■人事一筋で積んできたキャリアを携え、自分の希望に適う会社を求めて、リアルト・ハーツへ転職
ーーリアルト・ハーツ入社までのキャリアについて教えてください。
2007年に社会保険労務士の資格を取得して以降一貫して人事業務に携わり、ベンチャー企業から上場企業まで、さまざまな職場で人事業務を行ってきました。前職からの転職を考えたのは、大手企業のように社保の手続き、給与の業務のみ、という業務の一部に携わるのではなく、もっと人事業務全般に広く携わる方が自分の性に合っていると思ったからです。そして、100名前後の従業員規模の会社をターゲットに転職活動をスタートしました。
ーーリアルト・ハーツ入社の決め手を教えてください。
人事は経営と現場の橋渡し的な役割も求められるので、敬する経営者の下で働くことと人事業務全般に携われることの2つを転職軸にして会社を探していました。リアルト・ハーツの最終面接の際、「どんな社員と働きたいですか」と社長に質問をしてみたところ、「信頼できる人」という答えが返ってきました。
自分の「信頼できる社長の下で働きたい」というビジョンと合致していることを実感し、「この会社で働きたい!」と直感して入社を決めました。
ーー現在、どのような業務を行っていますか。
入社時の希望通り、給与、労務、採用、教育研修など人事業務の全般に関わる仕事を行っています。数年前からは、新入社員の成長支援体制を強化しようということで、入社後のフォローアップ面談(1on1面談)も担当しています。入社後、3か月、6か月、1年のタイミングで、役員でもある上長と一緒に全国の支店をラウンドし、面談をさせてもらっています。この業務を担当してから気づいたのですが、面談にはスキルがとても必要なんですよね。それを学ぼうとキャリアコンサルタントの勉強を始めて、昨年1月に資格も取得しました。
■社員の人柄の良さ、そし社員の働きやすさを実現する福利厚生は会社の魅力
ーーリアルト・ハーツが展開する事業について概要を教えてください。
中古住宅再生事業、新築住宅の販売、土地分譲の3つの事業を展開しています。中古住宅再生事業は、中古住宅を仕入れてリフォームして再販する「リセットハウス」というサービスをご提供しています。今日、空き家問題は社会課題にもなっているので、このリセットハウスの事業は非常に社会貢献性の高いものだと感じています。
そして2つ目の新築住宅販売は、土地や空き家を仕入れ、古くなった家を解体して新しい家を建築します。弊社が建てるのは一般の建売住宅のように類似デザインの住宅ではありません。一軒一軒、その立地にあった家を設計しているため、一般の戸建て住宅よりもデザイン性や機能性に優れクオリティの高い、よりお客様の立場に立った住宅をご提供している点が特徴です。
ーーどんな社風の会社だと思いますか。
社員の人柄が良い!、に尽きますね。人事は基本的に社員に頼みごとをする機会が多いポジションですが、社員によってはスムーズにお願いごとを聞き入れてもらえないなんてこともあるんです。これまでいろいろな会社で人事業務を行ってきましたが、リアルト・ハーツでは誰もが協力的で快諾してくれるんですよ。社員一丸となって人事業務を進められているので、とても助かっています。
ーー福利厚生も充実していると聞きました。具体的にどんな福利厚生があるのか教えてください。
社員旅行、保養施設、時間単位年休、インフルエンザの予防接種、スポーツクラブの利用補助、それから福利厚生ではないかもしれませんが、115日の年間休日などがあります。まず、社員旅行については、今はコロナ禍で自粛していますが、毎年海外旅行へ行っていました。しかも費用は全額会社負担で、現地での行動は各自の自由。この社員旅行の実施には「社員にいろいろな経験値を積ませて、視野を広げてもらいたい」という社長の想いがあり、それをカタチにしている取り組みです。たとえば若手社員の中には、海外旅行未経験の人もいるので、そんな方にとってもこの制度はとてもいい経験になっているようです。
保養施設については会社がフジプレミアムリゾートと提携していて、宿泊費はほぼ会社負担で年に1回利用をすることができます。これは弊社が掲げる「社員と社員の家族の物心両面での幸せを追求する」という企業理念を実現化したものになります。家族との時間を過ごすために多くの社員が利用しています。
