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はじめに
株式会社セブンデックス HRソリューション事業部の宝来です。
2023年11月からインターンとして働き、2025年4月に新卒で正社員として入社しました。
今回は、入社前の自分へオファーレターを送る形で、
入社前の自分を思い出しながら、「セブンデックスに入社したい」「セブンデックスという会社を知りたい」という人に向けて書きたいと思います。
僕という人間について
学生時代は(今でもそうだが)、とにかく口だけは大きいことを言う人間だった。
「ビックマウス」と周りに言われながら、自分はそうだとあまり自覚していない。
周りから言われすぎて、最近自覚した側面もあるが、いまだに現実を直視するのがあまり好きでない。
だから、将来は最新テクノロジーと新しい思想の掛け合わせで、
「時代の典型」となるような事業を作り、もっと人が自分の情熱によって生きられる世界にしたい。と考えている。
学生起業の経験
ビックマウスだけでなく、実現しようと動いたこともある。
私自身、海外留学の経験があったため、
同一民族で閉鎖的な日本だからこそ、海外へ出ることの大切さを感じていた。
全く違う価値観を持つ人がいる環境に身を置くことで、相対的な比較の中で自己理解が進み、
人が自分の情熱やその人にしかない強みを見つけるきっかけになると考えていた。
その経験から、留学業界をDXし、
「もっと気軽に、安く、簡単に留学へ踏み出せる環境をつくりたい」と考えるようになった。
その実現手段として、留学版ブッキングドットコムの様なサービスを考えていた。
実際に、プログラミングを学びながらMVPを作り、留学エージェントや語学学校に営業をかけてサイト掲載をお願いする中で、
実際に僕たちの未来に共感して、協力してくれる企業を集めることができた。
何もない僕たちの相談を乗ってくれたり、ご飯に連れて行ってくれて、「どうなるかわからないけど、とりあえず協力するよ。」と言ってくれた企業様もいた。
何もないところから模索し続け、小さな成功を積み重ねていくことはすごく楽しかった。
敗北を知った日
しかし、集客の壁がずっと突破できずに、資金調達した方が良いと思ったタイミングで、覚悟を決めきれずに辞めることになった。
手伝ってくれた仲間や、応援してくれていた大人の力になれず不甲斐ない思いだった。
僕に残ったのは学生起業をしているという事実から生まれる無駄なプライドだけだった。
振り返ると、自分の描いた未来を形にする力も、最後までやり切る覚悟も足りていなかった。
覚悟が持てなかったのは、自身の創りたい未来(Why)に対して、その手段である事業(What/How)への確信が持てなかったからだと考えた。
だからこそ、一度地に足をつけ、Whyを実現する力を磨きながら、さまざまなビジネスに触れる中で、自分が確信を持てるドメインを見つける必要があると感じ、就職活動をすることを決意した。
就活時代
そんな自分の弱さを徹底的に叩き直し、強みをさらに伸ばすために、僕は就職活動で次の軸を置いて会社を探していた。
①意思決定の回数が積める環境
人生の中で自分で意思決定をした回数は、そのまま自己効力感につながり、最終的には事業への確信を生むと考えていた。
だからこそ、意思決定の回数が圧倒的に積める環境を大事にしていた。
具体的には、
「会社の成長率が高いこと」
「若手を抜擢するカルチャーがあること」
この2点が意思決定の回数が積める会社なのではないかと考えた。
②人や組織に携われること
大学時代の先輩や留学先での仲間との出会いが、僕の人生を大きく変えた。
その原体験から、人や組織に直接関わり、個人の情熱や強みを引き出してあげられる人間になりたいと思っていた。
そのため、人材紹介や組織人事コンサルなどの人材事業を主軸にしている会社、あるいは組織全体のエンゲージメントが高く、マネージャーに高い水準が求められる環境を志望していた。
③未知領域への挑戦をしている会社
僕自身、時代の典型となるような事業を創りたいと考えていることから、
既存産業を最適化するだけでなく、まだ世の中に存在していない事業を作り、世の中の概念を覆すような挑戦をしている会社で働きたいと考えていた。
こうした就活軸から、僕が見ていたのは、SaaS・AI・Web3などの最先端を走るスタートアップやメガベンチャー、あるいは人材紹介や組織人事コンサルを主軸とする会社だった。
勝ち馬に乗る or 勝ち馬を作る
最終的に大手からメガベンチャー、スタートアップなど、すでに資金力も成長率も十分な複数社から内定をいただいた。
意思決定する上で直面したのが、「勝ち馬に乗るのか。それとも勝ち馬を作る側に回るのか」という問いだった。
前提、僕は成功は偏在すると考えている。
