YouTubeチャンネルの登録者数は伸び続け、コミュニティとしても会員数や企画、コンテンツが増加し続けているリベシティ。
会員だけでなく、スタッフでさえも全体像を把握するのが難しくなってきた中で、リベシティの存在やその中で行われているイベント、知られていない機能などについて、より適切に内外へと伝えていきたい。そんな想いから、今回初めて、広報専任ポジションの募集をスタートしました。
リベシティで行う広報の仕事は、一般的な広報のイメージとは、少し違うかもしれません。そこで今回は、広報領域のプロジェクトを担う3人に、リベシティの広報ならではの特徴を聞きました。
実はリベシティにおいて、このポジションをこの先「広報」と呼ぶのかどうかも、まだ模索段階。この記事で、今リベシティに必要な役割をイメージしていただけたら嬉しいです。
座談会メンバー紹介
Tさん
リベシティ公式サイト・アプリの開発・運営全体を統括する責任者。広報領域についても全体方針の意思決定に関わる。
Kさん
広報・マーケティング領域の統括を担う。リベシティ会報誌やリベシティチャンネルの動画など、コンテンツを通じた広報に関わる取り組みを牽引。
Sさん
リベシティ会報誌「Libe City LIFE(リベシティライフ)」の編集実務を担う。表現の細部や読み手への届け方を意識したコンテンツを届けている。
なぜ今、リベシティに広報専任ポジションが必要なのか?
――今回、広報専任のポジションを新設した背景を教えてください。
Tさん:これまでリベシティは、リベ大Youtubeチャンネルでの毎日の学長ライブや公式サイト・アプリを中心に、内外に向けた情報発信をしてきました。数年前まではプロジェクトの数やリベ大グループとしての事業も少なかったので、各プロジェクトの責任者など「できる人」が、広報活動を兼務してきたんです。
でも最近では、リベ大YouTubeチャンネルは登録者数が増加し続けていますし、リベシティ内の機能やイベントだけでも把握しきれないくらい、数も規模も大きくなってきました。それに加えて、クリニックや工務店など、リベ大グループの事業もどんどん増えています。
このようなチャンネルやコミュニティの成長に見合った広報の体制を、きちんとつくれる人が必要だと感じたのが、広報ポジション募集のきっかけです。
Kさん:これまでは必要に迫られて広報活動を兼務していたディレクターたちの手が回らなくなってきたというリアルな側面もありますね(苦笑)。
ありがたい話ではありますが、プロジェクトが増えて、各チームがそれぞれで動くことも増えてきたので、「全体感を把握して広報スケジュールを統括できる人を置くべきフェーズに来たな」という感覚です。
リベシティの広報は何が特殊なのか?
――リベシティの広報は、一般的な企業の広報とどう違うのですか?
Tさん:表現するのが難しいのですが、リベシティの広報は「情報を届ける地盤を整える仕事」です。
そもそもリベシティは、トップである両学長自ら、日々の動画や毎朝のライブ配信を通して一番大きな広報の役割を担っている点で、一般企業とかなり違うと思っています。
ライブ配信を見た人が「リベ大やリベシティをもっと知りたい」と思った時に、きちんと受け皿になるコンテンツが整っている状態にする。まずはそれが、広報ポジションの方に求めることかなと思います。
だから、メディア戦略を立ててガンガン露出を増やしていくとか、プレスリリースをたくさん打つとかではないし、一方で堅苦しい発信をしたり、リスク管理ばかりに終始したりするのでもないんです。
Kさん:マーケティングでは、キャンペーンやイベントなどを通してより多くの人にリベシティを知ってもらい、「今すぐリベシティに入会してもらう」ための設計が中心になります。いわば、リベシティとの“出会い”をつくる役割です。
一方で広報は、「今すぐの入会」を目的にするのではなく、中長期での信頼構築を重視しています。
日常的な発信や情報整備を通じて理解を深めてもらい、転職・副業・家計見直しといったタイミングで「リベシティを思い出してもらう状態」をつくる。出会いの後に“正しく理解され続ける関係性”を築くのが広報の役割だと考えています。
――具体的には、どんな業務をしていくことになりますか?
Kさん:まずはリベシティ内部のプロジェクトに入って、広報的な視点を持ち込んでもらうところからですね。
最初の入り口としては、体験会チームとの連携やSNS運用あたりがいいと思っています。「どう見せれば、非会員さんにも届くか?」を提案・実行するといった感じですね。
それ以外にも、メルマガやSNS投稿などを通した会員・非会員向けのコミュニケーション設計や、体験会をはじめとするイベントのPR方法を考える仕事も担います。
リベシティが守る「発信の軸」
――リベシティならではの発信ルールや、気をつけていることはありますか?
Tさん:対立構造をつくらない、特定の人を持ち上げすぎない、他者批判をしない、などでしょうか。一般企業では当たり前にするような「他社より安い」「このサービスが一番」みたいな打ち出し方は、ポリシーとしてリベシティではしていませんね。
Sさん:私はリベシティ内外にリベシティの情報を発信する「会報誌」のコンテンツ制作を担当しています。その中での表現でも「嫌らしく見えないか?」「贔屓に見えないか?」は常に意識していますね。
ある人物や店舗を特集するにしても、なぜこの方を取り上げるのか?の文脈を大事にするんです。誰が見ても「なるほど」と納得できる理由があるかを重視する点では、行政の情報発信に近いかもしれないですね。
――オンラインコミュニティならではの難しさもありますか?
