※本投稿は2025年3月31日のnoteより内容を転載しております。
はじめに
みなさまはじめまして。
2024年7月にスマートラウンドに入社した中尾です。現在投資家ユーザーのカスタマーサクセス(以下投資家CS)として働いています。
入社して半年以上経ちましたが、改めてこれまでの経歴やスマートラウンドに入社して何をしているのかについて書いていこうと思います。
目次
はじめに
経歴
スマートラウンドへ
今何をやっているか
さいごに
経歴
新卒で銀行に入社し10年近く働いていました。銀行では一貫して法人営業をしており、地方の支店や都内の支店で勤務していました。
10年近くの銀行勤務では多くの経営者の方と一緒に働かせて頂きました。
地方の支店では40年、50年会社を引っ張ってきた創業者の方とご一緒する機会に多く恵まれ、その長年の経営に対する思いにすごく感動し、憧れたことを覚えています。
そういった思いのある経営者の方を微力ながら支えたい、ということが私の銀行員として働く中での原動力でした。
都内の支店では、一転して多くのスタートアップの方と一緒に働かせて頂きました。
社会をより良くしようと起業をした経営者の方々と働いたことはとても楽しかったですし、何より銀行員として培ってきたスキルや経験をそういった企業の為に活かせるということが大きなやりがいとなっていました。
一方でこの時、銀行員としてできることの限界も感じ、次第にスタートアップで働きたいという思いも強くなっていました。
色々なきっかけもあり長年勤めた銀行を辞め、スマートラウンドに入社しました。
スマートラウンドへ
当初、銀行を辞めることは決めたものの、スタートアップで働くということ以外は決めていませんでしたが、かつて自分が憧れたような方と一緒に働きたいと漠然と思っていました。
そんな中で、お世話になっていたエージェントさんにスマートラウンドを紹介頂きました。
スマートラウンドの話を聞いた時、代表の砂川をはじめ、会ったメンバーの全ての方からスタートアップエコシステムを良くしたいという思いを感じたことが、一緒に働きたいと思った大きな決め手でした。
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入社初月の全員出社日
今何をやっているか
入社してからは投資家CSという仕事をしています。smartroundはVCやCVCの方にも利用いただいており、そういった方々の導入支援を主に行なっています。
またユーザーから多くの要望もいただくのでそういった要望を社内フィードバックしたり、プロダクトマネージャーと開発の方向性を議論したりもしています。
投資家CSという役割ではありますが、セールスに同席したり、スタートアップの導入支援をしたり、イベントの運営をしたりと色々なことをやっています。
先日1週間の働き方についてインタビューしてもらったので、こちらもご興味ある方は是非みてください。
投資家CSに限らず、スマートラウンドのBiz職は銀行の営業と近い部分が多く、私も入社当初はもっと大変かと思っていましたが意外とスムーズに働くことができているなと感じています。
銀行の法人営業をやっている方はわかるかもしれませんが、VCという法人を複数社担当しているようなイメージで働いており、普段コミュニケーションする方もファンドのGPという事業会社でいうCEOのような方やファンドのミドルバックという事業会社でいうCFOのような方が多いです。
またデットの出し手である銀行で働いていたことで、エクイティの出し手であるVCの方の感覚がほんの少しだけわかることもあります。
一方で、smartroundという発展途上のSaaSを扱っているので、顧客のニーズに応じてプロダクトを開発していくことや、顧客のユースケースを広げていくということは銀行のフロント業務では経験しにくい部分でありこの点で非常に面白いなと思っています。
さいごに
スマートラウンドで働き始めて半年以上が経ちましたが改めて毎日がエキサイティングでとても楽しいなと思っています。
これまでの環境を変えることへの不安も入社前にはありましたが、実際に働いてみると杞憂に過ぎませんでした。
特にフルリモート環境下でどの程度コミュニケーションを取れるのか(これは社内メンバーもそうですし、社外のお客さまとのもそうでした)は不安な点もありましたが、今はフルリモートだからこそ密にコミュニケーションが取れているような気がしています。
スタートアップで働く面白みは、色々あるとは思いますが私自身は、0から1へ、1から10へと事業を伸ばしていくことを否が応でも考えなければならない、ということかなと思っています。
これまで100を101にするような仕事をしていた私はある意味過去の延長線上で働いていたのだと思うのですが、それとは違った働き方や考え方をする中で色々なものが養われていっているなと感じています。
スマートラウンドでは、現在0から1のフェーズの事業や1から10のフェーズの事業がいくつか走っています。
特に私と同じように金融をバックグラウンドにした方がフィットする、面白いと感じる部分が多くあると思います。