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家庭と仕事を両立できる環境なのが前提、  パパ・ママ社員が現場で感じたこと

家庭と仕事の両立が前提 パパ・ママ社員が感じた「やりがい」

野村ホールディングスの「デジタル・カンパニー」には、働きながらママ・パパとして子育てに日々奮闘している社員もいます。今回は、小さな子どもを抱えながらの転職活動を経て、デジタル・カンパニーに加わった未来共創推進部の渡邉智樹(子ども1歳)と澤本梓(子ども3歳)に、「仕事と子育て」をテーマにして話を聞きました。


デジタル・カンパニーとは|野村ホールディングス デジタル・カンパニー(キャリア採用)
野村ホールディングス デジタル・カンパニー(キャリア採用)
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子供のためにも金融市場が元気な国であってほしい

――デジタル・カンパニーでどのような仕事をしていますか。

渡邉:IT PM(ITプロジェクト管理)という立場で、新規サービスの立ち上げや既存サービスのグロースを担っています。具体的な業務として、プロジェクト全体の計画を考え、他部署や開発会社とスケジュールや予算調整などを行ったり、サービス面の検討にも加わったりしています。直近では、NFTや暗号資産などWeb3領域に関する知識を体系立てて学べる学習アプリをIT PMとして立案し、リリースに向けてプロジェクトを進めています。

澤本:私はデジタルコンテンツ編集担当として入社し、2023年1月には金融経済教育サイト「Fin Wings」を立ち上げました。主に社会人の方々を対象にした、金融や投資、資産形成の基礎知識を学べるようなサイトです。野村グループが運営する複数のメディアからコンテンツを提供してもらうとともに、オリジナルコンテンツも掲載しています。他にも、投資情報アプリ「FINTOS!」の記事を制作したり、相続関連の顧客アドバイスシートをわかりやすくリライトしたりなど、主にコンテンツを作る作業をしています。

――これまでの経歴と、転職先にデジタル・カンパニーを考えたきっかけを教えてください。

渡邉:1社目は大手保険業界で社内向けのシステムを担当していましたが、売上やお客様満足などビジネスに直結するような仕事をしたいと考え、EC事業会社に転職しました。EC事業会社でもやりがいを感じていましたが、すでに確立されたビジネスモデルを成長させていくことより、自分自身の手でお客様に喜んでいただけるビジネスを一から作ることで、より面白い経験ができるのではないか、という思いがありました。ただ当初は、金融業界を全く考えていませんでした。金融業界だとガバナンスがしっかりしている分、スピード感も遅く、トップダウンの仕事が多いと思っていたからです。ですが話を聞いてみると、デジタル・カンパニーは立ち上がったばかりで、新しいことに挑戦するマインドがあり、激変する金融業界で面白い経験ができるのではと思ったので、もう一度金融業界で挑戦してみようと決意したことが理由です。

澤本:新卒から新聞社で12年ほど勤めたのち、金融系のウェブサービスを展開するIT企業でウェブメディアの編集などをしていました。すぐに転職しようとは考えていませんでしたが、慌ただしい職場で、ずっと続けるイメージは持てませんでした。そんな時に転職サイトを通じてスカウトをいただき、デジタル・カンパニーに興味を持つようになりました。子どもが生まれてから特に思うようになったことですが、日本の未来はもしかしたら明るくないかもしれません。少子高齢化が進み、資源がなく、モノづくりもダウントレンドの中で、子どもが大きくなった時に希望のない国だとつらいな、せめて金融業界、金融市場が元気な国であってほしいな、と考えるようになりました。加えて、それぞれ個人が金融リテラシーを上げて資産形成を考えないといけない時代ですし、何かコンテンツの力で貢献できたらいいなと思い、入社を決意しました。

子どもとの時間のために時間休もとれる

――子育てを考えた上で「これだけは譲れない」条件はありましたか?

澤本:子育てとの両立ができること。具体的に言うと、週の半分くらいは在宅ができて、土日祝がお休みであること。残業は受けますが、子どもを寝かせてから業務が再開できるような柔軟な働き方ができることが条件でした。前職はIT系の新しい会社だったので、フルリモートができたし、働き方も柔軟で、子どもがもう少し大きくなるまでいてもいいかなとは思っていました。逆に、野村には体育会系のイメージがあって絶対忙しいだろうと思い、内定をいただいた後も悩んでいました。面接ではいいことを言うけど、入ってみたら聞いていた内容と違うことがあるかもしれないじゃないですか。だから子育てしながら働いている女性とお話したいと人事に相談し、面談の場を設けてもらいました。その時に「本当に大丈夫だから」と言ってもらえて安心できました。