Sさん:匿名性を大切にしつつ、でも「生身の人間がいるんだよ」ということも伝えていきたい。そのバランスは常に気を使うポイントです。
それから、非会員の方や初心者さんを置いてけぼりにしないことも意識していて。IT知識があまりない方、サービスを使ったことがない方でも理解できるようにつくっています。
Kさん:発信のトーンとしては、親近感はあるけど馴れ馴れしくない。煽らないけど、背中をそっと押す。そういったことをいつも意識しています。
「これがリベシティだよね」と感じてもらえる温度感、というと難しいのですが、内外に発信しているいろいろなコンテンツを見ていけば、徐々に分かってくるものだと思っています。
Tさん:リベ大・リベシティが好きな人たちは、どんなやり方を心地よく感じるか、どこまでふざけていいのか、といったラインは、両学長の発信ともある程度一致していると思うんです。だから「学長っぽさ」をコンテンツにちゃんと反映できているかどうかが、一つの判断軸になりますよね。
Sさん:そうですね。全部が全部手を引いて連れていってあげるわけじゃないけれど、その道のりに伴走して、応援しながら寄り添う。そんな両学長の発信スタイル、空気感を、広報コンテンツも引き継いでいる感じがします。
広報は、情報伝達だけでなく、コミュニティを動かす起点にもなる
――これまでに手がけた広報コンテンツの中で、印象的だったものを教えてください。
Kさん:会報誌は、おそらくリベシティで初めて会員さんの顔をはっきりと出した媒体だと思います。
私は約5年運営としてかかわる中で「顔を出せるコミュニティにしたい」という思いをずっと持っていたんです。でも、両学長は顔を出していませんし、運営チームメンバーもいち会員であり、スタッフであることを公表していないため、顔出ししていません。
だから会員さんも顔は出しにくい、という空気が以前からあったんですよね。それを変えていきたかった。それで私から、「会報誌では、顔出しOKな方は出してもらうようにしたい」と、提案してみたんです。
Tさん:正直、思い切ったなという感覚はありました。それまで個別の会員をピックアップすることは極力してこなかったので。ただ、コミュニティの規模が大きくなるにつれて、誰か一人が目立ちすぎるリスクも下がってきていたので、「絶対にやめた方がいい」という雰囲気ではなかったですね。
Kさんが、長年の信頼を積み重ねた上での提案だったからこそ、他のメンバーも受け入れられたんだと思います。これから入る方も、最初から大きな裁量があるわけではありませんが、小さな結果を積み重ねて信頼を得ていくことで、自由度も上がっていきます。
そういう意味では、自由と責任のバランスを取りながら動ける人には、やりがいのある環境だと思います。
――会報誌が、リベシティとしてもKさんとしても一つのチャレンジになったのですね。
Tさん:会報誌は他にもいろんな好影響を与えてくれていますね。たとえば、2025年7月号で特集した「お金のヒヤッと体験」が学長ライブで大きく取り上げられたことがありました。
ここには「私のお金のヒヤッと体験をつぶやこう」という企画もつけていて、学長ライブをきっかけに会員のみなさんが興味を持ってくれ、リベシティのつぶやき機能でたくさん投稿してくれたんです。
その盛り上がりを受けて、その後、会報誌を起点にしたつぶやきキャンペーンが行われるようになったんですよ。
Kさん:広報コンテンツが「情報を知らせる」だけじゃなくて、コミュニティの盛り上がりをつくる側に回れたケースでしたね。コンテンツ起点でムーブメントをつくれるなんて、なかなかない体験だと思います。
仕事に魂を込められる人と働きたい――向いている人・合わない人
――どんな経験・スキルを持った方に来てほしいですか?
Kさん:広報やPRのキャリアがある方にはもちろん来てほしいですが、それよりも「リベ大・リベシティの文脈をきちんと理解して言語化できるか」というほうが大事だと思っています。
リベシティは情報量がとても多くて、全容を把握するだけでも時間がかかります。その中でコンテンツの魅力を見つけて、伝わる形にできる人が理想です。
――逆に、合わないのはどんな方ですか?
Sさん:両学長個人への関心が入口になるのはもちろん自然なことなのですが、広報に求められるのは「リベシティという街のコンセプトやコミュニティ全体の良さを伝える」という視点です。
学長の発信だけでなく、街やサービス全体を好きになれるかどうかが、ミスマッチを防ぐ上でのポイントになると思います。
――広報ポジションに興味を持ってくれた方へ、一言お願いします。
Tさん:リベ大・リベシティのことをあまり知らなかった方が求人に応募してくださることは歓迎です。特に、「頑張る人を応援するのが好きな人」は、後から知ったとしてもリベのことを好きになってくれるんじゃないかなと思います。
その中でも、仕事の一つひとつに魂を込められるかどうかは大事にしたいポイントです。スケジュールが厳しい中でも「ここだけは絶対こだわる」という芯がある人と一緒に仕事したいな、とは思いますね。
Sさん:私もそうでしたが、入会前〜入会間もない人は、オンラインコミュニティに馴染みがない場合がほとんどだと思います。そんな方々にも、安心感や「自分でも活用や挑戦ができるかも」と少しの自信と気づき、知識を届けられたら、大きい力に変わるんじゃないか。
そんな風に、会員がほんの少し動き出せるようなサポートができるのが、リベシティ広報のポジションだと思っています。たくさんの人の行動や変化の力になりたい、後押しをしたいと思ってくれる人に来てもらえると嬉しいです。
Kさん:大企業よりは自由度が高く、スタートアップのように「失敗したら事業が終わる」という切迫感があるわけでもない。そのちょうど中間くらいで、広報の体制を自分でつくっていける経験ができるのが、今のフェーズの面白さだと思います。
広報専任がこれまでいなかった分、改善余地はたくさんあって。自ら体制をつくっていくような経験も将来的にはできるポジションです。
過去の取り組みを引き継ぎながら、新しい提案も持ってきてもらい、一緒にリベシティの広報を育てていけると嬉しいですね。