そして、時間単位年休制度。弊社の風土の特徴かもしれませんが、元々有給がとても取りやすいんですよ。先日有給取得率を集計したら、なんと91%でした。さらにみなさんが働きやすい職場を作ろうと、2020年に時間単位年休制度を導入しました。1時間単位で取得できるので通院や保護者会など半日休むほどではない用事にとても重宝されています。
インフルエンザ予防接種取は、パートさんも含めてスタッフ全員を対象に会社が全額負担しています。やはり一人でも罹ってしまうと各自の健康だけでなく、業務にも影響が出てしまいますし、強制ではありませんが会社として推奨しています。健康関連としては、スポーツジムの利用もそうですね。社員の健康増進目的で不動産健保組合と提携しているスポーツジムを月2回、会社補助で利用できます。
また、働きやすい環境整備の第二弾として、2021年に年間休日を105日から115日に増やしました。弊社はメリハリをつけて働くことをモットーにしているので、GWや夏季・年末年始休日が長いんですよ。年3回、8日~11日休めるので、旅行や日頃できないことを計画するのを楽しみにしています。あとは、社員に子どもが生まれたときは、人事スタッフが交代で代官山の人気店までベビー服買いに行き、社員のご自宅へ贈るというほっこりする取り組みなんかも行っています。
■社内初、介護休業を取得。家族に寄り添いながら仕事もできる環境が本当にありがたかった
ーー福利厚生が充実していることによって、社員の働きやすさなども影響を与えていますか。
そうですね。社員がより働きやすい環境をつくるための取り組みですから、良い影響は出ているのではないかと思います。年休や休暇については「子どもの運動会に行けるようになってうれしい」という声なども聞きますし、オンとオフのメリハリがついて、より仕事へのモチベーションが上がったという人もいるようです。
また、弊社はパートさん含めて、女性が100%育休制度を利用しており、全員が復職しています。復職したいということは、きっと働きやすいということなんでしょうね。取得者が不在にしている期間は周囲もカバーし合い、必要とあれば期間限定で人材を採用するなど柔軟に対応しています。
ーー安藤さんご自身は、昨年介護休業を取られたとのことですが、取得をしていかがでしたか。
これまで介護休業を取った社員はおらず、私が第1号だったんです。母が癌で余命宣告を受け、限られた時間を家で家族と過ごしたいという母の希望を叶えるため、在宅で介護することを家族全員で決めました。母の容態を伝え、しばらく実家に戻って介護に専念したい気持ちを社長と上司に伝えたところ、お二人とも「今は大切なご家族のそばにいてあげてください」と快く応えてくださり、本当にありがたかったです。休み中に引き継ぎたい仕事をチームメンバーにお願いした他、一部の業務は介護をしながらリモートで行っていました。
一度母の体調が持ち直したタイミングで復職をしましたが、そういったことにも柔軟に会社は対応してくれました。その後、母は亡くなりましたが、24時間そばで母を支えることができる時間を持つことができ、本当に良かったと思っています。介護で離職せざるを得ない人は世の中にたくさんいます。やはり家族は大切ですから、介護と仕事と両立できる環境がある会社はすばらしいですよね。自分が助けてもらった分、これからは業務を通して自分がまわりの方達へ恩返しをしたいと思っています。この経験を通して、自分の中で以前に増してさらに会社を良くしていきたい想いが強くなりました。
■社員が働きやすい職場づくりにさらに力を入れ、若手社員のサポート役として頼られる存在になりたい
ーー社員一人一人の気持ちを尊重し、働きやすい環境を用意してくれる会社ですね。そんなリアルト・ハーツで今後、どのようなキャリアを目指していますか。
これまでの経験、社労士の知識を活かしながら、社員の方がさらに働きやすい職場づくりとともに、若手社員が活躍できるためのサポートをしていきたいと思っています。先程の介護もそうですが、何かあったら一人で抱え込まず一緒に解決できるサポーター役を担える存在になっていきたいです。
ーー今後、どんなメンバーと一緒に働きたいですか。
多様な働き方がある今、家庭を大事にしたい、仕事を頑張りたいなど、人それぞれにいろいろな価値観があると思います。弊社では、そんな自分の価値観を大事にしながら働くことができる環境と風土があるので、自分のやりたいことや想いを実現したい方にぜひ入ってもらえるとうれしいですね。
Twitterもやっているので、ぜひ覗いてみてください!
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