どんな人と一緒に働きたいか?」といったビジョンや価値観を、テンポ良く短尺で発信しています。
また社長だけではなく社員にも協力してもらい「どんな考えを持った社員がいるのか?」「会社の雰囲気はどんな感じなのか?」などについても発信しています。
これにより、これまでリーチできなかった20代〜30代の若年層や外国人求職者からの反応も増加し、5月にはTikTok経由での内定者も1名生まれました。社長という存在を「近くに感じてもらう」ことが、会社への親しみや信頼感につながったと実感しています。
< Noteでのカルチャー発信>
さらに、社内の文化や制度、働き方を丁寧に伝えるために、Note記事の定期執筆もスタート。
途中、更新が止まってしまった時期もありますが、過去には「4期の振り返りとこれからの展望」や「社内で使っている評価制度」などのコンテンツを通じて、「ジンザイベースがどんな組織なのか」が外部からもわかるように工夫してきました。
まだまだ「Noteを見て応募しました」という人は現れていませんが、他の求人媒体からnote→HP→応募 であったり、選考を進める中でNoteも見てもらうことで、志望度を上げてくれたり等、副次的な効果はあったと認識しています。
ジンザイベースが何を大切にしているか。どんな価値観で運営しているのか。私たちの“素顔”を伝えることに力を入れた1年でもありました。
④書籍『日本人が知らない外国人労働者のひみつ』の出版&メディア掲載
2024年12月、代表・中村大介初の単著『日本人が知らない外国人労働者のひみつ』が出版されました。
10年以上にわたる現場経験をもとに、外国人労働者のリアルな声や制度の課題、日本社会との向き合い方を綴った一冊です。出版後は多くの反響をいただき、各種メディアでも取り上げられました。
外国人材との共生に関心のある企業・自治体・教育関係者の皆さまに、ぜひ手に取っていただきたい内容です。
書籍『日本人が知らない 外国人労働者のひみつ』(白夜書房)は、多くの反響を呼び、2025年2月には小学館運営のニュースメディア『NEWSポストセブン』にて、同書をもとにした連載企画(全4回)が掲載されました。さらに、Yahoo!ニュースにも転載され、外国人労働者に関するリアルな実態が広く紹介されています。
連載では、SNSによる情報共有、文化的価値観の違い、労働現場でのリアルなトラブル事例など、表層だけでは見えない外国人材の実情が取り上げられ、多くの読者の目に触れています。
本連載では、外国人労働者のリアルな実態や現場で起きている課題、そして「当たり前」が通じない現実など、私たちが実際に体験した事例をもとに掘り下げています。日本社会と外国人材の“今”を捉える内容となっていますので、ぜひご一読ください。
第5期のテーマ|仕組み化と事業多角化で「土台」から変える
5年目のテーマは、ズバリ「事業成長を支える"仕組み"の整備と挑戦の拡張」です。これまで「個の頑張り」に頼っていた部分を組織として仕組み化し、持続的に価値を提供できる企業体へと進化していきます。
第5期 目標数値
第5の売上目標は5億円(前年比+52.7%)営業利益は1億円(前年比+55.7%)
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第5期売り上げ目標
第5期に関しても、兎にも角にも、規模拡大を目指して突っ走っていきます。
重点施策|第5期で取り組むチャレンジ
新規事業の推進(ホワイトカラー領域)
特定技能分野に加えて、エンジニア人材をはじめとしたホワイトカラー領域の紹介事業も本格スタート。外国人の「専門性」を日本企業に届けることで、業界構造そのものへの変化を起こします。
地方自治体とのパートナーシップ強化
都市部だけでなく、地方の人手不足にも本気で向き合います。自治体営業を強化し、地域に根ざした支援スキームを提供していきます。
不動産紹介・生活支援領域への拡大
支援は「就職」で終わりではありません。住居の紹介、生活立ち上げ支援など、定着率向上につながる取り組みも組織としてカバーしていきます。
組織としての進化|"個人の力"が、会社の成長エンジン
第4期には、入社半年で役職者に抜擢された社員も誕生しました。年齢や国籍に関係なく、「成果を出した人」へ責任のあるポジションを任していく。
そんな文化を、ジンザイベースは本気で守り続けています。第5期はこの文化を組織の土台に据え、さらに以下のような体制整備を行っていきます。
- 評価制度とマネジメントレイヤーの明確化
- 外国人スタッフ向けのキャリア開発ガイド
- 他部署と連携したプロジェクト制度
- 月次1on1とフィードバック文化の醸成
採用について|ジンザイベースで挑戦したいあなたへ
5期は、事業も人も本気で拡大・育成していくフェーズに入ります。
私たちが求めているのは、以下のようなマインドを持った方です。
- 外国人材の支援に、本気で向き合いたい
- ベンチャーで自分の力を試したい
- 自分のアイデアを事業や制度に反映させたい
- 発信・採用広報にも興味がある
未経験でも構いません。「なぜ働きたいのか」「何を成し遂げたいか」を一緒に考えながら、キャリアをつくっていける仲間を求めています。まずはカジュアルにお話ししましょう。
採用ページやSNSからお気軽にご連絡ください。
日々変わりゆく環境の中、私たち自身も変化し続けていきます。
第5期、ジンザイベースは「次のフェーズ」へ。
引き続きのご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。
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