渡邉:自分の場合は前職が激務だったのですが、転職を考え始めた際に妻の妊娠がわかり、働き方を少し見直さないといけないのかなとはぼんやり考えていました。面接を受けた時には子どもが生後3カ月で、部長に「今が一番大変な時だから、必要な制度も整っているし、いくらでも相談してほしい」と言ってもらえたことが安心感につながりました。

――子育ての観点から、実際に入社して気づいたことはありますか。

渡邉:残業している人が少ないなという印象で、20時には会社にほとんど人がいません。あと、時間休がとりやすいのはありがたいですね。今日も子どもを病院に連れて行ってから出社しましたし、先日は子どもをベビースイミングスクールに連れていくために時間休を取得しました。多くの人が時間休をとっているので自分もとりやすいですし、1時間単位でこまめに使えるのは便利だなと思っています。2023年4月から妻が復職して家事・育児のオペレーションが変わりましたが、共働きの家庭でもサポートしてくれる環境だと感じています。

澤本:金融機関あるあるですが、始業が早いのは懸念でした。通勤時間を含めると子どもを7時台には保育園に預けないといけないですから。ですが2022年12月には在宅勤務が上限6割から8割に増え、子どもを預けてから午前中は在宅勤務し、午後に出社ということも気軽にできるようになりました。子どもが小さいと急な発熱も多いですが、絶対この日は休めないということはあまりなく、あとからフォローできる体制が整っていることも助かります。

――野村は産前・産後休暇、育児休業、配偶者またはパートナーの出産・育児休暇、育児時間、子の看護休暇、託児所費用等の補助、有給休暇の半日単位や時間単位での取得制度や介護休暇、介護休業などは全て法の定めを上回る水準であり、不妊治療休職も導入しています。入社時期によっては使えない制度もありますが、この環境についてどう感じていますか。

澤本:子の看護休暇などは試用期間だと取得できないようですが、それを使わなくてもいいくらい、有休や時間休があるので不便ではないです。子どもが登園できなくても在宅勤務ができますし。入社後すぐは有休が少ない会社もあると聞きますが、デジタル・カンパニーでは入社初月から有休が与えられるし、みんな堂々と取っています。

歴史ある会社で「新しいモデル」となる

――仕事以外の場で育児情報の共有などはありますか。

澤本:私はしたいですが、在宅勤務が多いこともあって、プライベートな話をする機会が現時点ではあまり多くないように思います。デジタル・カンパニー内にママ社員がまだ数名しかいないので、これから増えるといいなと思っています。


渡邉:パパ社員はデジタル・カンパニー内にも多いですが、コロナ禍ということもあり、十分な環境ではなかったかもしれませんね。ただ、そのような中でも数人のパパ社員には相談していて、保育園事情や子育て資金をどうしているのかなど、通ってきた道を教えてもらっています。

澤本:金融機関だからこそ、子育て×金融に関係したサービスができるはず。教育費をいくら貯めたらいいんだろう?とみんな思いながら暮らしているはずなので、貯金の目安だったり、子育てや教育費に特化した資産形成のサポートだったりがあってもいいですよね。デジタル・カンパニーならそういう新しいサービスも作れるんじゃないかなと思っています。

渡邉:そうですね。私はFPに有料でライフプランシミュレーションをしてもらったことがあります。2人目が生まれた場合や車を買った場合など、どのような備えが必要なのか教えてもらいましたが、最終的には保険や投資信託を熱心に勧められ、本当に自分たちのことを考えてくれているのか、不安に感じていました。自分たちが感じたものをデジタル・カンパニーの新しいサービスに生かしていけたらいいですよね。

――最後に、デジタル・カンパニーへの入社を考えているママ・パパ社員にアドバイスをお願いします。


渡邉:家庭と仕事の両立を目指している人にはすごくいい環境だと思います。仕事のやりがいを求めるとどうしてもハードワークになるけど、メリハリをつけた働き方でやりがいを得られて、早く家に帰って家庭の時間も持てる会社は、転職を経験した中でそんなに多くはないのかなと思います。

澤本:歴史のある会社にありがちなことだと思いますが、時間を効率的に使おう、定時であがって子どもをお迎えに行くために生産性を上げよう、というマインドはまだ弱い気がしています。でもデジタル・カンパニーはIT系やベンチャーからの中途入社も多いですし、ワーク・ライフ・バランスがとれた働き方や仕事の効率化などを全社的に発信していくモデルになれると考えています。大変なことも多いですが、部署を超えて、会社自体をアップデートするというやりがいもあります。共働き世代が増えたことに伴い、男女ともに働き方を変えることが必要です。自分のこれまでのやり方をどんどん広めてもらえる人に来てほしいなと思っています。


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