学生時代に触れたプログラミングの楽しさが忘れられず、営業や電気工事の仕事を経て、もう一度「開発がしたい」とITエンジニアの道へ。自ら学び直して飛び込んだ新しい環境で、Yokoeさんは着実にスキルを磨き、いまでは自社プロダクトの開発やAI分野にも挑戦しています。「とにかく毎日が楽しい」。その言葉の裏には、過去にやりたいことができなかった悔しさと、それを乗り越えてきた実感がありました。
ゼロからの挑戦だったJavaScript。成長の実感が日々の原動力になっている
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――現在担当されている業務について教えてください。
今は主に「365 Alert」というMicrosoft 365向けのクラウド型メール誤送信防止サービスの開発を担当しています。具体的には、AIによる送信チェック機能などを担当していて、OutlookのWeb版やスマホでもポップアップで警告が出るような仕組みを開発しています。
以前は「WISE Print Plus」という、印刷ログとイメージを保存して情報漏えいを防ぐツールにも関わっていました。単体テストの作成を担当したのですが、プロダクトの品質向上を担うポジションにやりがいを感じましたね。
プロダクト開発部門でのテストや検証の技術支援を行うほか、横断的な改善活動を進める「委員会活動」にも参加しています。委員会では、技術的なスキルアップや業務改善、社内勉強会の開催など、開発組織全体をより良くしていく取り組みを行っています。
――普段はどんな技術に触れていますか?
使っているのは、PythonやJavaScript、あとはReactやPlaywrightなどのライブラリです。入社するまではJavaScriptにまったく触れたことがなかったんですが、入社後に1から学んで、だいぶ使えるようになりました。こうやって、新しい技術に触れて、自分がアップデートされていく感覚がすごく楽しいんです。
学生時代に芽生えた興味が、社会人になって再燃した
――ITに興味を持ったきっかけは?
学生時代にプログラミングを学んだことがあって、もともと「ものづくり」が好きだったんです。でも、卒業後は映像・音響システムの営業や電気工事の仕事に就いて、開発とはまったく違う仕事をしていました。
それでも、「やっぱり自分は開発がしたい」という気持ちがずっと心の中にあって。社会人経験を経てからその思いが再燃し、転職活動を決意しました。エンジニアとしてやっていくために、独学でプログラミングを学び直しながら第二新卒として転職活動をして、エアーに入社しました。
――当時は不安もありましたか?
当然ありました。「実務経験がない自分にできるのか」とか、「未経験OKって書いてあっても実際は違うんじゃ…」とか。でも、エアーでは自分の“これから”を見てくれて、「一緒にやっていこう」と言ってもらえたのが本当にうれしかったですね。
――多くあるIT企業の中でエアーを選んだ理由について教えてください。
転職活動中、ITエンジニア転職に特化したプラットフォームでエアーを見つけました。当時はIT企業の多くが「海外進出」か「AI活用」のどちらかに力を入れていた印象だったんですが、エアーは両方に取り組んでいたんですよね。そこに魅力を感じて応募しました。
入社前は「セキュリティソフトの会社って、堅そうだな」と思ってたんですけど、実際はすごくやわらかい雰囲気で。みなさん優しくて、協調性のある人が多いなと感じています。
知らないことに挑戦できるのが、この仕事の面白さ
――仕事の中で、特に楽しいと感じるのはどんなところですか?
新しいことを学んで自分が成長しているなと実感できる瞬間ですね。「知らなかったことを知れる」「できなかったことができるようになる」って、すごくうれしいじゃないですか。それが日々の仕事の中で味わえるので、本当に楽しいです。
――逆に、難しさを感じる場面はありますか?
学びたいことがたくさんあるので、勉強の時間がなかなか取れないところですね。「これも調べたい」「あれも試してみたい」と思うんですけど、どうしても時間が足りなくて……。でも、そう思えるくらいこの仕事が面白いんだと思います。
――自分の成長を感じる瞬間はありますか?
新しいプログラミング言語を覚えたり、ツールの理解が深まったりすると、「前よりできるようになってるな」と思いますね。「自分はちゃんと前に進んでるんだな」と思えて、次の挑戦へのモチベーションになります。
「やってみたい」を応援してくれる環境がありがたい
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――エアーで働く環境について、どんな印象を持っていますか?
一言でいうと、「チャレンジさせてもらえる環境」ですね。やってみたいと思ったことに対して、「いいね、やってみよう」と言ってもらえるのは、とてもありがたいです。
働き方としては、週に1〜2日は在宅で、それ以外は出社しています。エアーは週4日で在宅勤務をしている人が多いんですけど、僕はけっこう出社が好きなので、あえてそのくらいのペースで働いています。
――どんなチームを理想とされていますか?
一人ひとりが熱意を持って、楽しみながら仕事をしているチームがいいですね。誰かだけが突っ走っても続かないと思っていて、全員が一緒に熱量を持てるチームが理想です。
あと、疑問に思ったことを調べたり、試してみたりするのってすごく大事だと思っているんですが、そういう姿勢を大切にしてくれるチームがいいなと思います。「それ関係ないから」と突っぱねられたら、ちょっと悲しいですから。
「開発がしたいのにできていない」そんな人にこそ、伝えたい
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――今後、エアーでどんなことを目指していますか?
いまの目標は、「自分から動けるエンジニア」になることです。言われたことをやるだけでなく、「こうしたほうがいい」と思ったら自分から提案して実行する。たとえば、AIを活用した業務改善や、便利なツールの導入などもその一つです。最近はGitHub Copilotやプロンプト設計の勉強もしています。変化を恐れず、どんどん挑戦していきたいですね。
――最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
僕自身、「開発がしたいけど、今の仕事ではできていない」という状況に悩んでいた時期がありました。だからこそ、同じように悩んでいる人の気持ちはよく分かります。
エアーは、努力をちゃんと見てくれて、「やってみたい」「学びたい」という気持ちを後押ししてくれる会社です。一歩踏み出すことで、想像以上に道が開けることもあると思います。そんな思いを持った人と、一緒に働けたらうれしいですね。
▼エアーで、自分らしいエンジニアライフを始めてみませんか?
未経験で飛び込んだITの世界。最初はわからないことだらけでも、少しずつ前に進めば、気づけば「いまが一番楽しい」と思える毎日が待っているかもしれません。「このままでいいのかな」「もっと成長できる環境に行きたい」──そんな気持ちがあるなら、エアーはきっとその背中を押してくれる場所です。新しいことに挑戦したい気持ちを、大切にしてみてください。その一歩が、大きな変化につながるはずです。
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26年度卒新卒採用