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2015年6月1日。
ちょうど10年前、「起業家」になりました。
社会人経験もほぼない状態で、それまでの人生とまるで違う景色に、飛び込みました。
失敗したらどうしよう、食っていけるのか、本当に社会の役に立てるのか。
そんな不安のまんま、未来がぼやっとしたまんまだったこと、今でも覚えています。
10年。
正直一瞬だった。
「やめたい・・・」と毎日感じて後悔してた日もありました。
でも、その何倍も、素晴らしい人たちとの出会いがあり、かけがえのない経験をさせてもらいました。
そして何よりも、
未来にワクワクしている自分
を手に入れることができました。
24歳で、1万円で起業を決意したあの時の私に、心から「ナイス!」と伝えたい。
そして、マイバディ勝利、カルちゃん、須藤、たば、よしとめ、その他たくさんの一緒にスタートしてくれたみんな!
本当にありがとうでした!スペシャルサンクス。
この節目に、自分のためにも少しだけ振り返ってみます。
また、「これから挑戦する人たち」と「いつか大人になる子供たち」に、言葉を残しておこうと思います。
相棒勝利が1年を祝って食事に連れてってくれた
ほぼ初めてフォークとナイフでちゃんとした食事をしたの覚えてる
ビジネスマンのスキルだけじゃなく教養もほぼゼロからスタート
ポケトークで有名なソースネクスト松田社長
アメリカで食事させていただき、シコタマワインを飲まして頂きました
1時間後車の後部座席でグロッキーになってると
そんなんじゃ成功せんぞ!!と愛を持って怒られました笑
ほぼ飲めなかった私、よく頑張った
やっぱりまず感謝!
ここまで走ってこられたのは、間違いなく支えてくれた人たちのおかげです。
家族、仲間、そして時に厳しくも導いてくれたお客様や投資家の方々。
この10年で出会ったすべての人に、心から感謝しています。
大人になってからこそ気づいたことがあります。
厳しく指導してくれる人の存在が、どれほど有難いか。
ときに痛いところを突かれ、
「わかってるんだけどなあ……」
と内心うなだれながらも、
それでも向き合い、乗り越えた分だけ、自分を更新してこれた。
あの言葉がなければ今の自分はない、という場面がいくつもあります。
だからこれからも、
叱られ、期待されるような男でありたい。
気を引き締めて、また歩いていきます。
そして、子どもたちに伝えたいことがあります。
頭の良さなんて、そんなに大事じゃない。
特別なスキルがなくても、生きていける。
大切なのは、
「人に恵まれる」自分であり続けること。
それは運ではなく、
まっすぐに生きようとする姿勢の先にあるものだと思います。
でも、正直に言うと、
僕もこの10年で、何度も失敗しました。
人を裏切ってしまったこともあるし、
嘘をついて、誤魔化して、逃げたこともあります。
あとから思い返して、今でも後悔してることだってたくさんある。
それでも、諦めないでほしい。
失敗してもいい。間違ってもいい。
でも、「まっすぐであろうとすること」だけは、手放さないでほしい。
完璧な人間じゃなくていい。
完璧じゃないまま、それでも誰かを信じ、信じてもらえる人になってほしい。
それが、人生を豊かにしてくれる一番の財産だと思っています。
最高のパートナーの若松シェフと妻
勝利たちに続き、最高な出会いが自分を育ててくれた
28歳の素人が西麻布でレストランを始めるのですが
信じられない程しんどかった
年間100回以上自分の店で会食したなあ
週5通った週は流石にシェフもしんどそうだったw
でも、客が来ないのよ。自分で行くしかないやん。
これで金が死ぬほど無くなった
でもレストラン経営は本当に大変だった
が、信じられない程ご縁を頂いた
後に株主になって頂いたバズーカ岡田先生もこちら
バタフライメダリストたけしさん
エドワード加藤さん
たくさんのアスリートともご縁が
これは過去最高
勝手にジャンクスポーツだった
たけしさんもでかいし、長塚さんもでかい!
でも井上康生さんが流石にデカすぎた
そして岡田先生はさらに違う次元にいた
為末さんがめちゃくちゃ小柄に見えた
全く関係ないが、僕の大好きな一枚
千草の選んだ馬だけひたすら自由行動してて
うんこやおしっこしまくってた
千草は相手を選ぶのが下手なのかも
未来の解像度は、上がらない
起業したばかりの頃、僕はずっと「確信」が欲しかった。
この選択は正しい?
この戦略で勝てる?
この人に賭けていい?
でも10年経った今、ようやくわかったことがあります。
それは、
未来の解像度がクリアになる瞬間なんて、永遠にこないということ。
何をどう考えても、やってみなければわからない。
準備をしても、想定外は必ず起きる。
だから、最後の一歩は「腹をくくれるかどうか」でしかないし、逆にこれになれると、そんなもんだと思えるようにもなります。
もし、これから何かに挑戦しようとしていて、
「もっと調べてから」「もう少し見通しが立ってから」と思っている人がいたら、
声を大にして伝えたい。
その「見通し」の解像度、多分やってみないと永遠に上がらないよ!!!!!
人生で長友佑都に会えるなんて想像できたか?
結婚式前日にトルコまで🇹🇷
トルコまで来るなら時間取れるよ?と言われ
突っ込んだ。
結婚式の前に行っても良いといってくれる妻すごい
ニトリの似鳥会長が自分たちのプロダクトを食べてくれる日が来るなんて想像できたか?
ないないない!