かつてリクルートやインテリジェンスから多くの経営者が生まれたように、勝ち馬には優秀な人材が集まり、互いに切磋琢磨することで、周辺にいた人が成功するケースをよくみる。
ペイパルマフィアとかも同じような感じだと思う。
だからこそ僕も、リクルートやDeNAのように優秀な仲間が集う会社に入り、「強い仲間を引き抜いて、すぐ辞めよう。」そんなことを考えていた。
「勝ち馬に乗る」ことで環境の追い風を借りながら伸びていくことが正攻法だと思っていた。
なぜセブンデックスを選んだのか
入社式の写真
しかし、最終的には「勝ち馬に乗る」のではなく「勝ち馬を作る側」に行くことを選んだ。
シンプルに
「勝ち馬に乗るより、勝ち馬を作る側に立つほうが、価値が高く、面白い。」
と感じたからだ。
その上でセブンデックスを選んだ理由は2つある。
- 勝ち馬になり、時代を席巻しているイメージが持てたこと。
- セブンデックスで働く自分が好きだったこと。
- 打席の数、意思決定を積める数がえぐいこと。
勝ち馬になれる会社だと確信している。
会社が成功するかどうかは、代表の視座や熱量が全てを左右すると考えている。
セブンデックスの代表は、語ることは壮大にも関わらず、目先でやっていることはとにかく泥臭い。
誰よりも暑苦しく、愚直で、信念に真っ直ぐなのだ。
その姿をみていると、
「なんかよくわからないけど、うまくいきそう。」
っていう匂いがプンプンした。
うまく言語化できず恐縮なのだが、選考を受けていただいたらわかるだろう。
もしこの記事を読んでいる人がセブンデックスの選考を受けるなら、きっと同じ空気を感じるはずだ。
言葉よりも、空気で感じていただきたい。
とにかく働くことが楽しい。一緒に働く仲間が最高。
僕は学生の頃から、何にでものめり込んでしまうタイプだった。
その熱量のせいで「暑苦しい」「意識高い」と揶揄されることも多く、
周囲との温度差に戸惑い、自分の熱さを素直に出し切れないことにもやもやしていた。
けれど、セブンデックスに入社すると、
ここには、僕の熱量なんてアリンコのうんちに見えるほど、本気で仕事に向き合う人たちがいる。
むしろ、熱中していないことの方が浮く感覚がある。
社内のどこかで、いつも誰かの炎が燃えている。
そのおかげで、落ち込む日や気分が乗らない日があったとしても、
知らぬ間に熱量が伝播されて、また燃え上がった状態で仕事している。
日々悪戦苦闘しながらも、自分の熱量を存分に解き放ち、仲間とその熱量をぶつけ合えるこの環境にいる自分が、心の底から好きだと思えている。
打席の数、意思決定を積める数がえぐい。
セブンデックスに飛び込んでまず驚いたのは、打席にたつ機会の多さが桁違いだということだった。
意思決定の回数が桁違いで、毎日が本番の試合の連続である。
その背景にあるのは、代表の「人を信じる力」だと思う。
できるかどうかより、「やりたいかどうか」を見て任せてくれる。全面に任されすぎて逆に不安になるほどだ。
インターン生だった僕に最初に振られた仕事は、LP制作だった。
Figmaも触れない、LPのLの字も知らない。それでも任せていただいた。
もちろん丸投げではなく、
考え方や必要な知識など、定期的MTGを組む上でフォローしてもらいながら、
意思決定そのものは自分で行う、というスタイルだ。
そこからの約1年間は、SEOメディアの立ち上げ、企業開拓、ISの立ち上げ、エージェント新領域の立ち上げ、インフルエンサーマーケティング立ち上げなどを経験させてもらった。
恥ずかしい話だが、僕自身、エージェント新領域の立ち上げを任せていただく上で、数百万円の広告予算を溶かした。
普通なら飛ばされてもおかしくない状況だが、それでもいまだに打席に立つ機会をいただいている。
実際、セブンデックスには
「挑戦した敗者にはセカンドチャンスを与える。」
というステートメントがある。
今はまだ失敗することの方が多いが、このステートメントに支えられながら、エッジの効いた挑戦を積み重ね、ホームランを打つまで走り続けるつもりだ。
入社前の自分へ
自己確信ばかりが先走り、地に足がつかずに空回りしていたあの頃の自分へ。
いまの僕は、未来を形にする力の正体が、派手な一歩ではなく、愚直な積み重ねにあることを、毎日の仕事の中で深く理解し始めています。
まだ「勝ち馬を作り、時代の典型となる事業を生み出す」存在にはほど遠いけれど、
セブンデックスのカルチャーと仲間たちに支えられながら、
その入口に立てている実感が確かにあります。
かっこよく見える選択や、耳障りのいい言葉に惑わされる必要はない。
ここには、本質的で重要なことを真正面から学べる環境があります。
今見ている景色を信じて、そのまま飛び込んできてください。
【引用元note】「勝ち馬に乗るか、勝ち馬を作るか。」_僕が新卒でセブンデックスを選んだ理由。|Gaku Horai