「ずっと、心のどこかで『もっとできるはずなのに』と思いながら働いていました」
事業統括マネージャーとしてRecoraの中核ブランド「LASIEM」を率いる秋重 日登志さんは、自身のキャリアをそう振り返ります。EC業界で10年以上の経験を積むも、自身の知識や情熱を正しく評価してくれる環境に巡り会えずにいた秋重さんが、転職先として選んだのがRecoraでした。
2021年、アルバイトとして入社。そこからわずか数年で20名弱のチームを率いる事業責任者へ──。秋重さんの異例のキャリアは、Recoraが掲げる「挑戦と成長」のカルチャーそのものを証明しています。
なぜRecoraを選び、どのようにして圧倒的なスピードで成長を遂げたのか。そして、秋重さんが目指す「チームで勝つ」組織の未来とは。Recoraで働くリアルなやりがいと、求める仲間像について、詳しく伺いました。
アルバイトから事業責任者へ。偶然の縁と、社長の圧倒的な”解像度”が結んだRecoraでの歩み
ーー本日はよろしくお願いします。まずは、2021年にアルバイトとして入社されてから、現在の事業統括マネージャーに至るまでのご経歴を教えてください。
2021年のGW明けにアルバイトとして入社したのがスタートです。当時はまだ社員も5〜6名で、20代の若いメンバーが中心でした。最初はラベル印刷などのルーティン作業から始まりましたが、入社2ヶ月後にはAmazonの「LASIEM」の立ち上げを任せてもらえることになしました。Recoraのスピード感に驚きつつも、「ここで結果を出さなければ意味がない」と覚悟を決めて取り組み、半年後には月商1,000万円を達成できました。
その後、商品企画、楽天やYahoo!ショッピングなど他モールの運用、SNS運用、在庫管理と徐々に担当領域を広げ、販促チームのリーダーになりました。そして第7期(2025年)から事業統括マネージャーとして、ブランドの中長期戦略から採用、組織文化の醸成まで幅広く担当しています。
ーー多くの企業がある中で、なぜRecoraに、しかもアルバイトとして入社しようと決められたのでしょうか?
決め手は二つあります。一つは偶然の縁です。移転前のオフィスが、偶然にも私が以前住んでいたアパートと同じ建物で、そこにECの会社があるのを見つけた時、勝手ながら運命的なものを感じました(笑)。
そして、最大の決め手は社長との面接です。私はEC領域に10年以上関わってきましたが、EC専業ではない会社がほとんどだったため、自分の仕事やスキルを正しく理解してくれる上司に恵まれませんでした。ですが、面接で話した際の社長のECに対する理解の深さ、実務経験に裏打ちされた言葉の解像度に圧倒されたんです。「この人なら自分を正しく評価してくれる」と確信し、その場で「秋重さんと働いてみたい」と言っていただけたのが、入社を決めるきっかけになりました。
ーー最初から正社員ではなかったのですね。
はい。当時はオフィスの移転作業中で、正式な中途採用は考えていなかったそうなんです。そこで私から「アルバイトでもいいので、関わらせてほしい」と提案し、まずは午後のみの勤務からスタートしました。
リーダーとしての挑戦と学び。涙の先に掴んだ「チームで勝つ」の意味
ーーアルバイトから販促チームのリーダーへ。その抜擢に応えるために、意識や行動を変えられたことはありますか?
それまでチームを率いた経験がなかったので、リーダーとして何ができるのか、何をすべきかを必死で勉強しました。一番大きく変えたのは「共有という姿勢」ですね。
昔は「自分がやればいい」というプレイヤー気質が強かったのですが、リーダーとしてチームで成果を出すためには、それではダメだと気づきました。自分が得た知識や経験をいち早くチームに共有し、全体のレベルアップを図る。個人の力ではなく、チームとして売上・粗利を上げていくんだという意識に切り替えました。もちろん、最初から上手くいったわけではなく、悔しくて泣きながら帰ったこともあります。でも、その経験が今の自分を作ってくれています。
ーーリーダーとして最も困難だったミッションは何でしたか?
第6期の目標達成です。第3クォーター終了時点で、目標に対して大きく未達の状況でした。残り3ヶ月でこのギャップをどう埋めるか。達成のために必要な粗利額から逆算して週単位でタスクを細分化し、メンバーと進捗を追いかけ、高速でPDCAを回し続けました。
諦めずに最後まで信じてついてきてくれたメンバーのおかげで、最終的には目標の売上を大きく上回る成果で着地することができました。本当に、チームのメンバーには感謝しています。
事業統括マネージャーとしての視点。ブランドと人の可能性を最大化する
ーー現在、事業統括マネージャーとして特に注力している業務は何ですか?
ミッションは「LASIEMというブランドを、もっと尖らせること」です。ユーザーインタビューで見えてきた「安心」「誠実」というキーワードを軸に、お客様が抱くイメージと、私たちが目指すブランド像を一致させていきたいと考えています。
そのために、商品企画やクレーム対応一つとっても、「それはLASIEMらしいのか?」というブランドコンセプトを常に判断軸に置いています。メンバーが私に聞かなくても、ブランドコンセプトに基づいて自律的に動ける。そんな強い組織の土台を作ることが、今の私の役割です。
ーーご自身がアルバイトからキャリアアップされた経験は、現在のマネジメントにどう活かされていますか?
様々なポジションを経験したからこそ、どんな立場のメンバーにも共感し、実体験に基づいた具体的なサポートができるのが自分の強みだと思っています。
RecoraはEC未経験で入社するメンバーがほとんどです。だからこそ、育成においては早い段階で実践を経験してもらい、成功体験を積んでもらうことを重視しています。実際、前職で経理をしていた未経験のメンバーが、入社2年目には楽天店長就任初年度で「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を受賞するまでに成長してくれました。こうしたメンバーの成長を間近で見られるのが、何よりの喜びです。
Recoraのカルチャーと求める仲間。変化の先頭に立つ人であれ
ーー秋重さんの視点から見て、Recoraはどのようなカルチャーを持つ会社だと感じますか?
「挑戦と成長」を心から歓迎する会社です。年齢や立場に関係なく、行動した人には必ずチャンスが巡ってくる。私自身がその証明です。「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞するような会社で活躍し自分の力を証明したい」という長年の夢も、Recoraという挑戦を後押ししてくれる環境があったからこそ叶えられました。
ーー様々な立場で会社を見てこられた秋重さんだからこそ思う、「こんな人がRecoraに入社したら活躍できる」という人物像を教えてください。
4つあります。まずは、うまくいかないことを環境や人のせいにせず、「自責」で考えられる人。次に、フィードバックを「素直」に受け止め、行動を変えられる人。ECは地道な作業の積み重ねなので「ひたむきさ」も欠かせません。そして最も重要なのが、変化を恐れず、むしろ「変化の先頭に立てる人」です。Recoraでなら、その変化を自ら創り出す面白さを存分に味わえるはずです。
ーー最後に、この記事を読んでいる候補者の方へメッセージをお願いします。
Recoraはまだ発展途上の会社です。完成された環境ではありませんが、だからこそ「仕組みを作る側」に回れる面白さがあります。私自身、数えきれない失敗を経験してきましたが、その一つ一つが「自分の行動が会社を前に進めている」という他では味わえない実感に繋がりました。
この記事を読んで、「自分も挑戦したい」「一緒に成長したい」と思っていただけたなら、ぜひ一度お話ししましょう。「地方から“驚き”を全国、世界へ届ける。」という壮大なビジョンの下、共に驚きと感動を届けていける仲間に出会えることを楽しみにしています。