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【退社エントリー】「運動データを価値あるものに」は永遠に。データ分析部のメンバーが、トップスポーツチームでアナリティクスの価値を発揮すべく、新たな挑戦を始めます
9月末で弊社のデータ分析部で活躍した社員Xさんが退職いたします。弊社での出来事を振り返りながら、今後の挑戦を聞いてみました。
■弊社に入社したきっかけを教えてください
Xさん:私のために、新しく部が創設されました。その熱意に縁を感じた点が大きかったですね。
2023年6月ごろ転職活動でエージェントさんから紹介されて弊社を知りました。スポーツチームでアナリストをしていたこともあり、スポーツに関連すること、アナリストの仕事も副業でやりたかったので副業ができることの2つを重視して活動しており、両方該当した弊社を紹介頂いたのがきっかけです。
当初は営業職で応募していたのですが、選考過程で求人が充足してしまったんです。ただ、私のアナリストやデータ分析経験を友綱さん(弊社代表取締役社長CEOの井上友綱)が評価してくださり、「データ分析部を作るので、データアナリストとして選考を受けてみませんか?」とオファーを受けました。
よくわからなかったので断ろうと思ったのですが、エージェントさんから「候補者1人のために、新たに部を新設するなんて滅多にないから、話だけでも聞いた方がいいよ」と後押しされ、詳しく話を聞くことにいたしました。いざ面談で、体力テストのデータを見て、面白い!と思いました。
前述の通り、スポーツチームでアナリストをしていると、普段接するのは運動能力の高いトップ選手ばかりです。弊社の面談で見せて頂いたデータは、学校の子どもたちの体力テストのデータでした。
そこには、運動能力が高い子どものデータもあれば、そうではない子どものデータもある。これはデータ分析を通じて子どもたちの健康や運動能力向上に良い、科学的フィードバックを届けられるのではないか、可能性と魅力を感じて入社を決めました。
■一番印象に残った経験は何ですか?
Xさん:スピード感が早かったことですね。入社してそこまで時間が経っていない頃だったかと思うのですが、データ分析以外にもプロダクト開発に関わることがありました。高齢者向けのプロダクト開発を検討していた際、私のスポーツ科学の知見を期待され「翌日までに高齢者用に測定した方が良い体力テストの種目を考えてきて欲しい」と言われたことがあります。あれこれ考えたり調べて何とか翌日までに提案をまとめたのですが、私の案がその場で採用になり、プロダクト開発が進み始めました。これまで属していた組織では、費用がかかる意思決定には時間がかかることが通例で、弊社でもそうだと思っていたので、びっくりしたことを今でも覚えています。
■弊社で成長できたと感じる点は何ですか?
Xさん:これまで経験できなかったスキルを2つ獲得できました。1つ目はプログラミングです。入社前もVBAは多少使えましたが、業務上必要だと思ったのでPythonを独学で覚えて、数十万~数百万のビッグデータを加工、分析したり自動化プログラムを書いたりと、できることが圧倒的に増えました。もう1つはドキュメントの力でしょうか。それまで資料作成はほとんどした事がなかったのですが、データ分析は、プログラミングして終わりではなく、分析結果の解釈や提案まで行う必要があるので、自治体・学校向けの提案資料・報告資料に加え、研究資料・学会発表資料など、多くの資料作成を行ったことによって、スキル向上に繋がったと思います。
■一緒に働いたチームや社員との思い出を教えてください
Xさん:思い出深いのは、合宿ですかね。弊社では年に2回社内メンバーで合宿を行っており、体力テストの実施や、事業や組織についてディスカッションをしています。そういったプログラムもそうですが、夜キャンプファイヤーもやってまして、プライベートの事、会社の将来の事とか、あれこれ語り合ったことは忘れられないですね。
■今後の挑戦・目標を教えてください
Xさん:実は、もう一度トップスポーツの現場でアナリストをすることにいたしました。弊社では「運動データを価値あるものに」のパーパスのもとに試行錯誤しながらデータ分析をしてきましたが、退社後もこの考えを大事にしつつ、データ分析を通じて、日本のスポーツ界に貢献、競技レベルを上げるような取り組みをしていきたいと考えております。弊社で経験できたスピード感や、ビッグデータ分析の経験は他では味わえない大変貴重だと思っており、この経験を活かして、入社前ではできなかった価値貢献を日本のスポーツ界全体に行っていきたいと考えております。