えいやっとスタートすることと、辞めないこと
結局未来を作るのは今行動!しかない。
わからないから、人生は面白い
僕は昔、成功している人たちはみんな
「完璧な計画」を立ててから動いているんだと思っていました。
そして、自分にもそれが必要だと信じていた。
でも今は、むしろ逆だと思っています。
わからないからこそ、人生は面白い。
もし、あらかじめ“正解のルート”が決まっていたとしたら。
どこで何が起きるのかも、どうすれば成功するかも、全部わかっていたとしたら。
そんな人生、きっと退屈すぎる。
何が起きるかわからない。
だから、ワクワクするし、怖くもなる。
そしてその“わからなさ”の中で踏み出した一歩が、
後になって、かけがえのない想い出になる。
最近、ふと気づいたことがあります。
僕たちも、気づけばおじさんになっていたみたいです。
「挑戦しない理由」の引き出しだけが、やけに増えてきた。
リスク、責任、現実。
おじさんになればなるほど、挑戦から遠ざかる理由は増えていく。
でも、もし子どもたちに、
「わからないことに踏み出す勇気を持っていてほしい」と願うなら、
それを一番見せなきゃいけないのは、
僕たち大人なんじゃないかと思う。
だったらやるしかないよな。
わからないままで、かっこよくなくても、不安があっても。
自分の背中で語れるように、もう一歩。
今日も、やってこ精神で乗り越えていくことを宣言しておきたい。
前日夜まで、おっぱいをだせえ!いやだあ!
と妻と戦ったあの日
文字通り身体を張ったキービジュアルは今でも
素敵なビジュアルになりました。
ヒカルさんありがとう!
AIが当たり前になった時代に、何を大切にするか。
気がつけば、AIが当たり前の時代になりました。
もう、知らないことがあれば聞けばいい。
知識や答えは、いつでも瞬時に手に入る時代です。
かつては、「正解に早くたどり着ける人」が“優秀”とされていた。
でも今は、答えを探す力そのものの価値が、どんどん下がっている気がします。
じゃあ、これから大事になるのは何だろう。
僕が子どもたちに願うのは、
“正解がない世界”に夢中になれる人間になってほしい、ということ。
変数が多すぎて、どこにも明確なゴールがない。
誰にも答えの出せないような問い。
そして、やってみるまでわからないようなプロセス。
そんな“不確かで、でも心惹かれる不思議なもの”に対して、
「どう感じたか」「何を信じたか」「どんな風に悔しかったか」。
感情と体験の中に、自分だけの“答え”を見つけてほしい。
きっといつか、僕が10年かけて選んできた判断や道も、 AIが一瞬で「それ、間違ってたね」なんて教えてくれる日が来るかもしれない。
少し寂しくもあるけど。笑
でもそれでいい。
大切なのは、“やってみたからこそ得られた感情や出会い”だから。
仲間とぶつかり合いながら生まれる信頼。
誰にも話せずに妻と二人で泣いた日のこと。
心が動いたあの日々は、僕の中にしかなく、何かと比較するようなものではない。
ジジイになったら、きっと僕はまた、
この10年の話を何度も何度も繰り返して、
妻や仲間たちとビールを飲んで笑ってるんでしょうね。
教科書に載るような偉大な人になれなくても
それが、心から誇らしいと思える人生だったなら、
きっと十分な人生だったと言うと思います。
相棒つきしまや、けーちゃんは私のせいでいろーんな無茶振りをこなしてくれました
私に出会わなければ、もっとスマートな人生だったかもね
でも、想い出はいっぱい!
その方が良いだろ?笑 な?笑
子どもたちへ —— パパからの手紙
いつか、蒼凰と蒼空がこのnoteを読む日が来るかもしれない。
もしその時、二人が何かに悩んでいたら、伝えたいことがある。
どんなに未来がぼんやりしていても、
どんなに不安でいっぱいでも、
「やってみたい」と思ったその気持ちは、君たちだけの宝物だから、信じて進んでいい。
だから、信じて一歩を踏み出してほしい。
誰かに否定されたとしても、自分の感覚を信じていい。
それがどれだけ価値のあることか、大人になればきっとわかる。
君たちの名前には、ちゃんとそんな意味を込めました。
蒼凰と蒼空の「蒼」は、大地に根ざし、広がっていく緑。
凰と空の「凰、空」は、どこまでも広がる未来。
「地に足をつけて、遠い空まで翔ける」——そんな人生を歩んでほしいと願ってつけた名前です。
だから、迷ってもいい。
足が止まっても、まっすぐに悩んでいい。
地を踏みしめた分だけ、人は遠くまで飛べるから。
名前に負けないくらい、でっかく人生を楽しんでね。笑
たくさん地方に行って、現地で野菜を食べたから
野菜が大好きな君たちになったね!
いっつもパパとママのやってみたいに付き合わして
ごめんね!
大好きなジェイソンとサーフィンデビューもしたね!
ままも笑
これからもたくさん、いろんなところに行こうぜ!
最後に
気づけば10年。
思っていたよりも、あっという間でした。
正直、「もっとできたんじゃないか」と思うこともたくさんある。
でも、それでも言えるのは——
毎年、毎日、「自分」を見失わずにやってこれたことが誇りです。
これからも、完璧じゃない未来に向かって、 あいまいな道を、大きな志をもって歩いていきます。
誰かがその背中を見て、 「自分もやってみようかな」と思ってくれたら、 それが何より、嬉しい。
未来は、きっとこれからもぼんやりしている。
でも、だからこそ、人生は面白い。
次の10年も、きっと悩んで、笑って、誰かと歩いて、
そのたびに「また挑戦してよかった」と思える10年にしていきます。
最後に、いつも応援してくださっている皆さまへ。
本当に、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。
想い出いっぱい、これからも頑張ります
前職の社長に10年の報告
変わらず応援してくださる姿に、感謝
がんばるぞーっ!