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SIBを取り巻く環境と現在【2024年度版】

ストーリーの閲覧ありがとうございます。

株式会社SIBのエンジニア兼採用担当の武藏です。

今回は弊社を取り巻く環境と、現在の状況について書いていこうと思います📝


目次

  • 【システム開発業界の現状】

  • 【SIBを取り巻く環境】

  • 【SIBの現状】


【システム開発業界の現状】

まずは弊社がいるシステム開発業界についてです💡

私もそうでしたが、正直この業界は外から見た時にどういう状況なのかわかりにくいですよね😕

弊社は未経験者のみ採用しようとしているので、このあたりを説明していこうと思います。


◎DXとかいう風潮

 私は「なんとなく面白そう」で2020年にこの業界に入ったので、「DX」というワードが世の中を動かそうとしているということも正直知りませんでした。採用をやるようになって多くの方の職務経歴書などを読むようになって「DXに貢献したい」「DX化に感銘を受けて」という言葉が浸透してきているなと感じています。

 では、そもそも「DX」とは?🤔

 少し前まで弊社の代表や、後述するグループ会社の経営層と話をする際に「そもそも何なの?」という話をよくしていました。結局は形の無い言葉と行きつきましたが皆さんにはもう少し説明しようと思います。

 DXとは、「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、もともとは「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」とされています。その中でも近年では「社会の根本的な変化に対して、既成概念の破壊を伴いながら新たな価値を創出するための改革がデジタル・トランスフォーメーション」と言われるようになっています。

参考:総務省HP

 つまり、「○○のサービスを使うようになって、社内事務が電子化された」とか「チャットボットで簡単なQAができる」「生成AIで画像が作れる」などということでは無いようです。私たちシステムエンジニアが「DX」という時はもっと大きな世界でものを見る必要があるようです👀

(以下、私の勝手なイメージ)


◎SIBのDXへのかかわり方

では、前述したDXに弊社がどのようにかかわっているのか?

 私たちはシステムエンジニアとしてユーザー企業のシステム開発に取り組んでいます。DX前でいうところの「デジタライゼーション」や「デジタイゼーション」あたりを仕事としています。(この辺の2つは省略します…)個別の企業が業務をスムーズに進めるためのシステムや、業界団体が取り仕切るためのシステムなんかも触れることがあります。ですが、それらは本来の意味でのDXではないようです🤔

 本来の意味でのDXだと、SIBが長く仕事をさせていただいている某卸会社様の案件がわかりやすいです。具体的な内容は伏せますが、会社・業界を横断したプラットフォームを整備し物流業界が直面している課題を乗り越えるための準備をされています。これは社会全体の変化に対してシステムを使って対応しよりよい社会の姿を目指す活動ととらえています。そのほかにも飲料メーカー様ではSociety 5.0を見据えたシステム開発に着手していて、その第1歩となるプロジェクトで私も協力させていただいています🌏

 上記の2例以外でも様々なプロジェクトに参画しています。弊社としてはユーザー様の描く未来を実現するため、特定のものにこだわって扱っていることはありません。プロジェクト内で概念検証と呼ばれるフェーズで技術検証し、実現可能であればユーザーの希望に合わせることが「ビジネス」ととらえれてるからです。クラウドであればAWSでもAzureでもなんでもいいですし、パッケージやツール・言語も小さなものととらえています。(もちろん理解しているというのは重要なことです)

 Wantedlyに限らず、採用活動をしていると「○○を使った開発をしたい~」「××の経験が長く、今後もやっていきたい」と見ることがあるのですが、そういった細かいことに囚われたままでは「ユーザーの理想とする姿を実現するお手伝い」ができないと考えています😢

【SIBを取り巻く環境】

 ここまで社会全体の話や、なんか大それた事をつらつらと書いてきました。きっとSIBに所属していない世界線の私がこれを読んでいたら「大層な書いてるけど名前も聞かないような会社がそんなことできるの?」と思っていると思います。通常であればSIBの企業規模であればただの3次・4次請けSES企業なので妥当な感想だと思います😕

 実はSIBにはグループ会社があります。もともとはとある会社の社長が「システムが業務を支えていく社会で、同じ志と経営マインドを持った人がより多く集まるグループがあれば大きな力を発揮できる」と考えたところから始まっています。そのグループ会社が2024年からホールディングスとして機能し始めました。ホールディングスが窓口として契約した作成請負契約(受託開発)を実働部隊として開発していく体制が作られてきています。会社として責任を持った開発をして適正利益を上げることができるようになっていきます。(ホールディングスとSIBの契約は必ずしも作成請負契約ではありませんが、高単価契約。)

 営業的な部分だけでなくホールディングス内には対応工数のかかる新卒採用と開発支援人材を持つ会社や、新人エンジニア研修を専門とする会社も存在します。高難易度のプロジェクトの場合は経験豊富なエンジニアを提供してくれる会社もあり、グループがシステム開発集団として機能できるような形が作られています😯

 SIBとしてはグループ会社とは別で信頼いただいている取引先様とも仕事を続けていき、ナレッジを共有して双方がより良い仕事ができるようにしていこうと考えています🤝

【SIBの現状】

 システム開発業界やグループ会社について書いてきたところで、SIBがどういう状態なのかを書いていこうと思います📝

 会社ページに記載している内容もありますが、弊社は現在成長期を迎えています。ここまでに記載した流れで実際に開発を担当できるような会社規模を持つために採用強化や会社基盤を整備しています🧰

 これまでは比較的牧歌的に経営していたこともあり、エンジニアとしては優秀な人が在籍していますが人数はまだまだ足りていません。また、採用担当が代表のみだったので似たようなタイプの人が多いのも現実です😢

 今は私が採用担当となったので、会社として様々な経歴やパーソナリティを持っている人を集めていこうと思っています。(もともとtoCの営業職だったのでいろんな人を見てきた結果、たくさんの考え方が混ざった方がよい組織になると思っています💡)

 会社としてもまだまだ整備しないといけないところが残っていますが、代表や私・ほかの幹部メンバーをはじめとして新入社員の意見も取り入れつつ良い会社にしていこうとしています。社風としては年功序列よりも「フラットに提案に対してみんなで検討して進めていく」といった感じです。

 私が入社した2020年以降は、代表がほぼ一人で採用~教育していたので限界がありましたが今は体制がかなり整ってきました。これまではなかなか受け入れできなかった人も採用して働いてもらえるようになっていると感じています。未経験のみ募集としている理由はあるのですが、それはまた別の機会に書ければと思います。

 技術職のイメージが強く未経験からの挑戦はハードルが高いかもしれませんが、私みたいな文系出身・業界業種未経験・事前学習ゼロでも現場で評価をもらえています。皆さんのシステムエンジニアへの挑戦心からお待ちしております😆

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