今回は、営業職を経験した後に現在は購買課でお仕事をされている、米本奈津子さんにお話を伺いました。大学生の私が「営業職」について具体的なイメージを持って知ることや女性目線から見た岸保産業を知ることを目標に行ったインタビュー、ぜひご覧ください!
<目次>
1.自己紹介
2.業務紹介
3.岸保産業の営業職の感想
4.なぜ岸保産業の営業職への就職を決めたのか
5.「女性として」の働きやすさや福利厚生
6.もっと女性が増えて欲しい?
7.岸保産業のおすすめポイント
8.メッセージ
1.自己紹介をお願いします!(岸保産業に入社する前のキャリアや現在の家庭状況など)
米本奈津子といいます!実は大学には行っておらず、中学卒業後2~3年働いた後、18歳で友人の誘いをきっかけにアルバイトを始めた飲食店で20歳から正社員となり、21歳から27歳までそこで店長をしていました。その間に通信制高校を卒業し、現職に転職するタイミングで結婚しています。
2.岸保産業の営業職の実際(勤務時間や仕事内容)を教えてください!
勤務時間は8:55~17:45、朝礼のあとは受注や問い合わせの対応を行っています。15:00までに受付した注文は、基本的に当日に出荷しています。また、月に一度、数日から一週間くらいの出張があります。私は担当が近郊だったので2泊3日で三重・岐阜・和歌山などに出張していました!それ以外の日は電話やメールなどで新商品の紹介だったり、お客様が求めている商品を探したりの営業活動を行ったりしています。
私にとって「営業」って車でお客様のもとを回るような、オフィスで座っている時間が短いイメージがあるんですが、オフィスで受注や問い合わせの対応をすることがメインなんですね!
営業って大きく2タイプあって、1つがそのように車とかで回って新規のお客様を獲得する営業と、もう一つはルート営業といって、既に取引をしているお客様に対して、新商品の案内や、お客様のニーズに合った商品を提案・紹介する営業があります。岸保産業は後者です。
3.実際に営業職を行って、楽しかったことや大変だったことはありますか?
前職の飲食店って、お客様が来て初めて何かができる、どちらかと言えば「待つ営業」だったんですね。だから、なかなかこちらからアクションを起こすのって難しくて・・・でも、営業職は自分からアクションを起こしてそれが成果になりやすいので、そこが楽しいなと思います。
一方、厨房用品を扱う専門商社は全国で数社しかなく、女性の営業マンってかなり少ないので、お客様にとっても珍しいんですね。なので、「あ、女性なんだ」みたいな目線を感じてしまうことはありました。
4.もともと営業職を希望して就職活動をされていたんですか?また、岸保産業に就職を決めた理由はありますか?
前職を辞めたときは一般事務を希望していました。でも、「飲食店での経験が活きるから営業職はどうか」と勧められたことがあって。それをきっかけに営業職も転職サイトなどから探すようになりました。
もちろん何社か面接とか受けていたんですけど、岸保産業はお話させて頂いたときの会社の雰囲気がすごく印象に残ったこと、あと、前職である「食」に関係するアイテムを扱う会社だったことも大きいです!
5.就職をきめるうえで「女性として」の福利厚生などは気にしていましたか?
私結構仕事が好きなタイプで(笑) 結婚はしたけど仕事は普通にしていたいし、主人もそれを理解してくれているので、特に大きく考えていなかったかもしれません。
でも、実際入社してみると、岸保産業は女性が働きやすいなと感じます。育休や産休の制度はもちろん、出産後のお子さんがいる女性で時短勤務をされている方もいらっしゃいます!
6.岸保産業・営業職にもっと女性が増えたらいいな、と感じることはありますか?
もちろんすべて男女で区別するわけではないけれど、良くも悪くも女性のほうが細かいところに気が付きやすいのかな、と思っています。営業職だと、気配りやレスポンスの速さとか。また、岸保産業のカタログ作成に携わったことがありましたが、見やすさなどは男女でアプローチというか、目線が異なるなって感じたときがありました。なので、どっちのアプローチもあることが必要だと思います。
私がこれまで他の方からも含めてお話を聞くなかでも、営業って女性も全然できるしコミュニケーションなど向いている部分もたくさんあるなと感じるのですが、やはり女性の営業マンがなかなか増えない理由って何だと思われますか?
やはりどうしても月1で遠方に出張に行かなければならないので、家庭やお子さんがいるとそこは大きな懸念になってしまうのだと思います。
7.営業職でも、女性に向けてでも、全体的にでも何でも大丈夫なんですが、岸保産業のおすすめポイントとかあったらお聞きしたいです!
例えば、入社して営業を担当することになっても、そこから別の部署にチャレンジする機会がかなり多いなと感じます。会社の利益に繋がることであれば、社員に対して「やってみよう!」と後押ししてくれる環境です!例えば私も、お客様に商品を販売する営業職を経験した後に、今は購買課として岸保産業の社内倉庫の商品の在庫管理をしたり、メーカーと
交渉して商品の仕入を行っています。
お客様に商品を販売する立場と、その前の段階で社内の在庫を管理する立場の両方を経験されているんですね!個人的にどちらが楽しい・好きとかありますか?
う~ん、私はどっちも好きかなあ(笑) 営業で売るのも好きですし、購買で発注すべき個数などを見定めてアプローチするのも好きです。どちらも、どうやったらお客さんに売れるのかを考えるのが楽しくて。
どっちも経験しているからこそわかることや考えられることなどはありますか?
営業していたときは、「もっとたくさん発注して倉庫に置いておけばいいのに」と思うこともありました。でも、購買課で在庫を管理する立場になってみると、売れない在庫(=不良在庫)ってお金にならないから出来る限り避けるべきで。だから、営業の子が「もっと置かないんですか~?」って言ってくる気持ちもすごくわかるけど、私の判断でお断りすることもあります。
米本さんのように営業から別の部署に挑戦するチャンスがあるというのは、多様な視点が持てることで、個人にとっても会社にとっても大切で素敵なことなのだと感じることができました!
8.今後やってみたい業務内容などはありますか?
先程少しお話したカタログについて、自分がリーダーとして作ってみたいという気持ちがあります。それを使って、営業マンがしっかり商品を売れるようなカタログを作りたいです!
ちなみに、前職も食に携わるお仕事だったと思うのですが、そこはこだわられてますか?
食はたまたま共通しているもので、こだわりとかではないです!(笑)私は「対人」の仕事が好きで、営業だったらお客様、購買だったら仕入れ先様といったようにコミュニケーションをする仕事がしたいと強く感じています。
9.最後に、大学生や、就職活動をしている人にメッセージお願いします!
仕事をするうえで、楽しみが見出せるかどうかを私はすごく大切にしています。もちろんプライベートの充実も大切だけど、やっぱり仕事って1日のなかですごく長い時間するものだから!
ありがとうございました!