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こんにちは!セブンデックスでキャリアアドバイザーをしています、岡本です。
今回は女性のキャリアを考えるにあたって必ずぶち当たる「ライフスタイルとのバランス」について書いてみようと思います。
私がこの題材でnoteを書きたいと思った理由
今回このテーマでnoteを書こうと思ったのは、お恥ずかしながらこれまで自分が女性であることがキャリアの足枷になると実感したことがなく、そのときになったら考えれば良いか!と思っていたのですが、周りが結婚や出産をし始めてキャリアについての悩みを聞く機会が増えたこと、またキャリアアドバイザーになって女性が自分のライフスタイルを大事にしつつキャリアを築くことの難しさを感じる機会が増えたことで、キャリアとライフスタイルのバランスはどうしたら保つことができるのか、そもそも保てるのかを考えるようになったからです。
そして私のように結婚や妊娠、出産というライフイベントを考えるタイミングになって初めてキャリアについて考える女性も多いのではないかと思い、そういったタイミングが訪れる前にこのnoteを読んでいただき将来のことを考えるきっかけにしていただきたいと思ったからです。
まだまだ女性のキャリアについての考えはひよっこですが、私なりの解を出していますのでご一読いただければ幸いです。
※女性の社会進出に関する内容は書籍やテレビで多数取り上げられているので、このnoteではキャリアとライフスタイルの両立を考える渦中の一女性として考えを述べようと思います。
そもそもライフスタイルとは
〘名〙 (life-style) 生活の様式・仕方。また、人生観・価値観・習慣などを含めた個人の生き方。
ライフスタイルはどのように考えていくのか
私は「個人の生き方」がライフスタイルだとした時、まず考えるべきは、どう生きていきたいか、何を大事にしたいか、そういった理想の状況が日常生活に反映された時具体的にどういった状況になっていているのか、そのために何をするか。だと思っています。この考えにおけるライフスタイルの中には仕事とそれ以外に人生において大事にしたいことがすべて入っています。つまり私の結論としては、仕事とそれ以外の私生活どちらか一方を捨てる必要はない。ただし、全てを同じだけ手に入れるのは難しいので、理想状態を時間軸で整理し、優先順位をつける必要はあると考えています。したがって、下記のように理想を描く際には自分のライフバランスは何によって構成されていて、いつまでにそのバランスを保ちたいのか整理すべきなのでは?と思います。
・キャリアとライフバランスの両立は相反するものではない
・ライフバランスの構成要素の1つにキャリアがある
・したがってまずは自分が理想とする生き方を書き出してみる
・その生き方を構成する要素をさらに分解する
・それらの要素をいつまでにどういったバランスにしていきたいか1,3,5,10年後で考える
・そのバランスを作っていくためにどういった行動が必要か整理する
もちろん、理想通りにいかないことも多くあると思いますが、見立てを立ててそこに向けて準備することが重要であると思います。例えば、求職者の方からこんなご相談を多く受けます。
・パートナーと役割分担をしているがそれでも子どもの送り迎えなどで時短勤務をしなければいけない。新しい職場でいきなり時短勤務となると求人数も少ないので職場が見つかるか不安です。
確かにそういった条件を踏まえた求人は他の求人に比べて多くはありません。不安になるのも当然です。したがってここで大事なのは、早い段階で結婚、出産後などに自分が戻りやすい場所、スキル・経験を手に入れておくことだと思います。例えば営業で実績を残した経験があれば、営業のアシスタントなど時短勤務がしやすい職種で求人を探すことができますし、マーケティングの知見があればリモートワークでお迎えの時間に融通を効かせやすくなります。少ない求人を見つけ、その中で選考の通過率を上げるには事前の準備が重要なのです。
女性が一人の人間としてライフスタイルを考える難しさ〜「女性」という条件は後付けて考える〜
とはいえ、ここまでの話は理想論で気づいたら私も含め多くの人が女性の人生について考える際に「女性だから」という条件を過度に意識してしまっているように感じています。そういった状況の中で私なりに思ったのは、女性だからではなく一人の人間として何をしたいかを先に考えないと気づいたら自分の人生を生きれなくなってしまう気がする。それってなんだか悲しくない?ということです。こう考えるようになったのは、最近改めて性別関係なく、自分が個人としてどう生きたいかが人生を考える上で先にあることが生きていく中で重要だと思ったからです。
過去を振り返ってみると、私は女子中〜女子大と10年間女性だけの世界で生きてきたのですが、その期間女性だからこれができない!と思ったことは一度もなかったし、そもそも女性だから男性だからと性別を前提に考えて何かを行動したことがありませんでした。
ですが、社会人になって初めて結婚やご出産をされる先輩たちを身近に持ち、お子さんのお迎えで思うように働けない女性や、それによって出世することは諦めてとりあえず雇ってくれればどこでもいいやと思う女性を見て、自分もいつかキャリアを中断しなければいけないかもしれない、そうなるのもしょうがないと思うようになりました。実際現在ご支援をさせていただいている女性求職者の方にもこういった考えを持って転職のご相談をされる方が多くいらっしゃいます。
でも本当にそうなのでしょうか。能力や経験を持った女性はたくさんいます。無意識に女性という条件に縛られ、その条件ありきで自分の人生を考えるようになってしまい、そしてそのまま新しいライフステージに飲まれていってしまうから、結果として現実をまっとうすることに精一杯になって完全に諦めてしまうのではないのでしょうか。だから女性だから立ちはだかる壁に関しては個人としての理想状態を描いた上で考慮事項として考えるべきなのです。
最後に
このnoteを読まれた方の中には、まだ大きなライフイベントを経てないあなたに何が分かるんだ、綺麗事じゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際、私もまだ見えてないことが多く未熟です。
ですが、私は綺麗事だとしても性別関係なく全ての人が一人の人間として自分の人生をどうしたいか自分で決めて、自分に期待をして生きていって欲しいと思っています。そういった未来を作るために、人口の半分程度いる女性のライフスタイルとキャリアを変えていくことが社会全体の価値観や行動を良い意味で変えていき、ひいては日本の経済成長にも寄与すると信じています。
セブンデックスではただの転職支援ではく、求職者の方が今後どういった人生を過ごされたいかを踏まえご支援をさせていただいております。転職に悩まれた際にはぜひお気軽にご連絡ください。
https://goal-s.jp/
APPENDIX
私自身は個人の生き方として「自分の気持ちに素直でいたい。そして、やりたいときにやりたいことができる。欲しい時に欲しいものに手を伸ばせる生き方をしていきたい。」と思っています。この生き方をしていくために、この1年間はセブンデックスの新規事業で毎月コンスタントに売り上げを上げ、売り上げを上げる仕組みや組織としての体制を整えることに時間を使おうと思っています。そしてプライベートの軸としては35歳くらいまでには結婚と出産ができたらとは思っていますが、そこに向かっての細かい理想像は1年後に立てることにしています。なぜなら、今仕事の優先順位をライフスタイルバランスの最優先事項にすることが私がこれから得たい結婚や出産、その後のキャリア再開において意味があると考えているからです。
私も頑張るので、一緒に自分がしたい生き方に向けて走っていきましょう。
【引用元mote】https://note.com/tasty_knot719/n/n7821c6d86baf?magazine_key=me42c547e0d93